もう阪神大震災から30年経つんですね。
当時の私は大学3回生で尼崎市の塚口という
ところのワンルームマンションに住んでいましたが
早朝に下から突き上げてくる揺れで目が覚め、強烈な横揺れが
襲った直下型の地震を体が覚えています
昨日、同じ大学の仲間でインドにいる友達と
「もう30年経つんだね」とチャットをしたら
「あの大震災では命を救われたので頑張らないとね」
と返ってきました
今から振り返ると、1995年はこの震災の後に
その友達と神戸から船で上海に行き、北京まで寝台列車でいき
万里の長城を見て、天津から船で帰ってきたり
その年の夏からは交換留学でイギリス リーズ大学に
1年間いき、96年は東南アジアをバックパッカーで回ってきて
その友達とずっと一緒に行動をしていたように思います。
当時は司馬遼太郎や沢木耕太郎の小説に二人とも感化され
一度きりの人生なのでリスクを取ろうぜ、みたいな
ことを言っていました。
その後、97年に私は証券会社に就職しましたが
すぐ倒産してしまい
外資証券、MBA留学、起業という人生を歩み
彼は半導体商社、人材紹介系でインド駐在、そしてインドで起業、
今もインドに家族と住んでいます。
30年前のあの地震によって二人とも
一歩踏み出す勇気をもらったように思います。