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『ヒロシ』#31
その日はB級アイドルのトークショーと握手会がありヒロシは一時間前から物販をいそしんでいた
「今日も早いですねえ?」
ニヤニヤしながら常連の男が話しかけてきた
「遅い方だよ、来たときには15人くらいたもの…」
互いに名前も知らないのだが、このくらいの会話は普通に行われていた
ヒロシは何気ない会話の中本心は
「気持ちわりいな、てめえも早いじゃねえかよ…」
と思っていた、どこに行っても心を開く相手などいなかった
ヒロシはアイドルの写真集を2冊手に取った、見る用と保存用である
そのアイドルが売れるかどうかどうでもよく、いずれ値打ちが付けばラッキー程度
それよりも握手会でカワイイ女の子に触れられるという事がなによりであった
しかし考えてみればカワイイ女の子と約50センチの距離で顔を合わすことなどめったに無いことでしかも手まで触れられる事を考えるとモテない男たちにとっては断然お得なイベントなのであろう
イベント開始まであと30分。
つづく
『ヒロシ』#30
ヒロシのオモシロくなさぶりはこのくらいにして、ヒロシの物持ちの良さについて話そう
ダメ人間だが唯一誇れる部分なのかもしれない
ヒロシは40半ばにしていまだに中学生時代に購入した自転車に乗っているのだ
それはなんとマンガの懸賞品で二名にしか当たることのないスポーツタイプの自転車で五段変速ディスクブレーキしかもウインカー付きで当時でも5、6万円する商品だった
今そのタイプに乗る人はいないのでなかなか目立っていた
ここまで長持ちさせたのも定期的な自分のメンテナンスと全国の中の二名にしか当たらないという誇りであった
当初はカスタマイズするために泥除けや意味のないアンテナを付けてたのだが、やたらとイタズラされるため早々とやめて純正なままで乗るようにした
しかしウインカーなど余計なモノがついてるためかなりの重さだったがヒロシには関係なく、週末に秋葉原までその自転車でかっとんでいくことが楽しみの一つだった。
つづく