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今回は反対です
そうでなければ, 辛坊氏がTVに出て件の思想内容を喧伝し始めてから今まで自己責任の名の下に, 失業し, 生活保護申請を阻止され, 食うために罪を犯して獄につながれたり, 誰に看取られることもなく無念のうちに餓死したり, 自殺に追い込まれた多くの人々が浮かばれません.
彼は自らの言動に対する責任をとるべきだったのです.
辛坊氏にとっても, ご家族にとっても, その方が幸福だったはずです. 本人が愛してやまない自己責任を貫徹できる絶好の機会だったのですから. いや, 彼らはそう思うべきです.
そうでなければ, 筋が通りません.
いい大人で相当な社会的地位もあるのだから, 彼は自分のやったことに落とし前をつけるべきだったのです.
その彼がおめおめと自衛隊(国)にすがって命を長らえた. 一方で今この時点でも, 生活苦のために何人もの人々が空腹と屈辱を耐え忍んで誰からの救助も得られていない. こんな不公平なこともありません.
同行していた人はともかくとして, 辛坊氏が無事救助されたというニュースを聞いて大変不愉快な気分になりました.
自分の主張や言動に対する責任も自覚もないような男にやれ自己責任だのやれ自立だの言われたくありません. 氏に今から死ねと言うつもりはありませんし, かかったという1千万円を弁済しろとも言いませんが, 二度とその不愉快な顔を公衆の面前にさらしたり, その不愉快な声を世間に響かせたり, その不愉快な主張を社会にばら撒かないで欲しいものです.
大阪浪人さんへ
生存や安全が脅かされた状況でも、自分の過去の行動や発言に責任を持たなければいけない、という考えに、私は与することはできません。人は、過ちを犯すこともあるし、その過ちに気付き、やり直すこともできるからです。辛坊氏が救助され、心から良かったと私は感じます。
正にしっぺ返しを喰らった辛坊氏
私も、無事に救助されて良かったと思います。最悪な状況に陥ると人間誰しも精神的にも不安になるし、何もかも出来なくなってしまい混乱してします。困っている悩んで苦しんでいる時こそ御互い助け合う事が今の日本社会には必要だし善処すべき点です。
救助された辛坊氏にとっては、これから後が大変でしょう。まあ、あれだけイラク人質事件の被害者に対し酷いバッシングしたのですから自業自得ですが。
これだけ騒ぎになって釈明しないし、ブログ消去というのは、辛坊さんにはがっかりしました。
今からでも遅くないので、全てをお話ししてほしいです。
「五人組」以来の思考癖
あの人質事件の時は、イラク戦争を起こした当のアメリカの政治家でさえ、「日本人はなぜ、あの勇気ある若者たちを責めるのか?」と言いました。近頃の反原発運動に対する反感や「生活保護バッシングの異様な盛り上がり」などでも、同じように感じたことですが、どうも私たち日本人は、江戸時代の相互監視制度である「五人組」あたりに育まれた精神を今もしっかりと持ち続けてしまっているような気がします。
曰く、「お上には楯突くな」、「周りと違うことはするな」、「身の程を知れ」、「お上の手を煩わせるなど、とんでもない!」、etc. よく「自己責任」がどうとか言っていますが、シビアな意味での「自己責任」なんて、実は言ってる本人たちも感じてはいないんじゃないかと私は疑ってきました。それよりも、「身の程知らずの人権意識や権利意識なんか持ち出して、お上に厄介掛けるなよな!」という、屈折した思考癖があるような気がします。
私たちは一体、いつになったらこのような思考癖から抜け出せるのでしょうか?これから脱皮しないまま、いくら「みんな、もっと英語を話せるようにしようぜ!」とか言ったところで、日本人が「国際的に通用」するようにはならないような気がするのですが。
JANJANに2005年の海形さんという方の記事が残っていました。
「イラク人質事件と日本社会 この1年を振り返って」
http://voicejapan2.heteml.jp/janjan/living/0504/0504065443/1.php
(以下、上記より一部を引用)
異常な日本社会の反応
ボランティアの高遠菜穂子さんが「今後も活動を続けたい」と発言したことに対し、小泉首相は「寝食忘れて救出に尽くしたのに、よくもそんなことが言えるな」と激怒した。当時の福田官房長官、中川経産大臣、石破防衛庁長官は「自己責任」を強調して、救出費用を請求すべきだと言った。自民党の参院議員には、人質となった彼らを「反日的」と国会の場で堂々と誹謗中傷する者もいた。
問題だったのは閣僚や与党議員だけではない。年金問題を追及し市民派として知られる民主党の長妻昭衆議院議員は、人質事件の最中、有権者と懇談をするタウン・ミーティングで「3人は、政府の退避勧告を無視してイラクに入った無謀な行動をした」と突き放すように批難した。元日経新聞の記者であり、また市民運動の推進を訴える立場にしては意外な発言であったが、それが日本の国会議員の認識レベルであった。後に、長妻氏にこのことを指摘すると「家族が謝罪しなかったことが悪い」と語った。
そして政治家だけではなく、本来、ジャーナリストが拘束されたことで共感しなければならない立場のマスコミの反応もいびつであった。読売新聞と産経新聞は、社説を通して人質やその家族を批難した。皮肉なことに産経新聞は、人質事件が起こる3カ月前に紙面で高遠さんのイラクでの活動を紹介し、募金を集めに協力したメディアだったのである。
雑誌では週刊新潮と文春が、人質のプライバシーを暴き出し犯罪者のような扱いで記事を載せた。記事の内容は、ほとんどが歪曲で事実無根も甚だしかった。テレビでは、評論家の三宅久之氏が「たかが趣味で人騒がせな」と高遠さんのボランティア活動を奇人変人扱いで批難した。
世界の反応は正反対
日本国内が常軌を逸した反応をしている中、世界の反応は正反対であった。当時のアメリカの国務長官であったコリン・パウエル氏は、3人が解放された時に「日本人は、身を挺していいことをしようとした彼らを誇りに思うべきだ。誰かが危険を冒さなければ世の中、前には進まない。我々には彼らの安全を確保する義務がある」と市民の活動を最大限理解し、また統治権力者として市民保護の義務を忘れない貫禄ある態度を見せた。イラク人質事件では、最も不利益を被ったはずの占領当事国のアメリカの国務長官が、このように発言したのである。
またイタリアでは、高遠さんと同じような子供達の世話をするボランティアをしていた女性2人が8月に人質となり、3週間後に解放されたが、彼女達には「自己責任」と言う言葉は浴びせられず、帰国した時は、ベルルスコーニ首相が空港に出迎えに来たほどだった。12月には、フランスのジャーナリスト2人が4カ月も拘束された後に解放されたが、ここでも無謀さを問う声はなく、シラク大統領は休日を返上してまで空港に彼らを出迎えた。
日本の一連の「自己責任バッシング」は、世界には大変奇妙に映り、事件そのもの以上に世界で報道され嘲笑の的となった。ニューヨーク・タイムズ紙は、読売新聞が高遠さんの行動を「独善的なボランティア」と評したことを批難し、フランスのル・モンド紙は、「日本の政治家は自制心が欠如している」と批難した。その他、イギリス、ドイツ、イタリア、ロシアなども同様の反応だった。何も欧米だけではない。中国、韓国などのアジアの隣国にも、日本の反応は異様に映ったらしく、韓国紙の社説では植民地の歴史とまで比較し、日本人の民族性にまで踏み込むほどの批難が繰り広げられた。
(以下略)
高遠菜穂子さんは、あれからもずっとイラクで支援活動をされて、現在は主に医療支援の活動をされているようです。
イラク・ホープ・ダイアリー http://iraqhope.exblog.jp/
これが彼女の見事な「責任の取り方」だったと私は思います。彼女のような方が出てきてくれたのが、日本の希望です。
日本人の日本人たるところ
日本人の精神形質が変わらない限り(つまり日本人が人種交雑により日本人でなくならない限り)無理だと思います。
これは天皇制が未だに存在し、かつ日本人が有難がる事とも関係してるんですよ。
「BLOGOS」でも、関係ないツイートの削除を至急願います!
「BLOGOS」に載っている貴殿の記事では、まだ根本氏のツイートが削除されていません。
4年前、故、中川昭一財務大臣のローマでの会見を、マスコミが真実も伝えずに猛烈にバッシングした、とても重大な案件です。
辛坊氏の発言はその中でも最も問題のある発言でした。
中川氏はこの世におりません。汚名を着せられたまま、亡くなりました。
辛坊氏の許せない発言を、全く関係のないイラク人質事件と結びつけるのは耐えられませんのでどうか「BLOGOS」にすぐに連絡して削除してもらって下さい。
「BLOGOS」はコメントする場合、ログインしなければならないので、こちらで削除要請をお願いする次第です。
すぐにお願いします!
>通りすがりさん
まだ削除されていないので本日もう一度メールしておきました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
挑戦に対する思い。
何歳になっても何かに挑戦できるということにとてつもない感動を抱きながらワイドショーを見ていたのを思い出します。
危険に冒されそうになったら自衛隊に救助してもらえる。こんなに命を大切に思ってくれる国に生まれたんだなあと感じたニュースでした。まだ大学生ですが、幼いころから親のお金であっても消費税を払ってきました。アルバイトができる今も消費税を払っています。これは全国民が当たり前に行っていることで、税金を払うという義務を全うすれば(他の支払うべき税も多数ありますが)国民として認められるということですよね。辛坊さんが自己責任論者であってもこの事件で何か考えることがあったはずです。誰もが自分自身の思い、考え、信念を持って生きていかなければ前に進めません。それがどんなものであってもその人のそれまでの生き方やそれまでに学んできたことから生まれた考え、つまりその人の努力から生まれた考えだと思います。もし、それが間違えた考えだったり、もう一度再確認すべき考えであれば、このように何か気づかせてくれるきっかけが自然と生まれるのだと私は信じています。当事者の立場になって考えてみたら批判なんてできないはずだとさえ思ってしまいます。負は負しか生みません。「こんなことになったんだから今度はこうしてみたらどうだ?」と前向きな提案でもしたらどうでしょうか。負より正を生み出してもっと前に前に進んでほしいです。
なぜ政治的な団体の方々から直接叱責を受けるのか、こんなに批判を受けるのか未熟な私は理解できません。こんなに勇気をもらったのに。失敗したとしてもこんなにすごいことに挑戦する大人がいるんだと感動させてもらえたのに。なぜこんな批判が生まれるのでしょうか。挑戦もせずに、今ある自分の居場所にいるために何にも挑戦しない大人よりよっぽど尊敬できます。私はこんな大人になりたい。人種差別が以前より少なくなり、人権が尊重され始めている現代だからこそ、一人ひとりの自由や夢が実現される世界であってほしい。それが私の意見です。未熟者の発言で申し訳ありませんが、どうしても納得がいかなかったので発言させていただきました。これをきっかけに、税金の使われ方について、政治について、もう一度勉強してみようと思いました。貴重なきっかけを頂きありがとうございました。
「BLOGOS」での記事にも「お詫びと訂正」が必要だと思います!
「BLOGOS」での記事、関係のないツイートが削除されたのを確認しました。しかし削除した理由が書かれていませんでした。
もう既に以前のものを読まれた人がたくさんいるのは明らかです。
こちらのブログでの「お詫びと訂正」と同じ内容をあちらにも記すべきだと思います!
また、貴殿のツイートでは、「辛坊治郎の恩を仇で返す自民党」などといういい加減な発言が為されています。これも取り消していただきたいと思います!
自民部会の中身について思うことを言われるのは勿論自由です。しかし「辛坊治郎に恩がある」かのような「嘘」を書かないで下さい!ということです。
中川昭一氏はマスコミの偏向報道によって一方的に猛烈なバッシングを受けました。これも含めて辛坊氏は自分の番組で、ずっと自民党に対して偏向報道を続けて来ました。民主党議員のコメントは最後まで続けさせ、自民党議員のコメントは途中でぶった切る。自民党を一方的に批判をし続けていたのが辛坊氏です。
橋下のコメントも延々と垂れ流し、できるだけフォローをしていたのも辛坊です。
マスコミの横暴、捏造、偏向報道の先頭を走っていた、その一人が辛坊氏です。
まるで辛坊氏が自民党寄りであったかのようなツイート発言はやめて頂きたいです!
「BLOGOS」もツイッターも非常に拡散性が高いことを絶えず念頭に入れるべきだと思います。
私は、マスコミの横暴で異常な報道が許せません。
辛坊氏は、公共の電波を使って、あっという間に一人の人間を奈落の底に突き落とす「マスコミの権力者」の一人であり、その権力を使い放題でした。
中川さんの件では一般の自死遺族をも貶めるような発言をしたのです。
貴殿の過去ブログも読ませて頂きましたが、橋下に対するお考えは私も同意見のところが多いです。
でもその橋下はずっとマスコミによってもてはやされ、今も、たっぷり反論に時間を与えられています。
中川氏は反論をする時間さえ全く与えられなかったのです。
ひとりの若者さんへ
私にとっては、そもそも、冒険がどうのこうの、という次元での批判ではありません。
辛坊氏は「自分たちにとって都合の良い、叩きたい奴を叩きまくる」ことをずっとやってきたのです。
今回の件など、例えばもし自民党の政治家が引退後に、今回のような24時間テレビ絡みなどではなく「純粋な冒険」として同じ事をしても辛坊は猛烈に叩いたでしょう。
「だから政治家はダメなんだ!!」とか「どこかに既得権益があるはずだ!」とか何とか、訳の分からない絡みをつけて。
それだけ、マスコミ人のやっていることは異常なのです。
マスコミの異常性が根本的原因です。
>通りすがりさん
根本さんご本人からの要望があればブロゴズ編集部にメールいたします。
> また、貴殿のツイートでは、「辛坊治郎の恩を仇で返す自民党」などといういい加減な発言が為されています。これも取り消していただきたいと思います!
それはお断りします
それからひとりの若者さんへの
>辛坊氏は「自分たちにとって都合の良い、叩きたい奴を叩きまくる」ことをずっとやってきたのです。
今回の件など、例えばもし自民党の政治家が引退後に、今回のような24時間テレビ絡みなどではなく「純粋な冒険」として同じ事をしても辛坊は猛烈に叩いたでしょう。
という返信は、ひとりの若者さんが書いてらっしゃる事と全然かみ合ってませんよ
somosomo[
私は当時の「自己責任」という言葉の「背景」にあったものをわざと省いた議論に与する気持ちは全く起きません。そういう立場です。その「背景にあるもの」は、私が見ている方向に結びつくものでもあります。
東日本大震災が起こる前までどれだけ、自衛隊が心無い批判を浴びてきたかを私は見て来ました。
私は、そもそも、自衛隊を批判ばかりし、チベットや東トルキスタンを無視し続ける人たちや、偏向報道を続けるマスコミを全く間違った人たちであると思っていますので。
自衛隊は、どんなに批判されようが、「災害救助」隊でなく「国防」隊の意識で日々訓練をし、その日々の格段に厳しい訓練によってこそ、今回のような非常に厳しい状況下であっても救助活動が為され命を救うことが出来た。これが事実です。そのことを多くの人が知るべきだと思っています。
その観点が抜け落ちていたら、今回の件など、表面だけで「あーだ、こーだ」と語っていても、全く意味のないことでありますので、もう踏み込むつもりはありません。「イデオロギー」にまみれたくもありません。
ただ、辛坊氏ともうお一方のヨットマンの方が助かったことだけは、本当によかったと心から思っています。
これだけは、立場が違うと言えども同じ思いであると信じておりますが。
こちらの「場」をわきまえずに入り込み、大変失礼いたしました。
>通りすがりさん(次回からこのHNはおやめください)
このお答え自体がまたしても噛み合っていないものとなっていることにお気づきでしょうか。
ひとりの若者さんとあなたが噛み合っていないと指摘しているのに、「私の見ている方向とあなたの見ている方向が全く違う」なんて的外れでしょう
とりあえず自分は日本人という誇りがあるなら、日本語で書かれた記事くらいきちんと、読めるようにしよう。
思い出したけど
高遠さんの活動って、産経新聞がその年のお正月には 褒めた記事を出していたのに、人質事件が起こって政治家の一部が「親に共産党関係者がいる」って言い出してから、バッシングになったというのが当時の事情でしたよね。他に当時の背景といえば、米軍による「ファルージャの虐殺」などもあるか。
Re: 思い出したけど>kuronekoさん
> 高遠さんの活動って、産経新聞がその年のお正月には 褒めた記事を出していたのに、人質事件が起こって政治家の一部が「親に共産党関係者がいる」って言い出してから、バッシングになったというのが当時の事情でしたよね。他に当時の背景といえば、米軍による「ファルージャの虐殺」などもあるか。
自己責任とは何か、その正体がよくわかりますよね