タナトスから飛来した第4のオリジナルドラゴンオストルムは、新小笠原に飛来し破壊活動を

開始した。それを阻止しようとライナ達ドラゴノーツが立ち向かう。しかし力の差は明白で全て

倒れてしまった。ついにドラゴン生態チームの責任者ノザキは、自らの正体オリジナルドラゴンアトルムである事をユウリに見せ、オストルムとの戦いに挑んだ。一方ジンはタルタロスに向かいギオと合流、カズキの妨害に晒されたがトアを救出する為飛び立った。

 オストルムの破壊力は想像以上で、新小笠原の被害は甚大であった。ハウリングスターとマキナは傷を負い、動けなくなってしまった。しかし上空では、オストルムとアトルムの繰り広げ

られ激しくぶつかる2体のオリジナルドラゴン!「何なのよあのドラゴン?」ドラゴノーツから悲観

的な声が上がる。「あれはアトルムずっと探していた3体目のオリジナルドラゴン。正体は

ノザキ教授なのよ!」ユウリがオリジナルドラゴンの存在と、正体がノザキである事実を公表し

サカキとドラゴノーツ達は驚きを隠せなかった。(ISDA基地壊されちゃった!)

 オストルムとアトルム2体のドラゴンがもつれ合い落下をすると、アクチャライズを解除した。「タナトスがお前を送り込んで来た理由はわかっている。この星で生まれたドラゴンの抹殺

そうだな?」ノザキは来襲の目的を指摘すると「お前達はこの星の生物と関わり過ぎた。人の手によって育てられたドラゴンなど、マザーはお望みでは無い。」オストルムは、タナトスの意志に

よって地球に来襲した事を認めた。「私の子供達には、指1本触れさせはしない。」ノザキは

強い決意を持ち、再びアクチャライズしオストルムとの激しい戦いを開始した。

 その頃火星のジルアード軍基地に監禁されていたトア。「ジンあなたがいるから、私は存在

していられるの。だから私はずっとこのままの姿でいたい。元の姿に戻りたくない。」ジンがいるから自分はコミュニケーターのままで居たいと願っていると、アーシムの前に引き出された。そしてオストルムにより、新小笠原ターミナルシティ壊滅とISDA基地が破壊された事実を知ら

された。「早く何とかしないと。」トアは、アクチャライズを防止するCSSの解除をアーシムに

要求した。「そんな事をしたら僕の元から逃げていってしまう。」というアーシムの言葉を聞いて

「逃げない!約束する。」決して逃げないと答えるトア。「ちゃんとお願いしてごらん。」アーシムは見下した態度で、トアに自分に対して哀願する様に要求した。何度も頼んでみたものの

決して満足させられなかったので、土下座をして「アーシム様お願いします。ここから出して

下さい。」不本意ながらも哀願したトア!「駄目だ!まだ目が反抗的だ!ちゃんと僕のものに

なったら聞いてあげるよ。」アーシムはトアとの約束を反故にした。(すげぇ嫌な態度を取る奴だ

 破壊された新小笠原では、コミュニケーターの姿でノザキとオストルムが激しい戦いを展開し

ユウリは心配な眼差しで、行く末を見つめていた。最初は互角であったが、ノザキがユウリを

巻き込まない様にしていると、その状況を利用したオストルムの攻撃を受けてしまう。「もう

1体いたのか?」ユウリに攻撃しようとしたオストルムは、トアを探すギオを発見。猛烈なスピードで襲い掛かった。体当たりされても体勢を立て直し、追撃を何とかかわしていった。(オスト

ルムの火の玉攻撃は、島をあっという間の消滅させました。もの凄い破壊力です)

 「こんな所でへたれてる場合じゃあないぜ。見せてやろうぜ俺達の真の力を!」一度はやられたドラゴノーツ達は、ハウリングスターの言葉に触発され再びライナを中心にオストルムに戦いを

挑むべくアクチャライズをした。(何だか変身する様子を見ると違う番組みたいなのです)一方

ISDAの本部では、キリルが自分達を守る契約をしていたジルアード軍にコンタクトを取る為

避難勧告も聞かず「我々を守ってもらわなければ困る。いや地球の危機なんだぞ!」必死に

呼びかけた。その言葉は、アーシムにも伝わった。「僕を黙ってドラゴンが地球を破壊するのを

見るのはつらい。だがもう少しISDAが壊滅するまで待とう!」トアが手に入った今となっては

ISDAはジルアードにとっては邪魔な存在なのだ。

 「私は失礼致します。」スパイだったナナミは、アーシムの言葉に動揺し席を外した。やはり

ユウリの事を裏切ったとはいえ、大切な存在なのである。向かった先はトアが監禁されている

所!トアは自分の目的が、地球産ドラゴンの卵をタナトスに持ち帰る事であると説明した。

しかしタナトスは、トアとコンタクトが取れなくなると、別の使者オストルムを派遣し地球産ドラゴンの壊滅を命じた。トアは今ならばまだ、地球産ドラゴンを守る事が出来ると考えていたが、

ナナミにとってはトアの使命などどうでもいい事!「あなたに地球が救えるかどうか?ただそれ

だけよ。」と質問した。「それは判らない。愛する人を守りたい。」トアはジンを守る願望を持って

いて、その考えが「ユウリを助けたい。」ナナミの願望と一致、CSSを解除した。しかし背後から

ガーネットが放った非情な銃弾に撃たれたナナミは、その場に崩れ落ち命を失ってしまった。

(確かに長く居れば情が移りますよ。ナナミは非情になりきれなかっただから消されたんです

 「聴こえるトアの歌が!」ジンは一瞬トアの歌が聴こえ火星にいる事に気付いた。しかし背後

には執拗に狙うオストルムの影が迫っていた。その時マキナからの攻撃で撃退すると「ジンお前は火星に行け。アキラ様を舐めるなよ!」アキラやドラゴノーツからの強い願いで、ジンは火星へ向けて飛び立った。(ジンを行かせる為に、やられるとわかっていても人柱になるとは)

 ジンを火星へ出発させる事は成功したものの、ドラゴノーツ達は全て倒され。ジルアード軍からのアガシオン発進には、時間が掛かる連絡がISDAに入った。これでは打つ手が無く、絶望的な状況になってしまった。「まだ打つ手はあります。ヴリドラユニットのイツキとオトヒメが、10年前ジルアードがタナトス破壊用に開発したType-Xと呼ばれるミサイルを搭載し、オストルムを消滅させるべく捨て身の行動に出た。(イツキの弟が殺されてますからね、敵討ちですよ)ただType-Xが地球で爆発したら、アジア全体が吹き飛ぶほどの威力があるので、オトヒメは体当

たりし宇宙で消滅させようとした。

 しかしオストルムの強さは、想像以上で強烈な攻撃を受けたオトヒメは制御不能に陥り

Type-Xは落下してしまった。爆発まで残り60秒しかない。「俺はもう1人じゃないんだ。」ギオが戻って来てオストルムに体当たりをし、Type-Xと共に宇宙に向けて上昇した。ギリギリで

大気圏外に出て消滅させる事に成功した。(凄いなType-X)ただ代償は大きく、ギオは傷つき

アクチャライズ出来ない状態!サカキはDプロジェクトを次のフェイズに移行し、宇宙に向けて

飛び立つ指令を発動した。部隊は地球から宇宙へ、タナトスの目的がわからないですが、最初と比べたら格段に面白くなっています。来年1月9日から放送再開です。