外して現れた。「ゼロの正体はお前だったのか。ダールトンの分析は当たっていたな、ブリタニア皇族への恨みを持つ人間がな。ナナリーの為にこんな事を?」と質問するコーネリアに対して「私は世界を崩壊し新しい時代を作る。」と言い放つルルーシュ。
「世迷言を!そんなことの為に殺したのか、クロヴィスもユフィーまで!」と怒るコーネリア。ルルーシュとの会話には意味を持っていなかった。そこでルルーシュは、ギアスを掛け「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの問いに答えよ。」とコーネリアに自分の質問を答えさせた。その質問と答えは下記の通りです。
①マリアンヌを殺したのはコーネリアか? A「違う」
②では誰が殺す様に仕向けたか?A「わからない」
③なぜ警護隊を引き上げたのか?A「マリアンヌに頼まれた。」
④真実を知っている人間は?A「皇帝陛下に命令されシュナイゼル兄様が・・・・・・・」
ここで「おい戻って来い。お前の妹がさらわれた。」というC.C.からの報告がルルーシュの耳に入るが
「冗談を言うな、ここはコーネリアを人質に取って・・・」と言い話を聞こうとしない!だがC.C.の「お前の生きる目的なのだろう。神根島に向かっている。」という言葉を聞いてガヴェインに乗り込もうとした瞬間
「オールハイルブリターニア」と叫びながら、強化改造されたジェレミアが行く手を遮る。自分を失脚させた恨みの
心のみで動くジェレミアは、会話すらまともに出来ない状態であったが「お願いです、死んで頂けませんか?」と
言いながらガヴェインに迫る。しかし圧倒的な力を持つジェレミアだったが、ルルーシュのビルを破壊して
押しつぶすという作戦にあえなく潰される。
その頃アッシュフォード学園では、隠れていたミレイ・シャーリー・リヴァルは玉城達に拘束されると
シャーリーに「ゼロがこんな事するはずが無い。」と言われ、玉城は「ふざけるなよお前ら死んでもらうぜ」
銃を構えると、動けないランスロットに乗っていたスザクが庇おうとした瞬間、アヴァロンが救出に登場し
セシルがナイトメアフレームに乗り込み、黒の騎士団の攻撃を防ぐ活躍をみせる。そしてランスロットを
動ける状態にスザクは、再び発進しようとした時コーネリアから連絡が入る。(ラクシャータもロイドの
参戦には驚いていましたね)
ブリタニア政庁攻防戦は、ブリタニアコーネリアの部隊に押され藤堂以下苦戦を強いられていた。更に「指揮の全権はお前に任せる。扇の仕事はディートハルトに任せろ。私はやらねばならぬ事がある。」と
いう言葉を残して、神根島に向かう。またスザクも「ゼロは神根島にいる。行ってユフィの汚名を晴らして
来るのだ。お前に騎士公の位を与える行け枢木スザクよ!」とコーネリアから思いを託さルルーシュの
後を追う。そしてカレンも扇から「彼を助けてやってくれカレン。彼の行動には意味があるはずだ。」と
ゼロのサポートを指示し、ランスロットに取り付けた発信機を頼りに神根島に向かう。
神根島に到着したルルーシュとC.C.は、ナナリーを連れ去った犯人について思案していた。マオと
同じギアス能力者かなのかと考えていると、突然侵入者を妨げるヴィジョンをルルーシュは見る事に
なった。それは、過去の戦争シーンでC.C.が兵士に撃たれる様子や火あぶりされる様子などを
衝撃的な内容だった。「残っているのは魔女としての記憶だけ。私を憎む人も、優しくしてくれた人も
時の中で消えて行った。」と語るC.C.に「1人じゃないだろう、俺達は共犯者。お前が魔女なら俺が魔王になればいいだけだろ。」答えるルルーシュの前に再びジェレミアが立ちはだかる。
ガヴェインのエネルギーが底を突くかもしれない状況の中で、C.C.は「勝てよルルーシュ!お前の
過去にそして行動の結果に。」とナナリーの救出を最優先にする様に促し、別れのキスをした。ガヴェインにはC.C.1人残り「心中の相手には相応しくないがな。」と言い残し、ジェレミアと共に海に沈んで
行った。(死ぬわけ無いだろう。C.C.もオレンジも)トウキョウ租界では、司令官であるゼロを失い藤堂
達は完全に押し込まれ全滅の危機に瀕し、黒の騎士団も壊滅のピンチに陥る。(井上さん死亡)
今回のナナリー拉致の目的が自分かC.C.かと考えながら、ナナリーの救出を最優先に行動しようと
したルルーシュだが、背後から銃声が聞こえ「こちらを向けゆっくりと。」と命令しながら銃を構える
スザクを目撃する。ユーフェミアの非道な行いを訴えようとするルルーシュに「便利だなギアスとは。自分は陰に隠れて、他者に責任を擦り付ける。傲慢にして卑劣それが君の本質だ。」と断言し、隠れていた
カレンにゼロの正体を見る事を強要するスザク。一発ゼロの仮面に弾を撃ち込むと、現れた顔は長年の
親友であったのだ。「ゼロは日本人の味方。」であると思っていたカレンはショックを隠せない。
正体を現したルルーシュは「俺がゼロだ、神聖ブリタニア帝国に戦いを挑み世界を手に入れる男だ。」
と自分の行動目的と自分がゼロである事を認めた。スザクはうすうす「ルルーシュがゼロである。」と
確信はなかったが、気が付いていた。そして自分やユーフェミアやナナリーに嘘を付いていた事が許せず逮捕すればよかったと後悔した。
ルルーシュはナナリーがさらわれて「一時休戦しよう一緒に協力して手を組んで欲しい。」と救出の
協力要請をした。しかし自分を欺き続けたルルーシュを許す事が出来ないスザクは「甘ったれるな。」と
一喝し「ユフィーと手を組むべきだった。」と言い切る。だがルルーシュにとっては、ユーフェミアの事は
ギアスの暴走によって生じた過去の出来事に過ぎないのだ。ルルーシュの態度と言葉に激怒した
スザクは銃を構えて、存在自体を否定した。
そんなスザクの言葉はルルーシュには届かず、サクラダイトの爆弾を体に取り付け脅し「お前にギアスを教えた奴は誰だ?そいつとナナリーは?」と取引を申し入れる。しかしスザクは「お前が世界からはじき出されたんだ。ナナリーは俺が・・・・・・」という言葉を投げかけ互いに銃を撃ち合ったのだった。
これでコードギアスの第1部は終了ですが、完全にストーリーを完結させずに謎を残したままの終わり
方でした。ちょっと中途半端なので残念です。皆さんはこの終わり方はどう思いますか?