今回はドットアニメーションについて、少々講座を開かせて頂きます。
1。簡単アニメーション作成
とりあえずさっと作ったアニメーションです。
ちょっと挙動に滑らかさが無い物の、一応アニメーションしていると思います。
ぐぃっ、ぐぃっ。
このアニメーションは、実は下の画像で示した赤い枠にそって
一部範囲を移動しただけで出来ているのです。
※赤枠の箇所を左にずらしたり、右にずらしたりしているだけ。
これに動かした部分を少し滑らかにしたりだとか、
もう一枚くらい途中の動きを加えてやるだとか
髪の動きだとかを加えてやると結構見れた物になると思います。
この手軽にアニメーションを作れるところがドット絵の魅力の一つにあるのです。
もしドット絵を書かれる方がいらっしゃったら、
描いた絵に大してアニメーションを作ってやるのも面白いと思います。
※もちろん、元絵のバックアップは忘れずに。
2。歩きアニメーションのコツ
さて、今日の本題です。
6フレームで歩きアニメを作るときのこつというか、
人間が歩いているときの足の動きについて追っていきます。
マイキャラの歩いている様子です。
そこそこ綺麗に歩けているのではと思います。
前にも書いた事はあるのですが、このアニメーションは6枚の画像から構成されています。
左足を前に出すのに3枚、右足を前に出すのに3枚づつ使っています。
なんで6枚なのかというと、手軽さと滑らかさとの兼ね合いがちょうどいいからです。
4枚でやるとちょっとかくかくしてしまいますし、
6枚以上だと作業が大変になってしまいます。
※SFCのFFとか、ツクールのキャラとか、手足が短い場合なんかは4枚以下で十分だと思います。
で、ばらした画像はこちら。
下には足の動きの方向を矢印で示してあります。
青いのが手前、赤いのは奥の足の動きです。
①:まず、人が歩き出すときはももを上げるところから始まります。
この時、足首とかはあまり動かないので、足の形はくの時に曲がります。
②:ももを上げたら次はすねから下を前に出します。
ももの位置はあまり動きません。むしろやや後ろにいくかも。
③:前に出した足を地面につけます。
つけた足に体を引き寄せる事で前に進むので、足の位置は若干体の中心によっています。
④:今度は奥側の足を前に出しています。
手前側の足は後ろに向かいます。
⑤:手前の足が一番最後尾に達しました。
⑥:最後尾に達した後は、足を蹴り上げるので上に上がります。
実際歩いてみるとわかると思いますが、足の裏は真後ろくらいでしょうか、
とにかく後ろの方を向くような感じです。
あとは足の動きにあわせて手を動かすといいです。
手は振り子の原理で動くので、回転とかさせるだけでもいいかもしれません。
それから体全体も上下にゆらします。
足を上げると体も上に上がって、
足を地面におろした時、体は下に下がります。
色々書きましたが、大体こんな感じでしょうか。
あんまり上手く説明出来ないのが残念です。
もっと色々コツとかあると思うので、
思いつき(思い出し)次第どんどん書き出ししていきます。
最後に、アニメ作るときに一番勉強になったサイトを。
ドットアニメのコツ。 ノノワさんが走る。
ドットアニメに関して様々な技術を教えてくださっています。
特に走りアニメーションについてはこ、こんな簡単に作れんのか!
と感動してしまいました。
では今日はこの辺で!