ランカが、芸能プロダクション「ヘクタープロモーション」にスカウトされた。兄のオズマは
断腸の思いで、芸能界入りを認め、ミハエル・ルカ・ナナセ達からお祝いの言葉を掛けられ、全力で応援すると約束して貰った。ただアルトからシェリルのフロンティアでのさよならコンサートの
チケットを渡されても、アルトとシェリルのキスシーンを見て、ショックを受けてしまったので、あまり嬉しそうな様子を見せなかった。それはよりアルトを意識している証拠なのだ。
一方さよならコンサートに向け、気合の入ったリハーサルを行っていたシェリル。しかしグレイスから、故郷マクロスギャラクシーが襲われている事実を知らされ、動揺してしまった。それでも
記者から「中止」についての質問をされても、必ずライブを行いギャラクシーに帰るという、強い
意志を示したインタビューを行い、ライブは予定通り開催された。
大統領のハワードは、バジュラの存在を公表。同胞を救うべく攻撃を仕掛けている声明をお
発表した。非常事態宣言が発令された。SNSも先行偵察した、新統合軍からの依頼で、ギャラクシーに残る残存艦の救出の為に出撃する事になった。その前にシェリルの所に出向き、イアリングを返しに行ったアルト。そこでシェリルの生い立ちを知り、イアリングがかけがえの無いものである事を告げられた。しかしシェリルは、「お守り」としてアルトに託した。
ついにSNSの母艦マクロス・クォーターが発進を開始。新統合軍から派遣された、キャサリンも加わり、初めてバジュラに対して、先制攻撃を仕掛る。オズマはバルキリーのパイロット達に「誰一人死なずにフロンティアに帰るぞ!」というメッセージを告げ作戦は開始された。そして
ほぼ同時刻には、シェリルのさよならコンサートも!
ホールド断層を抜けたマクロス・クォーター。どこにもトラブルが無く、無事目的宙域に移動
完了。未だ残っている、ギャラクシーの残存艦ダルフィムとカイトスが確認。その惨状は目を覆うばかりだった。「艦長我々の任務は、残存艦の救出ですが、それと同時にいやそれ以上にバジュラのデータ収集が、重要である事を忘れないで下さい。」あくまでもバジュラのデータを集める事が、重要だと主張したキャサリン。しかしそれが、大統領ハワードの命令である事は、艦長の
ジェフリーにはお見通しで、とりあえず心の中に留め、バルキリー部隊に出撃命令を出した。
(それぞれの目的が異なっている。人命とバジュラのデータどっちが大切なのか?)
「皆文化してる?ようこそあたしのさよならライブへ!」MCトークを始めたシェリル。ただそこに
アルトの姿は当然無く、当惑したランカ。短い滞在期間の中での、フロンティアの思い出を語り
大歓声を浴びた。故郷が危機に瀕しながらも、いつも通り「あたしの歌を聴け!」決め台詞を
叫び「射手座午後9時Don't be late」を熱唱し始めた。(使い回しのカットが多かったけど
この歌大好きなので気にならないです。今日のMステでもシェリルが登場しました。)
「今回の任務は、バジュラのデータ収集も兼ねている。アルトお前は、下がっていろ!」任務の
説明を告げたオズマ。新人のアルトに対し、自分の後ろに下がるように命じた。「何でだよ?俺だってやれる!」自信過剰なアルトは、決して引かなかった。「来ます!」レーダーにバジュラが
捕えられ「全機プラネットダンス!」オズマは、フォーメーションを取るように命じた。(プラネット
ダンスって何ですか?ミハエルをクランは、子ども扱い。でも小さいクランしか知らなかったら
そう思えません。)
「ビンゴ!」ミハエル得意の狙い撃ちが、バジュラに命中。SNSの先制攻撃が始まった。機動性を誇るバルキリー部隊の攻撃が、他のバジュラを捕えた。ただ1人アルトだけは、戦闘状況を
付いていけず「ぼけっとしているな!」オズマに怒鳴られながら、必死に付いて行こうとした。その後オズマ専用バルキリーに装備されたミサイルが、バジュラに向かって全弾発射!まるで
狙い撃ちの如く、次々にバジュラに命中。モンスター乗りのカナリアが、ダルフィムの甲板を利用して、一斉にミサイルを発射した。その破壊力を見たアルトは、ただただ驚くばかり!
(モンスターって何ですか?全然知らなかったですよ。まあそれよりもシェリルの曲と戦闘シーン
のマッチング、これが最高!素晴らしく鮮やかなコラボレーションになるとは。)
ダルフィム周辺に取り付いた、バジュラの撃退に成功。今度は損傷が酷いカイトスを逃がす
作戦が開始された。一方曲を歌い上げたシェリル。グレイスからフロンティアの軍隊(SNS)が
活躍している事実を、ライブで伝えられ「あなたのお気に入りのパイロット君も頑張っている
みたいね!」アルトが健闘している様子を伝えられた。「誤解しないで、あたしが心配している
のはギャラクシーよ!それにパイロットの仕事が戦う事なら、あたしの仕事は歌う事よ!」顔を赤らめながら、あくまでも個人的感情は無いと強調。プロの歌手として、自分のなすべきライブ
ステージに集中する事が重要だと告げた。(バレバレですけどね。グレイスさん人生経験豊富
そうですし。ランカちゃんは、兄貴が戦場で戦っている事を知らず、アルトが来ない理由をようやく知りました。ちょっと可愛そうな気がしました。)
バルキリー隊の活躍により、カイトスも脱出圏まであと一歩。その時ホールド断層から巨大な
戦艦が突如出現。主砲たった1発で、カイトスは宇宙の藻屑と消えた。それはあまりにも衝撃的な光景で、SNS・新統合政府共に言葉が出ない。しかも戦艦の正体は、バジュラの母艦。その
詳細なデータを取ろうとして、単機で近づくルカ。主砲を見ている隙を突かれ、バジュラに捕え
られ、母艦に飲み込まれてしまった。(まさかバジュラに母艦があったとは。誰かバジュラの
リーダー的存在がいるのでしょうか?)
シェリルのライブは、いよいよラストソング。「広い銀河の中、また会えるか分からないど・・・・」
思わず感極まり、プライドの高いシェリルが泣いた。どよめく会場と応援する声が飛び交い、様子を見ていたランカも心配な様子。「泣く訳ないでしょう、このあたしが!」何とか強気に振舞おうと
したシェリル。しかしやはり感情は抑え切れなかった。「シェリルさん!」大声で名前を呼んだ
ランカ。「ねえ皆最後の曲だけは、ある人の為に!いやある人達の為に歌いたいの。今遠い所で命を掛けている人達の為に。」アルト達ギャラクシーを守ろうと命を掛けている人達に、捧げる曲を歌いたい意志を告げたシェリル。客席のランカに対して「あなたにも一緒に歌って欲しい!」
と哀願した。(ランカの事気付いていたのでしょうか?あんなに沢山お客さんが居るのに。)
その頃ルカが捕まり、単独で救出に向かったアルト。ミハエルやオズマの制止を無視して
「何とか中に入っちまえば、こっちのもんだ。」母艦の内部に突入を試みた。激しい攻撃に晒され
ながら、それを避けたアルトのバルキリーは、突入を成功させた。一方マクロスクォーターでは
母艦のスピードが遅いという調査結果を元にして、次の作戦が開始された。それは前に出る
リスクを伴う危険な賭け。「本艦はこれよりバジュラ空母との近接格闘戦に入る。諸君らは、ダルフィムを全力で守れ。」バルキリー隊にダルフィム護衛を任せ、マクロスクォーター自ら母艦と
戦う事を告げたジェフリー。巨大な戦艦が、バトロイドに変形して一気に勝負に出るのだ。(いや
マクロスは、戦艦が変形するのは知っていましたけど、初めて観ます。)
そして母艦内に突入したアルト。周囲にバジュラの存在を注意しながら、ルカのバルキリーが
捕えられている光景を目撃した。すると2匹のバジュラが、背後から不意打ちを食らわせた。対応出来ない、アルトは防戦一方!ついには、バジュラにコックピットを潰され絶体絶命の危機に
陥った。その時アルトの耳にシェリルとランカの歌声が響いた。「ルカ・・・・!」バジュラを払い
のけ、コックピットから脱出。捕えられたルカに声を掛けた。
しかし簡単に脱出出来る状況ではなかったが、謎のバルキリーが出現!アルト達をアシスト
して母艦から脱出成功。そしてマクロスクォーターが、主砲の口に取り付いた。「マクロスキャ
ノンぶちかませ!」ジェフリーの掛け声と共に、発射されたマクロスキャノン。その威力は脅威
的!一撃で母艦を撃沈した。ダルフィムも無事守り抜き、アルトはオズマに怒鳴られたものの
勇気ある行動は、賞賛された!
これほど歌と戦闘シーンのコラボレーションが素晴らしい作品は、滅多にお目に無いです。歌も最高だし、物語も素晴らしいです。謎の少年フレラ・スターンも登場。彼は一体何者なのか?
来週はランカが、アルト達の美星学園に編入。シェリルも乱入して、大騒動になりそうです。
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