東京都は単なる「大きな地方自治体」兼「日本の首都」で「イシハラがいる」というだけでなく、ここで行ったもっとも危険な実験を全国展開するためのパイロットプラントであることは、もうしつこいと思われてしまうくらい書いてきました。
日本最大の汚染地域で生鮮食品の卸売市場を開設する・・・常識を超えたこの取り組みが東京都によってなされたら(道路建設工事がらしいものが進んでいるように見える、とゆりかもめに乗ったから知らせていただきました)、それはもう「全国一律、『ここまでの狼藉は実行OK』と証明済み」、ということになります。
それが、是が非でもイシハラらが築地を官製地上げし、その移転先が豊洲6丁目のの東京ガス工場跡地でなくてはならないと拘泥する理由のひとつです。
一方で、イシハラ都知事は、日本の最先端技術があれば、汚染など完全に取り除ける、日本の技術を信じなくてどうする、などと火の玉特攻隊根性丸出し発言を繰り返し、東京都のお役人たちは、どんな隠蔽が出たあとも、汚染は「きわめて限定的」、と変わらず言い募っています。
しかし、5街区(3つの街区が市場予定地にあります)に、すでに6000本の杭が埋まっていることも明らかになってもいます。
さてでは、東京ガス豊洲工場の操業当時の状況と、汚染状況を重ね合わせるとどうなっているのでしょう?
ということで、東京都の「専門家会議」の公開資料での汚染状況の2つの例(ベンゼンとシアン)と、東京ガスの操業時の航空写真を、手作業で重ね合わせたものがありますのでひとまずアップします。
★これがベンゼン高濃度と工場の操業設備との関係(クリックで拡大)。
★こちらがシアン(クリックで拡大)。
★で、操業時はこんな状態↓でびっちりと炉やタンクや廃棄物を熱かったりしていたというのに(クリックで拡大)
★それでも、専門家会議(東京都主催の御用会議)では、汚染源はほんのわずかであるかのように主張しています(クリックで拡大)。
解説はまた書きますが、まずはじっくり味わっていただきたいと思います。
「限定的な汚染」が大嘘であり、40ヘクタールという広大な土地に安全と言える場所こそが「限定的」であると表現するのが正常な判断でしょう。
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築地移転問題の全体を記した、英文のB4版チラシです。
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掘っただけで液状化する豊洲新市場予定地土壌(ここにたっぷり汚染)。
スライム(いわゆるヘドロ)をなぜか土壌サンプルケースに素手で詰める様子。
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英文解説へのリンク↓です。
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