千と千尋の世界 渋温泉の金具屋へレトロトリップ | ジャック・ポイ Film

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千と千尋の神隠しの舞台となった台湾の九份は有名ですが、
他にも油屋のモデルとなった温泉旅館がいくつかあるそうな。

四万温泉の積善館、渋温泉の金具屋、
あと個人的に銀山温泉の能登屋旅館とか、
こういうノスタルジックな旅館はたまらない。

温泉も好きだし、一度だけこんな旅館へ泊まってみたい!
と想いが募っていた四年前の話。。
しかし、当時も貧民な私は宿泊代を見ていつも愕然とし、
膝を落とすのだった。



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しかし毎日食い入る様にサイトを眺めてたおかげか、ある日、
金具屋で平日一室限定・一泊一万円で泊まれるコースがある事を知る!!

千と千尋の旅館が長野にある!と友人を唆し、直ぐ向かった!
東海から車で五時間かけて、長野県の渋温泉街へ。

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赤い橋を渡ると…現れた!
油屋のごとしそそり立つ
旅館・渋温泉金具屋。


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いらっしゃいませ~と女将。
外観だけでなく内部もまた油屋のごとし。
たまらないですね、この廊下!


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こんな何気ない所にも意匠が!
夕日に紅く染まる富士の様だ。
もう油屋でない訳がない!


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風呂じゃ!風呂へ入らせい!
館内には八つのお風呂があって、
岩窟風呂やら浪漫風呂やら、
巡って浸かってこれがまた、たまらない。


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潜ったらローマへ行けそうなお風呂。
一風呂浴びた後、

ここは千と千尋のモデルとなった旅館なのか
ハッキリさせよう!と、友人が突然女将に尋ねた!

「ん、違いますよ…」。


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…その後何故か友人に非難されるが、
まあ雰囲気を味わえれば良いんですよと、なだめる。
温泉に浸かったあと休憩室へ向かう。

そこには渋温泉街のマップと案内人のキャラクターが描かれていた。
よく見ると黒い体躯と白い土偶の様な仮面のキャラクター…!
紛れもなく、それは見紛う事すら難しい完璧なカオナシであった!
お女将っ…!なぜ!?

ちなみに金具屋は元、金具を取り扱う鍛治屋だったが、
ある日温泉が出たことから本業を変えたのだとか。
人生何が起こるか分からないものです。


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いざ、外湯めぐりです。


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ここは外湯巡りといって街に温泉が九つあり、
渋温泉の旅館に泊まった人は無料で鍵を借りる事ができます。
それを使用して九つの温泉を巡る。苦(九)労を流す「九つの外湯めぐり」へ。


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三番湯くらいでのぼせてギブアップしました。


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各々の外湯へ行くと、スッパダカの海坊主が現れ、
湯をかき混ぜてくれるサービス。(嘘です)

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面白くなければどうするんだろう…ダイレクトな店名「面白屋」へ。
射的は面白かった!

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落とせなかったのにノラクロのフィギュアをくれました。

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温泉街の寂れた街に不似合なネオン看板とスナック。
誰か利用する人はいるのだろうか?雰囲気は大好きです。

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飛び出した末路…!これは効果的です。

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渋温泉の石畳の路地裏もまたレトロでおつです。


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目移りする看板。



渋温泉の金具屋は
千と千尋の神隠しの油屋のモデルかどうかは別として、
レトロな情緒間違いなしの、素敵な温泉街であった。