サーシェスを退けたものの、右腕を撃たれ満身創痍の刹那。プトレマイオス2との合流を急ぐ心を抑えて、マリナがいるカタロンの基地にやって来た。そして全精力を使い果たし駆け寄って来た

マリナの目の前で倒れた。一方イノベーターの襲来を依然連邦の勢力範囲内のヨーロッパの山中を航行するプトレマイオス2。外壁の修理は終わったが、未だ火器が使えない状況だった。それでもライルの計らいでカタロンとの合流ポイントに向かい、補給を受ける事が出来た。ようやく突破口が見えたが、未だ刹那は戻っていない。それでもティエリアは、刹那が必ず戻り戦線に復帰すると信じ待っていた。



 同じ頃セルゲイの元を訪れていたハーキュリーは、クーデターの詳細を説明していた。正面から立ち向かえば、アロウズの軍事力が勝り握り潰されてしまう現状に警鐘鳴らすセルゲイ。しかしアロウズでも手を出せない場所があると考えていたハーキュリー。綿密なクーデタープランを考案して、親友としてセルゲイに告白して、クーデターに参加させない為に。間違った政治の元戦う事は、軍隊が機能しない現状で戦う事だが出来ない。正しい政治の元で軍人として戦う世界を取り戻そうと考えていた。話を聞いたセルゲイは、クーデターを止める事無く見送るだけで何も言わなかった。そしてクーデターの詳細を聞いたカタロンのクラウスとシーリン。カタロンの各支部への連携とソレスタルビーイングへの情報提供を約束した。



 アロウズでは、ブリングの死を不甲斐無いと切り捨てたディバインを含めたリヴァイヴ・ヒリング

が地上に降下。プトレマイオス2壊滅作戦を指揮するカティの元に集結した。今回の作戦は手負いのプトレマイオス2に対し、36機ものモビルスーツと新型モビルアーマーエンプレスをぶつける物量作戦で必ず仕留めるカティの強い意気込みがあった。一方カタロンの補給を受けたプトレマイオス2は、外壁の修理を完了したが、未だ潜水と火器の使用は不可能だった。圧倒的な不利な状況で、スメラギのアロウズ大モビルスーツ部隊迎撃作戦は、ガンダムを前面に押し出し

守る作戦!まずケルディムがトランザムモードで、射程距離を伸ばして少しでも敵のモビルスーツを減らすべく、ライルが狙い撃った。そしてトランザムが終了した後アリオス・セラヴィーが迎撃に向かった。しかしエンプレスの能力は、スメラギの作戦プランを打ち砕いた。



 セラヴィー自慢のGNフィールドを突き抜ける電撃攻撃の洗礼を浴びせ、アリオスも同様の攻撃に晒された。トランザムを使いGN粒子量をチャージ中のケルディムは、空中から爆撃される非常事態に突入した。ついには裸同然のプトレマイオス2を守るべくマリーも自らの意志で戦場に出撃する決意までした。しかし追い詰めたはずのカティに思いがけない連絡が入った。計画されていたクーデターが実行されたのだ。アロウズが、ソレスタルビーイングの戦いに勢力を傾けている中、手薄になった軌道エレベーターを狙うハーキュリーの綿密な作戦が成功に導いた。本部の指示で撤退を余儀なくされたアロウズ部隊。危機を脱したスメラギ達にもクーデターの情報が伝わり、アフリカにある軌道エレベーターに向かった。そしてまだ完全に怪我が癒えていない刹那も

マリナと互いの理解を深め、再び戻って来ると誓い出撃した。



 刹那もクーデターの情報を聞き、アフリカタワーと呼ばれる軌道エレベーターに到着した。プトレマイオス2も必ずやって来ると推理したからだ。しかし目の前には、ビリーカタギリ執念の結晶マスラオを駆るミスターブシドーが立ちはだかった。今構っている時間は無い邪険にあしらう刹那。それに対しミスターブシドーは、マスラオの能力を披露した。それはガンダムしかなかったトランザムシステム。まさかの光景に刹那は驚愕した。(まさか事態が起こった後の話だったとは思いませんでした。その間に今日の前半部分の話がありました。それぞれの葛藤と願いが、あると思いましたけど、いろいろな策を練っているなとも感じました。ハムは猪突猛進ですから、まさに武士道だなあと思いました。今の世界は関係なく刹那を倒すことだけで生きている気がします。)



 アフリカタワーの低軌道ステーションでは、クーデターで掌握したハーキュリーが、滞在する市民達に対し、クーデターの目的を訴えた。「私は地球連邦軍情報作戦室所属ハング・ハーキュリー大佐。私は同志達と共に、このステーションを占拠した。各生命維持システム・リニアトレイン・太陽光発電システムも掌握している。私達の目的はただ1つ、連邦政府直轄の独立治安維持部隊アロウズの蛮行(無教養で乱暴な行為)を世に知らしめる事であ。反政府勢力弾圧の名目で、彼らが数百万規模の虐殺を行っている事実をご存知か?その為罪も無い人達が、数多く殺された事実をご存知か?あなた方は連邦政府の統制によって、偽りの平和が与えられ独裁という社会構造に取り込まれている。この事実を夜に知らしめる間、あなた方の命を預からせてもらう!憎んでもらっても構わない。だが我々は連邦市民の命と安全を守る軍人だ!間違った軍隊を正す事も我々軍人なのだ!」クーデターの目的は、カタロンがやろうとしたアロウズの無差別殺人などの行為を暴露する事。それによって態勢に与えられた偽りの平和から、市民を換気させる

狙いがあった。(地球連邦というたった1つの政治組織しかないから、それが全て正しいと思わされて、平和を与えられているだけなら家畜と同じ。市民は選挙も無いのだろうから、意志を示す事が出来ない。情報統制とプロパガンダで、支配された政治は間違っている。中から変える本気のクーデター作戦が成功するかどうか?アロウズが黙っている訳無いですよね。)



 これに対して連邦政府の女性報道官は声明を発表した。「反政府勢力からの連邦議会への要求が届きました。市民の介抱と引き換えに、連邦議会の解散・反政府活動家4万5000人の解放です。連邦政府は要求に答えず、テロに屈する事もありません。既に独立治安維持部隊を派遣しました。」犯人は反政府勢力とすり替えられ、要求も全く異なる情報統制による偽りの発表だった。「このような状況で何が出来ると言うんだハーキュリー?」懐かしい写真を見ながら、圧倒的不利な状況で、ハーキュリーの行動をセルゲイは疑問視していた。「大佐君に極秘任務を頼みたい。」人革連時代からの上官キムが、セルゲイに極秘司令を命じた。実はその裏には、アロウズと内通しセルゲイをスパイとして送り、アロウズ転属を狙う意図が隠されていた。(昔からハーキュリーさんは、平和を求めていたんですね。セルゲイとアンドレイの母ホリーとの会話でも分かります。軌道エレベーターは、平和と安全に繋がる場所だと考えてました。しかし軍備を増強すれば冷戦構造になるとスミルノフ夫妻は考えてます。だけど市民と政治組織がきちんとしていれば、抑止力となって上手く行く。その市民を守るのが軍人だと考えていました。そうなれば緊張状態が緩和して、緩やかに正しい統一がなされると希望してたんです。現状は力で押さえつける作られた平和だから立ち上がったという事です。)



 一方足元をすくわれた形となったアロウズ。対抗策の状況についてグッドマンに説明を求めた

ホーマー。「既に正規軍によって低軌道ステーションの周囲を包囲。地上のアロウズ精鋭部隊にも現地への派遣命令を出しました。まもなくオービタルリングへの設置作業が完了します。私も空に上がって、指揮を取ります。」クーデター軍を包囲し、アロウズの部隊にも派遣命令を出した事実を報告したグッドマン。自ら指揮を取り」再び設置されたメメントモリの使用も示唆した。「正規軍によるクーデター。この事実が白日の下に晒されれば、反政府運動が広がる可能性がある。頼むぞ!」ホーマーは事実が明らかになり、反政府活動が活発になる事を恐れ早急に対応するよう命じた。(こういう独裁と武力による統制は、市民を敵に回したら終わりです。だから真実を晒す事は絶対に出来ない。留美のヴェーダを掌握するイノベーター達が、無視したのか疑問に感じてましたが、彼女の望む変革が起これば問題ないのでしょう?ただ紅龍に言った「終焉の始まり」とは何の終焉なのか気になります。)



 アフリカタワーの低軌道ステーションは既に正規軍に囲まれ、地上も同様の状態。逃げ道が

無くなってもハーキュリーには、予測された事態で動じなかった。部下の報告でカタロンのモビルスーツ部隊も集結し始めた事も確認された。「後はソレスタルビーイングがどう動くか?」ガンダムを有するソレスタルビーイングの動きを注視し始めたハーキュリー。そのソレスタルビーイングは、アロウズ部隊の撤退により難を逃れ、カタロンの情報通りの現状を把握していた。「イノベーターは、ヴェーダを掌握している。なのにどうして彼らは、今回の騒ぎに気付かなかったのかしら?」ヴェーダが予測すれば、クーデターの可能性を予測出来るはず。しかしイノベーターは、具体的なアクションを起こさなかった。わざと見逃した可能性を示唆したフェルトの言葉通りの裏があるのではと考えたスメラギ。「アロウズが動き出す以上、黙って見ている訳にはいかないぜ。そしてアロウズの裏には、イノベーターの存在がある。」アロウズと操るイノベーターの存在を黙って見ている事は出来ないと主張するラッセとティエリア。「謎を解き明かすには、現地に向かうしかないわね。それに刹那がクーデターの情報を知ったら!イアン火器を使えるように出来る?」

刹那も情報を知ったら動き合流出来る可能性はあり、クーデターの裏にある真実を知るには現地に向かうしかない。結論を出したスメラギは、イアンに戦闘に備えて火器システムの整備を行うように指示した。(ハーキュリーの読み通りの展開になって来ました。クーデター軍・カタロン・ソレスタルビーイング。アロウズに敵対する勢力が集結しています。それで何を狙うかが、ポイントになって来ます。戦いの様子だけ見せても、正義と称するアロウズが、悪の存在だと印象付ける事は出来ないですから。)



 ついにアロウズのモビルスーツ部隊は、無人殺人兵器オートマトンを搭載して低軌道ステーションに迫って来た。「迎撃はするな!世界が見ている。あれが噂のオートマトンか。」正規軍はアロウズの格下扱いにされ、情報はここでも統制されていた。しかしハーキュリーは、オートマトンの存在を知っていた。だからむやみに手を出さず、無人兵器が無差別に殺すシーンを公開して

悪行を暴露する事を狙っていた。早速防御壁を付き破りオートマトンが、低軌道ステーション内に

侵入を開始した。「予定通りタイプSで対応しろ!」オートマトンの侵入を阻止すべく、早急に手を打ったハーキュリー。その中でもオートマトンの1機が、モビルスーツの格納施設や市民を人質に取る様子を記録していた。更にカタロンの部隊が、アフリカタワーに到着してピラーの中に入ってもアロウズは手出しをしていない。オートマトンが簡単に破壊される事と同様違和感を持ち始めたハーキュリー。「大佐ヒラーから侵入し、上昇してくる機体があります。」部下の1人が、モビルスーツが近づいている事を報告した。「迎えのモビルスーツを出せ!それぐらいはせんとな。あれには私の友が乗っている。」ティエレンタオ2を見てセルゲイが来たのだと知り、迎えに出るようハーキュリーは部下に指示した。(キム司令は長いものに巻かれるという事ですか?首謀者の素性を知り、セルゲイを売った気がします。アロウズがわが世の春を謳歌していると感じたから

先に手を打った!そういう人は悲惨な死に方をするのがオチです。)



 アロウズは軍を集結させていたが、カティ達には待機が命じられた。イノベーター達も待機を命じられリボンズの意図を掴み切れてなかった。その待機中ルイスにハーキュリーとのエピソードをアンドレイは話し始めた。「その人は父の友人だ。子供の頃理想的な軍隊のあり方など理想を聞かされた。それが反乱分子となり、6万もの市民を人質に立てこもるなんて。」士官学校入学時世話になったハーキュリーの行動が信じられないアンドレイ。「反乱の理由は関係ありません。我々はアロウズとして、反政府勢力を叩くだけです。平和を勝ち取る為に!」平和を勝ち取る為にただ任務を遂行すべきだと訴えたルイス。「大佐、生半端な事では平和は勝ち取れない。今アロウズの力が必要だと何故分からないんですか?」平和は武力を無くさなければ、勝ち取る事は

出来ない。だからアロウズの力が必要だ。アンドレイはハーキュリーの行動の意図を理解出来なかった。(また誤解しちゃったよ。アンドレイは、あてつけでセルゲイに反目してましたが、セルゲイがホリーを救おうしなかったとは思えない。ルイスはアロウズの原理と自分の復讐が一緒みたいに考えてますけど本当にそれでいいのか?)



 「ハング・ハーキュリーにお伝えする。諸君等の要求を決して受け入れない。速やかな投降を要求する。連邦の情報統制が徹底されている今、貴官らの訴えは世界には届かん。何故無関係な市民を人質に?」地球連邦軍の密使として親友と再会したセルゲイ。要求を受け入れない事実を機械的に伝えた後、現状ではクーデターを起こしても無駄だとハーキュリーに訴えた。「そんな事を言う為にここに来たのかセルゲイ?豊かさを享受し連邦議会の政策を疑問もなく受け入れる事が、政治を堕落させたのだ。アロウズという組織を台頭させたのは、市民の愚かさなんだよ!市民には目覚めてもらわなければならん。たとえ痛みを伴ってもな!」自分達だけが、従順に政策を認め豊かさを享受する。その現状に満足するから、アロウズという組織を台頭させてしまった結果が今の世の中。それを打開するには、犠牲が出ても市民が目を覚ます必要がある事を訴えたハーキュリー。「投降しろ!今なら部下の命を救う事が出来る。」親友として説得を試みたセルゲイ。「アロウズが許すとは思えんな。会談は決裂した。地上に戻り伝えるがいい。我々は最後の1人となってもここを離れんとな!」投降勧告を無視して、あくまでも徹底抗戦をつらく考えを捨てなかった。ハーキュリーは、強制的にセルゲイを地上に戻すよう命じた。



 「私は戻らん!命令を受けただけで、私がここに来たと思っているのか?私はもう2度と・・・」

悲劇を繰り返したくない。命令と親友を救いたい思いで単身やって来たセルゲイ。しかしオートマトンが重力ブロックまで侵入を開始した。「予定通り隔壁を閉鎖。第一歩兵部隊は、市民をシャトルに乗せろ。第二歩兵部隊はオートマトン迎撃に当たれ!」ハーキュリーの頭の中には、市民を命を守る事も忘れていなかった。アロウズの愚行を世界に示し、市民を目覚めさせる事が本当の目的だからだ。命令通り第二歩兵部隊が、無作為に乱射するオートマトンに迎撃を開始した。その最中市民にも流れ弾が当たり、死傷者が出てしまった。「オートマトンをキルモードで投入したか!分かったかセルゲイ、これが間違った政治と軍隊の有様だ!」関係のない市民まで巻き込む非道なやり方を見て、セルゲイに間違った現状を訴えたハーキュリー。この状況下でも市民の命を考慮して、シャトルに乗せるように指示した。(良心ときちんとした状況判断が出来れば、どっちが悪いか分かりますよね。セルゲイもきちんとした人だから、ハーキュリーの決起を理解したと思います。ただ現状では情報統制されているから、それを伝える手段がない。伝えられたとしても都合よく改ざんされてしまいます。)



 「これをきっかけに連邦の悪政、アロウズの悪行を世界に知らしめる事が出来るば・・・・」移動中シーリンからクーデター軍と合流した事実の報告を受けたクラウス。反転攻勢に出るチャンスだと思っていた。「でも反抗的な行いしているのは私達よ。果たして世界が受け入れてくれるかどうか?」たとえ公表されても、受け入れられない可能性もあると考えていたシーリン。連邦とアロウズのやり方を示し、世界に変革のうねりを巻き起こすハーキュリーの考えと同じ考えを持っていたカタロン。しかしハーキュリー達の決起は、狙いとは異なりまたも情報操作されていた。「この映像は、アフリカタワー内を無人偵察機が撮影した物です。反政府勢力は、市民達の命を奪っています。独立治安維持部隊の強行突入も検討しています。」反連邦勢力としてでっち上げられ

無抵抗な市民を虐殺している。連邦が正義だと情報操作されていた。「連邦がいくら策を練ろうとも真実は直ぐに露呈する。故に市民達を地上に降ろしたのだ。6万もの人間の口を塞ぐことは出来んよ。それに地上には友軍とカタロンも居る。」偽情報でも本当の真実は暴かれる。だから問題は無いと豪語するハーキュリー。「偽情報で世論を味方に付ける。アロウズは何か手を持っている!」世論を味方につけて、弾圧を正当化する。セルゲイはアロウズの作戦を危惧した。 



 それぞれの思惑がアフリカタワーを中心に繰り広げられる中、クーデターの情報を聞きつけた

刹那が近づいて来た。目の前には二刀流のモビルスーツマスラオが立ちはだかる。そしてトランザムを発動させ勝負を挑んで来た。ミスターブシドーには、世界の事よりもガンダムを倒すだけに

生きて来たのだ。モビルスーツの上では対等の関係になった2人。しかしパイロット能力は、ミスターブシドーが一枚上手。不意を突かれたダブルオーライザーに襲い掛かった。更にまだ刹那は

傷が癒えておらず苦戦を強いられた。「隙あり、斬り捨てごめん!」一気に勝負を仕掛けたミスターブシドー。このままではやられてしまうが、刹那は身体を押してついにトランザムを発動させた。互いの意地と意地がぶつかる一進一退の攻防戦。「私はガンダムを超える。それが私の生きる証だ!」「戦いだけの人生俺もそうだ。たが今は違う自分が居る。」ガンダムを倒す事が自分の生きる証だと考えるミスターブシドー。皆を守る為に戦う刹那。互いの戦いに関する考えに隔たりが生まれていた。そして2人の戦いは、合流したプトレマイオス2と3機のガンダムによる援護射撃によりミスターブシドーが撤退を決断して終了した。「あえて言うぞ少年!覚えておくがいい!」再び決着を付けるその日の再戦を願って。(マジでハムキザ過ぎる。こんな台詞言われたらウザイと思いません。でも刹那は俺がガンダムを言わなくなって、仲間を信じ未来の為に戦う

というだけで変わってます。自分を変革するのは、きっかけがなければ出来ません。それが刹那にとっては人との出会いが重要だったと思いました。)



 「どういう事だ?部隊が2箇所に集結している。」人質がリニアシャトルで、降りてくるまでの間

アロウズの部隊は2箇所に集結し始めた。その状況に違和感を持つカティ。「この布陣には大きな意味が隠されている。フェルトアフリカタワー周辺1000キロの風向を出して。」スメラギは意図がある布陣だと読み、風向をチェックするように指示した。風向は西から東に流れており、落下を想定してそれにアロウズ部隊が、巻き込まれないように陣取られていた。「反乱分子・カタロン

ソレスタルビーイング、まとめて受けるが良い神の雷をな。」メメントモリのレーザーによるアフリカタワーへの直接攻撃。その落下によって敵対勢力の壊滅を狙うグッドマン。悪魔の作戦が実行されようとしていた。(カティ達を出撃させなかったのは、メメントモリを使って攻撃した巻き添えを減らす為。とんでもない非道な攻撃をするアロウズは許せないと思いませんか?悲劇が来週起こりそうで、悲しいお話がになりそうです。)