ロックオンが息絶え自分の責任を痛感したティエリア。敵を討つ事が手向けになると考えて
いた。一方国連軍は、ジンクスの残り機体が11機となり、セルゲイは撤退すべきだとカティに
進言したが、援軍として巨大モビルアーマーアルバトーレが登場した。搭乗パイロットは、アレハンドロで、自らイオリアに変わり地球を手に入れようという野望を達成すべく、ソレスタル
ビーイングの全滅を企てていた。
こうして始まった国連軍との最終決戦。ナドレとキュリオスは迫り来るジンクス部隊に立ち向
かった。ナドレはパトリック達の部隊と、キュリオスは因縁のソーマとセルゲイとの戦闘が開始
された。GN粒子が少ない中ジンクスに立ち向かうナドレとキュリオス。それでもソーマの脳量
子波をハレルヤが遮断。影響を受けなくなったアレルヤは、互角に渡り合った。しかしプトレマイオスがアルバトーレの粒子砲で側面部が破壊され、巻き込まれたキュリオスは下半身が破壊
され、戦闘能力が大幅に低下した。
一方ナドレは切り札トランザムシステムを発動させ、一気にジンクスを追い詰めた。しかし
ここでもアルバトーレの不意打ちを食らい形勢が逆転してしまった。それでも最後の力を振り
絞りパトリックのジンクスと相打ちに持ち込んだナドレは、戦闘不能状態に陥った。こうなると
守るべき存在を失い、プトレマイオスは裸同然。ブリッジ部分が破壊され、強襲用コンテナに
移動していなかった、リヒデンタールとクリスティナの命が失われてしまった。
そして刹那とラッセはアルバトーレに攻撃を仕掛けた。しかしアルバトーレのGNフィールドは
強力で傷1つ付けられず、強襲用コンテナは破壊された。GNアームズとエクシアに分離し最後の対決を挑む刹那と野望に燃えるアレハンドロとの最終決戦が始まった。
その頃衛星に隠れていたキュリオスは、ソーマとセルゲイのジンクスに追われていた。「俺は生きる。他人の生き血を吸ってもな!」あくまでも生にこだわるハレルヤ。実はそれはアレルヤも同じ。世界の行方と戦いの意味を知りたかったからだ。「ようやくその気になりやがったか。ならあの女に見せてやろうぜ!本物の超兵っていうやつを!」初めて同じ思いで繋がった2つの人格アレルヤとハレルヤ。手負いのままソーマ達に攻撃を仕掛けた。(相反する性格なのに、生きるという目的で繋がりました。他人格が1つになるとどうなるのか?)直撃コースのライフルを
避け、2機のジンクスに同時攻撃を行うキュリオス。動きの違いに当惑するソーマとセルゲイに
見せ付けていた。(うん2つの人格が、協力するとやっぱり強かったです。)
一方アルバトーレに立ち向かうエクシアは、GNライフルを繰り出したが、GNフィールドに
弾かれてしまっていた。「刹那合体だ!」ラッセの掛け声で、エクシアはGNアームズと合体。
GNアーマーに武装した。「GNアーマーなど。ファング!」動揺しないアレハンドロは、スローネ
ツヴァイの兵器ファングで応戦した。「狙い撃つ!」ロックオンの魂が乗り移った刹那。ファングを
狙い撃ち、粒子砲を避け、再びアルバトーレに突っ込んだ!(なんかロックオンの言葉を使っての刹那の攻撃。仲間を思う気持ちが込められていました。)
「馬鹿の一つ覚えが!」同じ攻撃をするGNアーマーに応戦するアルバトーレ。しかしGN
ソードを使用した物理的攻撃で、腕を破壊する事に成功した。それでも他装備のアルバトーレは
逆襲を開始。攻撃を繰り返すGNアームズを破壊。「刹那俺達の存在を・・・・・・」思いを託して
ラッセは応答が止まった。ラッセを傷付けられ刹那の逆鱗に触れ、GNソードがアルバトーレ
本体を突き刺し切り裂いた。(流石にアルバトーレをエクシア1機で破壊するとは、思いません
でした。ラッセさんは、死んだと思いましたけど?)
そしてアレルヤ・ハレルヤとソーマの戦いに決着が付こうとしていた。今までとは違うキュリオスの動きに当惑するソーマ。「お前は完璧な超兵なんかじゃねえよ。脳量子波で増強された
超反射能力。でもなそれに思考が追いついてねえ。本能で動いているだけだ。反射と思考の
融合。それこそ超兵のあるべき姿だ!」ソーマの超人的な肉体に、思考が追いついていない
事を指摘したハレルヤ。ついにトランザムシステムを発動させ、一気に勝負に出た。「さよなら
だ女!」ソーマのジンクスに斬りかかるキュリオス。しかしそこにセルゲイのジンクスが、割って
入り身を挺して守った。「今だピーリス!」叫ぶセルゲイの言葉に聞いたソーマ。キュリオスに
ライフルを乱射。決定的なダメージを与え、目を傷めた人格がアレルヤになると「マリー何故
君が?」ソーマをマリーという名で呼んだ。(また最後に謎が出ました。アレルヤには分からなかった顔を合わせていなかったからはずですけど、ソーマがマリーという名で、どうやらただならぬ仲みたい。これも第2期の謎の1つになりそうです。ただソーマにとってセルゲイは、中佐では
なく父親みたいな存在なんでしょうね。)
エクシアのGNソードにより、動かなくなったアルバトーレ。しかし中から黄金のモビルスーツが姿を現した。「貴様かイオリアの計画を歪めたのは?」通信に応じたアレハンドロに尋ねる
刹那。「違うなただ主役が私になっただけ。ソレスタルビーイングによる武力介入により、世界は
破壊され、世界は統一された。私はその世界を、私色に染め上げる。」イオリアの計画を利用し
世界を統一の方向に持ち込み、世界を自分の思う世界に変えようとするアレハンドロ。彼に
とってイオリアに関係するエクシアは邪魔な存在。粒子砲で一気に殲滅を図った。(監視者なんて言っていたけど、それは自分の計画通り進んでいるのか、確かめる為だったのか!)
「残念だったなイオリア・シュヘンベルグ。世界を統合し、人類を新たな方向に導くのはこの
私。今を生きる人間だ。」エクシアを倒し、勝利宣言をするアレハンドロ。しかしエクシアはトランザムシステムを発動させ、再びアルバトーレに挑んだ。「見つけた世界の歪みを!お前がその
元凶だ!」世界を戦いへの道にいざなう歪みの元凶が、アレハンドロであると断言した刹那。
エクシアのGNライフルで攻撃を仕掛けるが、アルバトーレのGNフィールドに遮断され、ダメージを与えられない。そんな時ロックオンが話した、エクシアに実体剣が装備されている理由を思い出した。イオリアの計画には、ガンダム同士の戦いも予測され、GNフィールドに対抗する策と
してエクシアにGNソードが装備されていたのだ。(すごいねイオリアさん。ガンダム同士の戦闘まで予期していたとは。)
「俺は戦う事しか出来ない破壊者。だから戦う!争いを生むもの倒す。その歪みを破壊する。」ロックオンの言葉を思い出し、アルバトーレのGNフィールドを破壊し、GNソードを突き刺した。それはガンダムによる戦争根絶を果たすべく、その元凶を打ち倒す刹那の思いが込められ「俺が俺達がガンダムだ!」ついに刹那はガンダムになった。一方アレハンドロには哀れな末路が待っていた。通信して来たリボンズに「アレハンドロ・コーナーあなたは、いい道化でしたよ。イオリア・シュヘンベルグの計画ではなく、僕の計画になっていたのさ。統一された世界の行く末は、僕に任せてもらうよ。」ただの道化師だと宣告されたアレハンドロは、リボンズの手の平で操られていただけで、哀れな最期を遂げた。(やっぱりリボンズが裏で糸を引いていた。
アレハンドロは、コーナー家の悲願に囚われ利用されていただけだった。哀れな最後でした。)
難敵を倒した刹那だが、直ぐに別のモビルスーツが近づいて来た。それは擬似太陽炉を搭載したGNフラッグ。パイロットはダリルとハワードの敵を討とうとするグラハムだ。互いの存在を
確認し「なんとあの時の少年か、私と君は運命の赤い糸で結ばれているようだな。」アザディスタンで出会った2人が、戦いの宿命によりめぐり合った。最初はガンダムの性能の虜になった
グラハムは、愛さえも感じていた。しかしそれを超越したら憎しみへと感情が変わってしまう。
全てはガンダムの存在があったからこそ!そうでなければハワードもダリルも死ななかった。
ほぼ互角の性能のエクシアとGNフラッグ。互いの首を切り落としながらも戦う刹那とグラ
ハム。その会話の一部始終です。
グ「私は君を倒す。世界などどうでもいい、己の意志で。」
刹「貴様も世界の一部だろうに。」
グ「ならばそれは世界の声だ!」
刹「それは貴様のエゴだ。エゴを押し通しているだけだ。貴様のその歪み俺が断ち切る。」
グ「よく言ったガンダム!」
世界の声の代弁者だと主張するグラハム。単なるエゴで、戦いをもたらす歪みの存在だと
断罪する刹那。互いの主張は平行線まま意地と意地がぶつかり合った。結果ビームサーベルの相打ち、敵を討ったと満足げなグラハム。(GNフラッグは爆発した様子はないから、ハムさん
生きていて欲しいです。)そしてガンダムマイスター達は、宇宙空間に漂っていた。ティエリアは
計画が続行中であると認識し、GNドライブをスメラギ達に返し力尽き。ソーマがマリーだと知り
絶望感に満ちていたアレルヤは、ハレルヤに知っていたかどうか確認した。「知ればお前は
戦えないだろ。先に逝っているぜハレルヤ。」既に知っていたハレルヤは、最後までアレルヤに
喋らず消えていった。(身体は死んでいないから、消えたにしました。刹那がマリナに残した
手紙には、刹那が疑問に思っている世界の歪みの由来、人間の無意識の悪意の存在。人生を
狂わせる物、人が支配し支配される状況、互いに傷付けあう理由、それなのに生きようとする
理由。それを互いに人と人が分かり合える世界を望むマリナに答えを求めたのです。刹那は
戦いでしか平和に導く事が出来ない。だから平和を望むマリナに答えを求める手紙を送りま
ました。遺言として!)
月日は流れ西暦2312年。沙慈は学校を卒業し、宇宙で働き始め、約束通りルイスを迎え
ようとメールを送った。世界も国連から地球連邦に名称を変更。各国軍隊を解体、一元化し
地球連邦平和維持軍を創設した。文字通り地球は1つにまとまった。しかし留美と紅龍は
新たなる活動を開始。既に新たなガンダム「OOガンダム」が始動しようとしていた。まだまだ
世界を変えようとする動きは終わったわけではない。とりあえず第1期は終了しました。しかし
グラハムは鉄火面付けてたし、パトリックも生きていた。アリーも生きていて、ルイスとリジェネ
という新キャラクターが一緒にいるし、謎が多すぎます。
第2期シリーズの登場人物はどうなるのか?新たなるマイスターが出て来るのか。本当に
半年後の物語は想像も付きません。でもソレスタルビーイングの活動が、世界に平和への
道に突き動かしたのは事実です。スタッフ声優の皆様本当にありがとうございました。ちょっと
難しい話でしたけど。
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