ドラッグ・ウォー 毒戦(ネタバレ)
ドラッグ・ウォー 毒戦
原題:毒戦 Drug War
2013/香港、中国 上映時間106分
監督・製作・脚本:ジョニー・トー
製作・脚本:ワイ・ガーファイ
製作総指揮:リウ・ヤンミン、グ・グオキン
脚本:ヤウ・ナイホイ、リケール・チャン、ユ・スィ
撮影:デビッド・リチャードソン
音楽:グザビエ・ジャモー
出演:ルイス・クー、スン・ホンレイ、クリスタル・ホアン、ウォレス・チョン、ラム・シュー、ラム・カートン、ミシェル・イェ、ロー・ホイパン、チョン・シウファイ、バーグ・ウー、フィリップ・キョン、グォ・タォ、リー・チン
パンフレット:★★★(600円/もう少し記事があっても良いような、作ってくれただけありがたいような…)
(あらすじ)
中国・津海にあるコカイン製造工場で爆発が発生し、現場から逃走した車が衝突事故を起こす。車を運転していた香港出身のテンミン(ルイス・クー)という男が病院に担ぎ込まれるが、麻薬捜査官のジャン警部(スン・ホンレイ)は、テンミンが麻薬組織に大きなかかわりを持っていると察する。麻薬密造には死刑判決が下るため、減刑と引き換えでテンミンに捜査協力を要請したジャン警部は、テンミンの情報をもとに潜入捜査を開始。すると、中国全土だけでなく韓国や日本にまで勢力を拡大する麻薬シンジゲートと、その巨大組織を裏で操る「香港の7人衆」の存在が浮かび上がる。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
90点
※今回の記事は、思いっきり「ヒーロー・ネバー・ダイ」のネタバレに触れているので、知りたくない人は気をつけて!
あのジョニー・トー監督作ということで、前売り券を買って期待してたんですよ。ところが、ツイッターを薄目でチラッと眺めた時、「そんなに面白くなかった… (´・ω・`)」みたいな意見を見かけたので、「あら、そうでもないのね」と。確かに昨年末に観た「名探偵ゴッド・アイ」が最高だっただけに、「そうそう傑作を連発することもないか」と思いながら、先週、新宿シネマカリテに足を運んだんですが、超面白かった!ヽ(`Д´)ノ
これ、僕はかなりツボに入ったというか、スゲー好きな作品でしたね。基本的に「そんな衝撃の展開が!Σ(゚д゚;) ナンデスト!」といったストーリー展開があるワケではないんですけど(苦笑)、ネタバレを知らない方が確実に楽しめるポイントがあるのでね。そうですな、ジョニー・トー監督作で例えると、「ブレイキング・ニュース」あたりが好きな方は、ホイホイと気軽な気持ちで観に行った方が良いですぞ (o^-')b オススメ!
劇場の階段にはパネルが飾られたりしてまして。
「ドクセンする!」「ジョニー党」なんて書かれてたりもして。…まぁ、許してやるか(偉そうに)。
記事の切り抜きも飾られてましたよ。
新宿シネマカリテはジュースの値段が普通なのが高ポイント。缶コーヒーを買いました。
緊迫感が溢れる中、キビキビと進んでいく雰囲気の作品でしたよ。一応、話の流れを簡単に書いておくと、序盤にコカイン製造工場が爆発→そこから車で逃走した密造業者テンミンが事故を起こして逮捕されまして。中国では「違法薬物に関わったら即死刑!m9`Δ´) ビシッ」ってムードなので、「死刑は勘弁してYO!ヽ(´Д`;)ノ」とテンミンはジャン警部に捜査の協力を申し出るんです。で、テンミンの助けを借りて、潜入捜査をしていくと、麻薬シンジケートを影で操っている“香港7人衆”の存在が浮かび上がってきたので、そいつらを一気に捕まえようとしたところ! テンミンが裏切って、「驚愕の至近距離銃撃戦」に突入するんですね。
黒幕の“香港7人衆”が、ジョニー・トー作品でお馴染みの人ばかりだったのは笑っちゃいました。
特にラム・シューの役名が「ファット」で、「7人衆の頭脳」って設定は絶対ギャグだと思う。
予告編で宣伝されていた「至近距離銃撃戦」、実は小学生の通学路でスタートするのです (゚д゚;) アブナーイ
この銃撃戦、予想以上に人の命が簡単に消し飛ぶからビックリ。「ヒロイックでカッコ良い」というよりは、結構凄惨なムードの撃ち合いなんですよ。さらにテンミンったら、ベイ刑事(クリスタル・ホアン)を車で轢いて行動不能にしてから撃って他の刑事をおびき寄せたり(戦争映画でよく見るやつ)、子どもを盾にしたり、兄&名付け親を平気で囮にしたりと、とにかく卑劣な手段をチョイスしまして。まさかここまで鬼のような人間だとは思ってもみなかったので、なかなか新鮮だったり。
で、そのままテンミンが逃げおおせるかと思いきや! 中盤に裏切った“聾唖の兄弟”(グォ・タォ&リー・チン)と偶然バッティングしてしまって、そこにテンミンを追ってきた警察も到着して、またもや銃撃戦がスタート。ジャン警部たちは捜査車両に箱乗りして突撃するものの、“聾唖の兄弟”の戦闘力はかなり高いため、相撃ちになってしまって…。唯一、テンミンだけがピンピンしていて、そのまま逃げおおせるかと思いきや!(2回目) なんとジャン警部ったら、死に際にテンミンの足に手錠をかけるんです!
この箱乗り突撃シーン、ちょっとテンションが上がりました (´∀`) ウフフ
テンミンは何とか手錠を外そうとするも無理で、ジタバタするうちに警官隊が到着して、あえなく御用。最期は「オレはいろいろ情報を持ってるから、殺さないでぇ~ ヽ(´Д`;)ノ」と必死に命乞いをするも、アッサリ死刑執行されて終わってました。僕的に「ジャン警部が手錠をかけて死ぬ→死体になってもテンミンの邪魔をする」くだりは、ちょっと違いますけど、「死せる孔明生ける仲達を走らす」的なロマンを感じたというか。なんとなく「死体になった相棒が撃ちまくって敵を倒す」という「ヒーロー・ネバー・ダイ」のクライマックスを思い出して、ジーンとしちゃいました…って、伝わりにくいですかね (´∀`;) エヘヘ
この死刑執行シーンでのテンミンのグダグダっぷりは愉快でしたな。
もうね、とにかくジャン警部を演じたスン・ホンレイが激シブ! 「強奪のトライアングル」を観た時は「パッとしねぇオッサンだな!( ゚д゚)、ペッ」と大して興味を持たなかったんですが、しかし! 序盤、あの“逃走する被疑者をカニバサミで鮮やかに倒す場面”で胸を掴まれて。そいつに「裏切り者!」なんて罵られても、頭突きで返答する男らしさがまた最高でね…(しみじみ)。任務遂行のためなら何でもするし何でもできるスーパー刑事の彼を観ているだけでも超楽しかったです。
モロにオッサンだけど、超カッコ良いスン・ホンレイ。ちなみに年齢は僕の2コ上です (´∀`) タイサナシ
ジョニー・トー作品ではお馴染みのルイス・クーも良かった! “密造工場が爆発して死んだ奥さん”を想って涙するシーンもあったりするから、「こういう仕事はしてるけど、意外と悪い人ではないのカナー (・ε・) ウーン」なんて思いきや! 後半、単に裏切るだけでなく一気に卑劣な顔を見せるから、結構驚いたし、実に面白かったですな。まぁ、“奧さんの死に涙する場面”から考えると、ちょっと性格が豹変しすぎな気もしましたが…。
ルイス・クーは何をやってもカッコ良いと思います。
あと、スゲーやられたのが、中盤から出てくる“聾唖の兄弟”。師匠テンミンのためなら迷わず大金も燃やせるほど“気の良い奴ら”なんですけど、ビジュアルは冴えないし、頭も悪そうだし、どうせ簡単に逮捕されちゃうんだろうなと。劇中で「違法薬物に関わったら即死刑!m9`Δ´) ビシッ」と説明されまくってただけに、「ああ、この2人は障害を抱えながらも頑張ってきたんだろうになぁ… (ノω・、)」とフライング涙を流していたら! 密造工場に突入してきた警官隊相手に凄まじい戦闘力を発揮するから口がアングリ。いや~、かなり興奮いたしました。
驚くほど強かった聾唖の兄弟。左のグォ・タォは「名探偵ゴッド・アイ」にも出てましたな。
その他、大腸にドラッグを隠す→排便して出させるところとか、爆発した密造工場の死体とか、嫌なモノをリアルに見せる姿勢も好感が持てましたよ。それと、漁港を仕切るハハ(ハオ・ピン)を“大笑いするキャラ”にしたのは、その後でジャン警部がハハになりすますのをわかりやすく見せるため…って考えると、なるほどなぁと思ったり。役者さんでは、ベイ刑事役のクリスタル・ホアンが驚くほど美人で抱かれたかったんですが(なぜか受け身)、彼女が着替えるシーンで同僚刑事たちが一切その姿を見ないのは、「中国公安警察、恐るべし!Σ(゚д゚;)」と感心しましたね…(しみじみ)。
ジャン警部の爆笑演技、最初はどうかしたのかと思いましたよ。
クリスタル・ホアン、「イップ・マン 誕生」の時も可愛かったですな~ (〃∇〃) ウフフ
ううむ、なんだかダラダラ書いちゃいましたけど、そんなワケで、僕はスゲー面白かったです! ヘ(゚∀゚*)ノ ヨカッタ! ジョニー・トー監督作の中でも“ウェット感が抑えめ”で、そこも逆に良かったというか。もう一度観に行きたいくらい、好きでしたよ。ちなみにジョニー・トー監督、パンフのインタビューで「公安からチェックが入って、死者の数と銃を撃つ回数を減らした」みたいなことを語ってたんですが、一体どこを減らしたんですかね… (・ω・;) ウーン 何はともあれ、予告編を見て良さげだと思った方なら、観に行っても損はしないんじゃないかしらん。
ジョニー・トーとツイ・ハーク、リンゴ・ラムの3人が監督した作品。主演はルイス・クーとスン・ホンレイ、サイモン・ヤムなのです。
なんとなく思い出したジョニー・トー監督作。好きだけど、ラストはウェットすぎな気が… (´∀`;) エヘヘ
僕が一番好きなジョニー・トー監督×ルイス・クー主演作。柔道描写が変なのは許して!
原題:毒戦 Drug War
2013/香港、中国 上映時間106分
監督・製作・脚本:ジョニー・トー
製作・脚本:ワイ・ガーファイ
製作総指揮:リウ・ヤンミン、グ・グオキン
脚本:ヤウ・ナイホイ、リケール・チャン、ユ・スィ
撮影:デビッド・リチャードソン
音楽:グザビエ・ジャモー
出演:ルイス・クー、スン・ホンレイ、クリスタル・ホアン、ウォレス・チョン、ラム・シュー、ラム・カートン、ミシェル・イェ、ロー・ホイパン、チョン・シウファイ、バーグ・ウー、フィリップ・キョン、グォ・タォ、リー・チン
パンフレット:★★★(600円/もう少し記事があっても良いような、作ってくれただけありがたいような…)
(あらすじ)
中国・津海にあるコカイン製造工場で爆発が発生し、現場から逃走した車が衝突事故を起こす。車を運転していた香港出身のテンミン(ルイス・クー)という男が病院に担ぎ込まれるが、麻薬捜査官のジャン警部(スン・ホンレイ)は、テンミンが麻薬組織に大きなかかわりを持っていると察する。麻薬密造には死刑判決が下るため、減刑と引き換えでテンミンに捜査協力を要請したジャン警部は、テンミンの情報をもとに潜入捜査を開始。すると、中国全土だけでなく韓国や日本にまで勢力を拡大する麻薬シンジゲートと、その巨大組織を裏で操る「香港の7人衆」の存在が浮かび上がる。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
90点
※今回の記事は、思いっきり「ヒーロー・ネバー・ダイ」のネタバレに触れているので、知りたくない人は気をつけて!
あのジョニー・トー監督作ということで、前売り券を買って期待してたんですよ。ところが、ツイッターを薄目でチラッと眺めた時、「そんなに面白くなかった… (´・ω・`)」みたいな意見を見かけたので、「あら、そうでもないのね」と。確かに昨年末に観た「名探偵ゴッド・アイ」が最高だっただけに、「そうそう傑作を連発することもないか」と思いながら、先週、新宿シネマカリテに足を運んだんですが、超面白かった!ヽ(`Д´)ノ
これ、僕はかなりツボに入ったというか、スゲー好きな作品でしたね。基本的に「そんな衝撃の展開が!Σ(゚д゚;) ナンデスト!」といったストーリー展開があるワケではないんですけど(苦笑)、ネタバレを知らない方が確実に楽しめるポイントがあるのでね。そうですな、ジョニー・トー監督作で例えると、「ブレイキング・ニュース」あたりが好きな方は、ホイホイと気軽な気持ちで観に行った方が良いですぞ (o^-')b オススメ!
劇場の階段にはパネルが飾られたりしてまして。
「ドクセンする!」「ジョニー党」なんて書かれてたりもして。…まぁ、許してやるか(偉そうに)。
記事の切り抜きも飾られてましたよ。
新宿シネマカリテはジュースの値段が普通なのが高ポイント。缶コーヒーを買いました。
緊迫感が溢れる中、キビキビと進んでいく雰囲気の作品でしたよ。一応、話の流れを簡単に書いておくと、序盤にコカイン製造工場が爆発→そこから車で逃走した密造業者テンミンが事故を起こして逮捕されまして。中国では「違法薬物に関わったら即死刑!m9`Δ´) ビシッ」ってムードなので、「死刑は勘弁してYO!ヽ(´Д`;)ノ」とテンミンはジャン警部に捜査の協力を申し出るんです。で、テンミンの助けを借りて、潜入捜査をしていくと、麻薬シンジケートを影で操っている“香港7人衆”の存在が浮かび上がってきたので、そいつらを一気に捕まえようとしたところ! テンミンが裏切って、「驚愕の至近距離銃撃戦」に突入するんですね。
黒幕の“香港7人衆”が、ジョニー・トー作品でお馴染みの人ばかりだったのは笑っちゃいました。
特にラム・シューの役名が「ファット」で、「7人衆の頭脳」って設定は絶対ギャグだと思う。
予告編で宣伝されていた「至近距離銃撃戦」、実は小学生の通学路でスタートするのです (゚д゚;) アブナーイ
この銃撃戦、予想以上に人の命が簡単に消し飛ぶからビックリ。「ヒロイックでカッコ良い」というよりは、結構凄惨なムードの撃ち合いなんですよ。さらにテンミンったら、ベイ刑事(クリスタル・ホアン)を車で轢いて行動不能にしてから撃って他の刑事をおびき寄せたり(戦争映画でよく見るやつ)、子どもを盾にしたり、兄&名付け親を平気で囮にしたりと、とにかく卑劣な手段をチョイスしまして。まさかここまで鬼のような人間だとは思ってもみなかったので、なかなか新鮮だったり。
で、そのままテンミンが逃げおおせるかと思いきや! 中盤に裏切った“聾唖の兄弟”(グォ・タォ&リー・チン)と偶然バッティングしてしまって、そこにテンミンを追ってきた警察も到着して、またもや銃撃戦がスタート。ジャン警部たちは捜査車両に箱乗りして突撃するものの、“聾唖の兄弟”の戦闘力はかなり高いため、相撃ちになってしまって…。唯一、テンミンだけがピンピンしていて、そのまま逃げおおせるかと思いきや!(2回目) なんとジャン警部ったら、死に際にテンミンの足に手錠をかけるんです!
この箱乗り突撃シーン、ちょっとテンションが上がりました (´∀`) ウフフ
テンミンは何とか手錠を外そうとするも無理で、ジタバタするうちに警官隊が到着して、あえなく御用。最期は「オレはいろいろ情報を持ってるから、殺さないでぇ~ ヽ(´Д`;)ノ」と必死に命乞いをするも、アッサリ死刑執行されて終わってました。僕的に「ジャン警部が手錠をかけて死ぬ→死体になってもテンミンの邪魔をする」くだりは、ちょっと違いますけど、「死せる孔明生ける仲達を走らす」的なロマンを感じたというか。なんとなく「死体になった相棒が撃ちまくって敵を倒す」という「ヒーロー・ネバー・ダイ」のクライマックスを思い出して、ジーンとしちゃいました…って、伝わりにくいですかね (´∀`;) エヘヘ
この死刑執行シーンでのテンミンのグダグダっぷりは愉快でしたな。
もうね、とにかくジャン警部を演じたスン・ホンレイが激シブ! 「強奪のトライアングル」を観た時は「パッとしねぇオッサンだな!( ゚д゚)、ペッ」と大して興味を持たなかったんですが、しかし! 序盤、あの“逃走する被疑者をカニバサミで鮮やかに倒す場面”で胸を掴まれて。そいつに「裏切り者!」なんて罵られても、頭突きで返答する男らしさがまた最高でね…(しみじみ)。任務遂行のためなら何でもするし何でもできるスーパー刑事の彼を観ているだけでも超楽しかったです。
モロにオッサンだけど、超カッコ良いスン・ホンレイ。ちなみに年齢は僕の2コ上です (´∀`) タイサナシ
ジョニー・トー作品ではお馴染みのルイス・クーも良かった! “密造工場が爆発して死んだ奥さん”を想って涙するシーンもあったりするから、「こういう仕事はしてるけど、意外と悪い人ではないのカナー (・ε・) ウーン」なんて思いきや! 後半、単に裏切るだけでなく一気に卑劣な顔を見せるから、結構驚いたし、実に面白かったですな。まぁ、“奧さんの死に涙する場面”から考えると、ちょっと性格が豹変しすぎな気もしましたが…。
ルイス・クーは何をやってもカッコ良いと思います。
あと、スゲーやられたのが、中盤から出てくる“聾唖の兄弟”。師匠テンミンのためなら迷わず大金も燃やせるほど“気の良い奴ら”なんですけど、ビジュアルは冴えないし、頭も悪そうだし、どうせ簡単に逮捕されちゃうんだろうなと。劇中で「違法薬物に関わったら即死刑!m9`Δ´) ビシッ」と説明されまくってただけに、「ああ、この2人は障害を抱えながらも頑張ってきたんだろうになぁ… (ノω・、)」とフライング涙を流していたら! 密造工場に突入してきた警官隊相手に凄まじい戦闘力を発揮するから口がアングリ。いや~、かなり興奮いたしました。
驚くほど強かった聾唖の兄弟。左のグォ・タォは「名探偵ゴッド・アイ」にも出てましたな。
その他、大腸にドラッグを隠す→排便して出させるところとか、爆発した密造工場の死体とか、嫌なモノをリアルに見せる姿勢も好感が持てましたよ。それと、漁港を仕切るハハ(ハオ・ピン)を“大笑いするキャラ”にしたのは、その後でジャン警部がハハになりすますのをわかりやすく見せるため…って考えると、なるほどなぁと思ったり。役者さんでは、ベイ刑事役のクリスタル・ホアンが驚くほど美人で抱かれたかったんですが(なぜか受け身)、彼女が着替えるシーンで同僚刑事たちが一切その姿を見ないのは、「中国公安警察、恐るべし!Σ(゚д゚;)」と感心しましたね…(しみじみ)。
ジャン警部の爆笑演技、最初はどうかしたのかと思いましたよ。
クリスタル・ホアン、「イップ・マン 誕生」の時も可愛かったですな~ (〃∇〃) ウフフ
ううむ、なんだかダラダラ書いちゃいましたけど、そんなワケで、僕はスゲー面白かったです! ヘ(゚∀゚*)ノ ヨカッタ! ジョニー・トー監督作の中でも“ウェット感が抑えめ”で、そこも逆に良かったというか。もう一度観に行きたいくらい、好きでしたよ。ちなみにジョニー・トー監督、パンフのインタビューで「公安からチェックが入って、死者の数と銃を撃つ回数を減らした」みたいなことを語ってたんですが、一体どこを減らしたんですかね… (・ω・;) ウーン 何はともあれ、予告編を見て良さげだと思った方なら、観に行っても損はしないんじゃないかしらん。
ジョニー・トーとツイ・ハーク、リンゴ・ラムの3人が監督した作品。主演はルイス・クーとスン・ホンレイ、サイモン・ヤムなのです。
なんとなく思い出したジョニー・トー監督作。好きだけど、ラストはウェットすぎな気が… (´∀`;) エヘヘ
僕が一番好きなジョニー・トー監督×ルイス・クー主演作。柔道描写が変なのは許して!