Ａｆｔｅｒｎｏｏｎ　Ｃａｆｅ

去年、長期にわたった自民党政治に我慢ならなくなった国民は、斬新なマニフェストを掲げた民主党に、大きな変化を期待して政権を交代させました。

ところが期待の新首相はリーダーシップのかけらもなく、ブレまくる。
やるべき課題は山積みなのに、遅々として何もすすまない。
9ヶ月もたってやっと実施されたことと言えば、（満額じゃないけど）子ども手当と高校無償化（ミソつき）だけ。
子どものいない世帯には無縁の政策です。

マニフェストはどんどん後退してる。
暮らしは一向に楽にならず、政権交代前の自公時代と何も変わらない。

結局政治って誰がやっても同じよね～、政権交代させてはみたけど何をしたってどうせダメなのよ、というあきらめと無力感のため息が、そこかしこから聞こえます。

でも、「誰がやっても同じ」なのではなく、
「民主党がやったから」同じになったのだ
とは思いませんか？
私はそう思います。

国民の力で政権を担当する与党を変えるということを、日本では去年初めて成功させました。
まあ、諸外国をみると、政権交代は民主主義国家では日常茶飯事に行われているごく当たり前の珍しくないことなんですが、私達もやればそれが出来るのだという初体験は大きな収穫だったと思います。

結果はほぼ失敗でしたが、それは政権を新たに担当させる政党の選択先を誤っただけのこと。
ですから、「民主党がやっても同じ」だったら次はまた違う政党に政権交代させてみればいいのです。
私達がその気になれば、政権交代は可能であることが去年わかったのですから。

まだ日本は、自民党と民主党にしか、政権担当をやらせてません。
他にも選択肢はあるのです。諦めるのはまだ早い！

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