豊洲新市場予定地(ガス工場跡地)の、すでに購入された分に「不透水層」を貫く杭6000本の杭があった件について、報道を受けてGreenvoiceに英文記事が掲載されています。

6,000 Piles Found Driven in the Land of Toyosu
http://greenvoice.com/campaigns/333-sos-save-our-sushi-save-our-tsukiji/blogs/626/posts/186

サンデー毎日とともに、こちらもぜひ広めていただくようよろしくお願いします。

なお、サンデー毎日記事によれば、東京都は「技術会議ではクイがあることを承知の上で対策を考えた」としているいっぽうで、平田専門家会議元座長は「専門家会議ではクイの報告を受けていない」と大幅な食い違いをまたも示しています。

やはり議論の前提が完全に崩れています。
人工防水シートとして都が主張したい「不透水層」がずたずたに切り裂かれ、そこにさらに杭が抜け落ちたり穴を通しての汚染拡散はありうると平田氏自ら認めています。

調べてから(残り1260億円を出して)買えばいいじゃないか=予算は執行されないかもしれない、というのがこれまでのイシハラ都知事の趣旨ですが、こんな地下の構造物が考慮されていたのか無視されていたのかも明らかでない中、16箇所のちょっとした調査で何が分かるというのでしょう。その他の不整合も数え切れないほどあり、1281憶円の次年度予算を通すことなど無理に決まっています。

今日の都議会経済港湾委員会の結果を経てまた書きたいと思います。

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