ラグランジュ4に建設中のコロニープラウドには、反政府組織カタロンのメンバーが潜入して

おり、宇宙技師として働く沙慈クロスロードの姿もあった。カタロンの幹部クラウスは、独立治安維持部隊アロウズに基地が襲撃された情報を、アザディスタンからやって来たシーリンから聞かされても、メンバーの救出を優先。イナクト部隊を派遣した。



 しかし救出作戦は、アロウズに情報が掴まれていた。アーサー・グッドマン准将率いる部隊がプラウドに向かい、シニン率いる新型モビルスーツアヘッド部隊が、無人兵器オートマトンの実験を兼ねカタロン部隊を壊滅すべく出撃した。その中には、スローネドライに家族を皆殺しにされ左手を失ったルイスの姿があった。一方ルイスとは、2年以上連絡が取れていない沙慈。カタロンのメンバーが侵入していたので、保安局員に拘束され高重力区域で強制労働を強いられた。


 

 間もなくカタロンの救援部隊が、プラウドに到着して作戦が開始された。しかし寸前でアヘッド

部隊にイナクトと輸送艦が殲滅され、オートマトンが投入された。その威力は、プラウド内にいた

カタロンのメンバーを皆殺しにし、沙慈も絶体絶命の危機に陥った。その時救出に現れたのは

ソレスタルビーイングから離れ、1人アロウズの動向を探っていた刹那だった。



 窮地を脱し未だ残っているオートマトンの攻撃を掻い潜りながら、刹那と沙慈はエクシアの着陸地点に辿り着いた。そこで刹那が、ガンダムマイスターであると知った沙慈は動揺した。そんな沙慈を尻目に、世界を見回り少年時代と何も変わらず、戦いが無くならない光景が続いていた事を知った刹那。エクシアでオートマトンを破壊し、アヘッド部隊に立ち向かった。しかしエクシアの性能をアヘッドは、完全に凌駕しており、かつての戦友の敵を討つべくジニンは、エクシアの

両腕を切り落とし断崖絶壁まで追い込んだ。



 その時遠距離から攻撃を仕掛けるモビルスーツが近づいて来た。それは、新たに開発されたセラヴィーガンダム。パイロットは、生き残っていたティエリアだった。GNフィールドで攻撃を弾き返し、GNランチャーでアヘッド1機を倒した。まさかの事態にグッドマンは、撤退を命じた。ガンダムとソレスタルビーイングの復活は、世界中を駆け巡りカタロンは同盟を模索し始め、アロウズは平和を乱す存在の出現という、大義名分を得て新たな戦力増強を開始した。



 プトレマイオス2に帰還し、4年振りに再会した刹那とティエリア。その時刹那に5年前からガンダムに乗っていたのかどうか尋ねた沙慈。刹那は、それを認めると怒りを爆発させた。ルイスの

幸せを奪ったガンダム。ソレスタルビーイングを調査し、志半ばに殺された絹江。大切な存在を奪われたその思いが銃口に向けられた。しかし人を殺せば、武力で平和を実現するソレスタルビーイングと同じになるので撃たなかった。そんな行為に対しティエリアは、カタロンのメンバーとして殺されたかもしれない、現実を直視していないと訴えた。



 アロウズによる非人道的な弾圧により、再び活動を再開したソレスタルビーイング。刹那は、現在カタロンのメンバーであるライル・ディランディと接触した。兄ニールに替わって「ロックオン」としてガンダムマイスターに招き入れる為だ。自らの新たなる力ダブルオー・ガンダムも完成し、アロウズとの戦いが本格的に始まろうとしていた。(ダブルオーガンダムには、2つの太陽炉が必要でした。1つはOガンダムの太陽炉。しかしもう1つの太陽炉を試してみても、中々同調せず

上手く行きませんでした。同調率が80%になれば、安定領域になるのですけど。残るは、エクシアの太陽炉のみ。アロウズの鎮圧が始まる前に、クリアーしなければならないミッションだった経緯に驚きました。)



 「何なんだお前?人を呼び出しておいていきなりソレスタルビーイング・・・・」ソレスタルビーイングを名乗る、突然の来訪者に戸惑うライル。「ニール・ディランディは、ガンダムマイスターだった。彼は、ガンダムに乗っていた。」兄がガンダムに乗っていた事実を話した刹那。そして4年前の最終決戦で戦死した事も。「お前もニール・ディランディと同じように、世界を変えたいと思っているのなら、戦う覚悟があるなら。ここに俺達の情報が入っている。」刹那の言葉を聞いて、兄の意志を継げと諭されていると思ったライルに、ニールと同じ覚悟と思いがあるならという条件を提示して、機密情報を渡した刹那。「いいのかい?これを俺が、保安局に渡したら・・・・・」情報を保安局に渡そうと脅したライル。「保安局は間もなくヨーロッパ中のカタロンのアジトに、鎮圧作戦を行う。奴等は本気だ。」ライルが、所属するカタロンのアジトを潰そうとしている情報を伝え

そのまま立ち去った。(ライルはカタロンに所属して、抵抗活動を続けていた。しかし情報をリークしようとした保安局は、地球連邦の犬として鎮圧作戦を計画していた。それは、ライルにとって

死活問題になります。これでソレスタルビーイング入りは、間違いないでしょう。)



 一方ガンダムが再び出現しソレスタルビーイングが、再び活動を開始した。カタロンと共に敵対勢力が増えたアロウズの司令官ホーマー・カタギリは、着任したカティを呼び出した。「我が独立維持部隊アロウズは、反連邦勢力の一掃すべく創設された連邦政府直属の部隊だ。攻撃対象は、軍事力を保持する非連邦参加国。カタロンと名乗る非連邦組織。そして新たな対象(ソレスタルビーイング)が増えた。彼らが、再び武力介入を行うのであれば、我らは対抗しなければならない私は、ガンダムとの戦闘経験を持つ君の手腕を高く評価している。」ガンダムとの戦闘経験が豊富なカティは、アロウズにとって必要な人材。だからこそ早急に招集したホーマー。更には、アンドレイと共にソーマも地球連邦本部に集まった。「AEUの作戦指揮官に人革連の超兵まで招集するとは、流石はカタギリ指令対応が速い。」ソレスタルビーイングに対抗する人材を集めた、ホーマーの意図を読み取った仮面の男ブシドー。アロウズも戦力をソレスタルビーイングに向け始めた。(ハムさんモビルスーツが、カスタムフラッグじゃないから、仮面をつけてるのですか?確かにカティ・ソーマを集めたのは、対抗策としてはベストだと思います。ただアロウズも黒幕のリボンズに利用されているだけという気がします。)



 「よしアジトに戻る間に、エクシアの太陽炉のマッチングテストを行う。」アジトに帰還中プトレマイオスⅡでは、エクシアの太陽炉を利用し、ダブルオーガンダムのマッチングテストが行われた。Oガンダムの太陽炉は、エクシアの太陽炉と連動率が高く、イオリアが200年以上前に提唱した主機関理論が、実現出来るかどうかの最後のチャンスだった。その頃独房に閉じ込められた沙慈に、ミレイナとラッセが食事と赤いハロを持って面会しに来た。「僕をいつまでこうしておくつもりですか?僕はカタロンなんかじゃない。」自分は無関係だから解放を求めた沙慈。「向こうもそう思ってくれればいいがな?俺達は、アロウズを叩く!奴らは、14件の鎮圧という名の虐殺を行った。被害は数万人規模、情報は全てもみ消されている。お前も奴らのやり方を味わった

はずだ。俺達は、けじめをつけるのさ。」自分達の武力介入の結果が、連邦政府を生み出しアロウズを創設させた。アロウズは、反対勢力だと思えば容赦なく虐殺する。そのけじめをつける為に戦うと主張したラッセ。(ソレスタルビーイングの武力介入の答えが、連邦政府樹立とアロウズの創設。沙慈のいう事は奇麗事だから、本当に平和を勝ち取るには、アロウズを倒さなければならないのは、けじめであるというのは分かります。)



 ライルと別れた後、刹那が次に訪れたのはビリーのマンション。2年前から酒びたりの生活を続けていたスメラギがそこにいた。現実を直視しない生活を続け、流石に飲みすぎを注意しようとしたビリー。自分の居に添わず、マンションを出て行こうとしたスメラギ。その時ドアのチャイムが鳴った。「刹那なの?」まさかの人物の来訪に驚く間もなく、何も知らないビリーが刹那を食事に誘おうとドアを開けた。「4年振りだなスメラギ・李・ノリエガ。」再会の挨拶をした刹那。「君何を言ってるんだ?彼女は・・・・・」九条という名前しか知らず、いきなり異なる名前を言われ困惑したまま「コードネームスメラギ・李・ノリエガ。ソレスタルビーイングの戦術予報士だ!」九条の正体が、敵の指揮官だったと知りショックを受けたビリー。(愛していた女性が、今まで敵として

戦っていたとは、ショックだったでしょう。しかも裏切っている形になっていたのだから。刹那はスメラギを戦いに引き込もうとして、わざと逃げ場をなくす言葉を言ったのか!しかしスメラギは、戦いを望んでいないから、酒に溺れていたから簡単に再び仲間になる事を承諾するかどうか?) 



 「保安局のガサ入れは、本当にあったのか!」刹那の情報通り、カタロンのアジトに対する捜査が及んだ事実を知ったライル。早速カタロンの幹部クラウスに面会を求めた。一方ハロに搭載されたデータベースを閲覧していた沙慈。スローネ・ドライによる攻撃で、ルイスの家族が殺された事件について調査していた。そこには詳細な攻撃理由は記載されておらず、擬似太陽炉を搭載したスローネの攻撃が、人体に影響を及ぼす情報が記載されていた。「ガンダムスローネ!この機体がルイスを・・・・・・」ルイスの左手を奪った元凶の正体を知り怒った沙慈。刹那達ガンダムマイスターと根本的に異なる事を理解した。



 「今頃私を連れ戻してどうしようというの?連邦政府が出来ても、世界は何も変わらない。あれだけの犠牲を払った所で何一つ。イオリアの計画なんて意味無いのよ。私は嫌なの!やってられないのよ。」ソレスタルビーイングとして戦い多くの命が散った。しかし世界は連邦政府が誕生しただけ。全く変化はなく、イオリアの戦争根絶の計画は無意味であり、もう馬鹿馬鹿しいとまで

思っていたスメラギ。「俺達は戦う。世界に変革をもたらしたのが俺達の罪ならば、再び世界を変える事でしか償えない。」ソレスタルビーイングが、再び世界を変革する事。それが罪滅ぼしだと主張した刹那。「私には無理よ。良いじゃない逃避ぐらいしたって、あなたほど強くない。」戦いから得たスメラギの答え、それは現実逃避だった。(スメラギさんが、逃げたくなる気持ちわかります。無力感と絶望感を感じた結果だから。そういう事から立ち直らせるには、新たな希望を見せる事が必要です。それは、再び変革出来る力です。)



 軌道ステーションに到着すると「新たなマイスターが来る。」新しいマイスターの存在を示唆した刹那。「そんなに兄さんに似てるかな?俺の名は、ロックオンストラトス。ソレスタルビーイングのガンダムマイスターだ。」刹那はライルと紹介したが、自らロックオンと名乗ったライル。これで

新たなガンダムマイスターが誕生した。「クラウスジーン1(ロックオン)が、ソレスタルビーイングに接触したわ。」所属しているカタロンにもロックオンが、ソレスタルビーイングに接触した事を報告したシーリン。「太陽光発電の照射権を盾に加盟国を言いなりにさせ、非加盟国を排除する今の連邦のやり方は非道だ。しかも直属の治安維持部隊まで創設している。このままだと連邦の独裁に繋がる、それは彼らもわかっているはずだ。」世界の現状を考えると、カタロンと協力体制を築き上げる事は可能だと主張したクラウス。しかしそんな中アザディスタンの王女マリナが、保安局に拘束されてしまった。(ロックオンは、完全にソレスタルビーイングに入ったのか?それともカタロンの一員のままなのか?2つは手を組んだ方が、良いと思うのですけど。アザディスタンは、非連邦国家だからマリナ様捕まっちゃったし。)



 「お嬢様何故ソレスタルビーイングの情報を彼らに話したのですか?」リボンズ達に情報をリークした留美に理由を尋ねた紅龍。「この程度の危機を乗り越られなければ意味は無くてよ。戦いの果てに、世界の変革はあるのよ。」わざと情報を流し危機を誘発させる。その先に世界を変革する事が可能だと踏んだ留美。お付き役のネーナに指示して早速情報をリークさせた。その情報は、プトレマイオスⅡの現在位置。早速リボンズからホーマーに伝えられ、早速前線部隊のアーサー・グッドマンに伝えられた。(留美とリボンズが水面下で接触していたのは、先週も描かれましたけど、まだ意図が分からないですね。一体何を企むのかソレスタルビーイングにも情報をリークしてますし。やっぱり戦わせる事が目的だと思っても仕方ないですね。)



 「モビルスーツ全機発進!これより我が軍は、ソレスタルビーイングのスペースシップに奇襲をかける。」全力を挙げてプトレマイオスⅡに奇襲攻撃を仕掛ける事を命じたアーサー。そして再び

最新鋭モビルスーツアヘッドとGX-Ⅲの部隊が、ソレスタルビーイングに牙をむいた。「王留美からの情報だ。アロウズにこちらの位置を知られた。」留美からの情報をキャッチしたラッセ。刹那達に情報を伝えた。「セラヴィーで出る。フェルトはイアンと共に、マッチング作業を続行してくれ。」今の戦力であるセラヴィーで出撃したティエリア。



 アロウズのモビルスーツ部隊に対抗出来るのは、現状ではセラヴィーとロールアウトしたばかりのダブルオーのみ。現状を聞いて、プトレマイオスⅡに連絡したスメラギ。時間的には、無茶だが戦術プランを伝えて来た。その間にもプトレマイオスⅡとセラヴィーを発見したアロウズ。それに対して、攻撃を仕掛けながら航行地域を指示したスメラギ。戦力は少ないながらも、互角に渡り合った。そしてセラヴィーのGNバズーカが炸裂し、一気にアロウズを破壊した。「イアンダブル

オーを出す。もう時間が無い。」まだ太陽炉のマッチングが、完全ではないダブルオー。それでも

敵と戦うには、必要不可欠な戦力だった。イアンの制止を無視して、小型輸送機からダブルオーに乗り込んだ刹那。(留美はプトレマイオスにも教えていた。ハロが、敵だと告げたのはこの情報だったのでしょうか?まさにぶっつけ本番ダブルオーは、ちゃんと起動するのか?トランザムを利用したら爆発もありえます。しかし第2話で爆発はないでしょう。)



 「駄目です粒子融合率73%で停滞。トランザムでも駄目なのか!」未だ安定領域に達しない

ツインドライヴシステム。このままでは、起動前にアヘッドの餌食にされてしまう。「目覚めてくれ

ダブルオー。ここにはオーガンダムとエクシアと俺がいる!」必死の思いで、ダブルオーを起動させようとした刹那。その思いが通じ、今まで起動しなかったダブルオーが起動した。「刹那・F・セイエイダブルオー発進する目標を駆逐する!」発進してアロウズに立ち向かった刹那。ダブルオーの機動性は、ツインドライヴの効果によりアヘッドを遙かに凌駕していた。「これでビーム兵器は使えまい。接近戦ならこっちが有利だ。」それでも接近戦に持ち込もうとしたGX-Ⅲ。「これが俺達のガンダムだ!」そんな状況もダブルオーには関係なく一刀両断した。改めてその性能の高さを敵味方問わず見せ付けた。それは、リボンズでも知らない情報だった。(ここまでの計画があったとは。まあダブルオーが、圧倒的な性能がなければ面白くない。アロウズがそれに

対抗してどういう策を練るのかも楽しみです。)



 戦いはダブルオーの登場により終息し、アロウズは退却した。再びプトレマイオスⅡのクルーと再会したスメラギ。しかしその顔は、再会を喜ぶ顔ではなかった。そして新たなロックオンも加わった。「違うあの男は、ロックオンじゃない。」素直に受け入れられないティエリア。ソレスタルビーイングの戦力は増加したが、単純に喜べない人物もいた。(来週はアレルヤ奪還作戦です。

4人揃ってガンダムマイスターですし、ロックオンの実力も分かるでしょう。ただ1人ビリーさんは

やり切れない気持ちで一杯でしたけど、これでブシドーとのコンビ復活でしょうか?)

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