昨日、とうとう安倍様の犬HKは国会中継をしませんでした。
秘密保護法のときはNHK中継終了と同時に強行採決でしたが、今回は中継自体なし。
ツイッターを見てると沢山の抗議の電話がNHKに殺到して電話が繋がらなくなったみたいです。それでもNHKが国会中継することはありませんでした。インターネット中継はアクセスが集中して見られなくなったそうです。公共放送の自覚ゼロ、受信料泥棒と言っていいでしょう
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安保関連法案審議を中継しなかったNHKに非難殺到 「公共放送として自殺行為」「放送史上最大の汚点」 BIGLOBEニュース編集部7月15日(水)13時50分
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0715/blnews_150715_0897995098.htmlこちらのビデオライブラリーから昨日の委員会を視聴できますので、リンクを貼っておきます。
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<衆議院インターネット審議中継>
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=45133それにしても酷い国会でした。
少々長くなりますが、記憶のためにまとめておきましょう
ビデオライブラリー確認していただければわかりますが、安倍首相は質問される度、「私の発言を誤解している、曲解している」「私が言ってないことを言っている」と細かい言葉尻を捉えて的外れな逆ギレばかり、小心者さがにじみ出ています。
また、彼の幼稚さがにじみ出てるのもこんなところ
安倍首相は2007年に「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」という会議を発足させ、集団的自衛権を合憲とする論理を構築するよう指示しました。2009年の報告書を呼んだことがあるのですがこのときは「砂川判決」の文字は見られません。私が検索した限りでは昨年の5/15の同懇談会の報告書で初めて砂川判決を根拠付けに持ってきたようです。
懇談会が7年間苦労してようやくひねり出した「合憲の根拠」を「ずっと前から知ってた」というのもなんだかな・・(苦笑)
今回の審議に限ったことではなく、安倍首相は質問に対して正面から答えず、関係のないことを延々と喋り続けるばかりです。それも空虚で抽象的な言葉をこねくり回すだけなのでだけなので、結局何が言いたいのかさっぱりわかりません。
例えば、
結構長いこと喋ってたけど、何言いたいのかさっぱり???
また、
「安倍首相は、侵略戦争はしないという一方で、侵略戦争の定義は国際法上定かでない、という。じゃあ自分達がやるのが侵略戦争かどうかでないかどうやって判断するのか」
「過去の戦争は日本の侵略戦争だった、国策の誤りだったとは絶対言わない総理が、侵略戦争でないかどうか適切に判断できるのか」
との質問対する回答も支離滅裂で何が言いたいのやら、どう要約して良いのかわかりません、ほんとうに。
何言いたかったのか誰か教えて・・・新聞記者の人達も記事にするのにさぞ苦労してるでしょうね。
安倍首相が普段からいかに意味不明な答弁をしているのか、是非こちらでご確認下さい
↓
<村野瀬玲奈の秘書課広報室>
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いわゆる安倍首相のですね、グダグダなですね、理解不能なですね、いわゆる水増し答弁を聞くためにですね、まさにそういう3億円を毎日捨てているわけでごじゃます。http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-6507.html「安倍疲れ」、よくわかる・・・110時間に及ぶ審議が全体的にそういった感じでしたもんね、野党議員のみなさん、お察しします。
それから、自衛隊員には捕虜の人道的扱いを定めたジュネーブ協定が適用されない問題について、辻元さんは安倍首相を指名したにも関わらず出てきたのは岸田外相。
安倍首相、卑怯ですね。
なにこれ。
そんな要求を相手が飲むと思ってるお花畑が自衛隊の最高指揮官なんて冗談じゃないです
いけしゃあしゃあと嘘がつけるな、と呆れたのがホルムズ海峡の機雷除去の件。
「存立危機事態」の具体例として昨年安倍首相はテレビでパネルを使い十数例あげてたと思いますが、どれもことごとく撃沈され、最後までこだわって残したのが「朝鮮有事の際の米艦の邦人保護」と「ホルムズ海峡の機雷除去」でした。
とはいえ、米艦の邦人保護はそもそも米軍がそういう事態を想定していないのであきらめたと見え、最後までしがみついてたのがホルムズ海峡の機雷除去だったのです。
ところが、7/12に共産党の穀田議員がホルムズ海峡封鎖“現実性が乏しい” という外務省内部文書を暴露したせいでしょうか
安倍さん、記憶障害でしょうか・・・
そして当然の要求も平然と踏みにじる自民党の傲慢さがよく出てたのが、辻元さんと共産党の赤嶺さんが「黒塗りの資料でどうやって審議しろというのか、開示しないと審議は続行できない」と迫ったときです。
ここで強行採決。
なんなのこれ採決のあとに資料出しても意味ないでしょ!
ちなみに黒塗り資料はこちらです
こんな審議を見ている国民は、どうやったら法案を「理解」できるようになるんです?
国会を見れば見るほど自民党に理解を示せなくなってくる国民の方に非があるんでしょうか?
自民党は「丁寧に説明していく」という言葉が好きみたいですが、安倍首相にはニコ生で5日間も丁寧に説明していただきました。お疲れ様です。
感想は「お腹いっぱい、もう結構」
違憲なものはどう頑張ったって合憲にはなりません。それをくどくどくどくどご丁寧に合憲だと説明しようとすると、不毛で支離滅裂になるだけ。それを延々と聞かされるこっちの身にもなって下さい。
自民党もマスコミも、よく「国民の間に理解が広まっていない、理解が深まっていない」という言い方をしますが、その言い方はちょっと変ですよね。
(これについてはブログ<みんなどこか変わってるから大丈夫>
戦争法案関連…素朴な疑問…というか、違和感をどうぞ。同意見です)
一つハッキリしているのは、自民党の言う「丁寧な説明」とは、一人でも多くの国民を安保法制は日本を守るためのモノだという勘違いに導くことが目的だ、ということです。
矛盾したことを平気でいうのも安倍氏の特徴
どちらにしろ、「国民の理解進んでいない」と認めた上で強行採決に踏み切ったのですから、これはもう、国民の理解なんかなくったって、これからはどんどん強気で行きますって宣言です。自民党は議席数に物を言わせてますますファッショ的に物事を進めていくでしょう。
というか、特定秘密保護法の強行採決の時も同じ事言ってましたね
安倍首相、反省ゼロだったわけです。
公明党も、「これ以上やっても法案への理解は深まらないし、政権の支持率もやればやるほど落ちる」、だから国民が安保法制の本質をしっかり「理解」する前に強行採決しちゃおう、てことでしたから本当に国民を馬鹿にしてます。
ま、強行採決した後だって、国民には「理解を深めて」欲しくないのが本音なのはこんな所にもあらわれてますけどね
だいたい、安倍首相本人だってこの法案を「理解」しているとは言い難いでしょう?だって「存立危機事態」について結局なにひとつまともな例をあげられなかったばかりか、言うことがコロコロかわってるじゃないですか
おまけにこんなことまでいっちゃったのです
これ、モロに侵略戦争ですからね!
なにが「新3要件は歯止め」なもんですか
日本はまた同じ道を通って同じ過ちを繰り返しつつあるのだ、と何度言っても足りないくらいです。最後にこれも付け加えておきましょう
10万人近い人々が国会を取り囲んでいたその頃、安倍首相は・・・
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