夏休みはあっという間に過ぎて、もう9月。
カリフォルニア帰りの私達にとって、今年の日本の夏は厳しかった~!
すっかり夏バテしておりました。
残暑厳しい日本で、こどもたちは毎日運動会の練習に励んでおります。
ところで、今日は、まず ご本の紹介を。
ブログ友、Rikoさん の2冊目が昨日書店にて発売になりました!
- ほんとうは簡単! かけこみおだし塾 (講談社のお料理BOOK)/山脇 りこ
- ¥1,365
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ずっと楽しみにしていたので、昨日、初日に最寄の三省堂でゲット。
まずは、端から端まで ずい~っとお料理をチェック。
で、 器チェックでもう一回。
お料理も美しいけれど、使ってらっしゃる器も素敵。
”やっぱり料理ってセンスだなあ”としみじみ感じる。
1冊目は、おもてなし料理のご本だったのですが、
(黒肉みたい?! 「がつんとお肉☆マンハッタンポーク」 は コチラ )
今回は おだしの本。
お教室でも、「おだしのクラス」をなさっているRikoさん、
昆布水から、一番だし、そして残った”だしがら”の用途まで、
さまざまなバリエーションでおいしそうなお料理が満載です。
ていねいにとったおだし、おいしいですよね~。
本当の贅沢だと思う。
うちは手抜きな”だしパック”ユーザですが、母も祖母も台所でかつお節をかいて、
おだしをひく、そんな後ろ姿を見て私も育っております。
こどもが日本で保育園に通っているとき、
「お腹が減っているときにジャンクなものを食べても満腹感がないのは、
体が必要としている栄養素が摂れていないから、脳が満腹になったと感じない。
それよりも、一杯でミネラルがたっぷり摂れる味噌汁を食べさせよう」
というアドバイスを園からのおたよりで拝見し、
なるほど!と納得。
(食育にも熱心な保育園でした)
もともと味噌汁好きでしたが、
それ以来、我が家ではより積極的に味噌汁を作っています。
このお味噌汁も、基本は昆布とかつおのおだし。
ちょうど、数日前のNHKのあさイチで
「はなちゃんのみそ汁」という本の紹介を拝見したところで、これも”おだし”リンク。
- はなちゃんのみそ汁/安武信吾・千恵・はな
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娘にだしをひいて味噌汁を作ることを伝えて
はなちゃんが5歳のときに、この世を去ったお母さん。
ガンで余命いくばくもないってわかったら、
私なら何をこどもたちに遺そうとするだろう・・・。
はなちゃんのお母さんは、ご自身の病気を通して食べることの重要さを感じられ、
「生きることは食べること」、
ご自身が一番大切だと思われたことを はなちゃんに味噌汁を作ることで遺されたそうです。
大人でもきちんとおだしをとる方が少ない昨今、
お母さんとの約束どおり、
キッチンにたって、だしをひいて味噌汁をつくる小学生のはなちゃんの姿にはぐっときました。
たまたま、だし関連のことがこんな風につながり、
「ちゃんと”だし”とらなあかんなあ」という気にさせられた週末でございます。