猛暑だった前回の活動から1ヶ月が経ち・・
秋になり、いよいよ猫の保護ができる
季節になったと期待をしていました。
活動しているMさんからの情報では、
6/21~頻繁に来ていた猫が、8月下旬から
見かけなくなったと聞きました・
それでも保護を期待し、捕獲器をセットします。
9/26 活動報告
大野スクリーニング場で受付
規則は16:00ですが、15:30
までには戻ってくださいと、案内されてきました
今回は、15:00までに戻ってくださいと告げられ
確認すると、動物愛護の方は15:00までに戻ることを
指示されてるためとの事でした
帰還困難区域に入るには、元住民の方に委任状を預かり
活動が可能になります
委任状を使用するのは、業者かボランティアが殆どです
震災から9年半が経ち、依頼される業者はごく僅かに
なっています
公には認められていない活動ですが、先方の
対応に問題はありませんでした
しかし、15:00までに戻ることは、今までに比べ
捕獲器のセットできる時間が
さらに30分短くなってしまいます
動物ボランティアとして、迷惑のない活動をと心掛けして
きましたが、なかなか難しいですね・・
Oさま宅
7割ほどのフードは残ってましたが、食べたのはアライグマ・・
どうやって上がっているのかは不明 対策は厳しいです
餌台の上下に捕獲器をセット
餌場H
前回活動で取り付けたプラ板は、汚れていた
フードは空っぽ
アライグマに勝てない・
屋根の端から近い段差(掴んでいた)をなくしました
餌場Hは木が生い茂り、日当たりが悪い場所
私自身、虫が苦手で 春~梅雨が明けるまでは辛い
今回は短時間の作業でしたが、足元には芋虫がいて
蚊も多く、耐える時間でした
捕獲器をセット
私が引き継いた餌場は9ヶ所、先月までに7ヶ所が減り、
今は2ヶ所だけとなりました
約1時間毎に捕獲器の確認に廻るだけで、比較的作業が
少ない日は、待機時間が多く
皮肉にも身体を休めるには良い日なのですが・
大七(G さま宅)と呼ばれていた餌場
久々に通ってみたら、家の基礎だけが残っていた
以前、このような光景がみられた
2016.08.20 大熊町 山側 G さま宅
保護が出来て、家猫になった ゴロンちゃんが映っていた場所
Oさま宅
14:30になり、捕獲器回収 持ち帰ったデータを確認すると
やはりイノシシだった 捕獲器が動かされ見失わないように
紐を付けていてよかった
新しいフードに取替、給餌は6割ほどにしました
こんなはずじゃなかった。
今年は、餌場に来ていた猫2匹の行方がわからなくなっています。
餌場に来なければ、保護が難しい。
帰還困難区域内も解体作業が進み
やがて、餌場Hも解体の時期が来るでしょう。
限られた範囲の餌場で、何とか保護したいものです・
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