コメント
やはり中選挙区全国比例代表制への移行は必要
それによって政党中心の政策論争に戻るでしょう。問題は組織型選挙ですが政党及びその関係NPO以外の組織ぐるみでの支援を禁止することが大切なのです。
更に買収などの金権選挙が摘発された段階で当選を無効にして強制落選させる、日当制への報酬の変更が大切です。でも、軍事産業から支援を受けている自民党や創価学会と一体化している公明党は絶対にできないでしょうね。
でなければあんなあほな憲法改悪案を出さないわけがないんです。
今回の選挙結果から
自民党の勝利は予想できたのですが、これほどとはね。
小政党でも政権を目指す政党には、可能性があるから賛成でしょうけど、大半は反対でしょう。
選挙制度そのものの改正のほうを考えた方が良い時期かもしれませが。選挙制度は一長一短あるし、各党の思惑があるから中々まとまりません。第3者機関で検討すべきです。
個人的には、拘束式比例代表は反対です。個人で選べません。
『ビラの全戸ポスティングに100万円くらいかかるんですよ』
ビラ配り要員に報酬を支払うのは、違反なんですけどね。
横粂氏について言えば
前の選挙だって誰も勝てないからと立候補者がいないところで民主党の風が吹いてでタナボタ式に比例で当選しただけ。
本当に国会議員になりたかったら社会人になって人脈を作るとか、市会議員から始めるとかしなきゃだめです。
自分の意志で、民主党止めて、自分の意志で何の接点もない
選挙区に来たんでしょ。
国会議員3年半やってるんでしょ。
こんな金銭感覚では国政なんてとんでもないですよ。
また悪魔の代弁者になるかな(^_^;)
さて、本記事に関する話題です。
わたしは、衆議院の選挙法を変えるとすれば、かつて参議院比例区で行われていた「全国を1区とする拘束名簿式比例代表制」で、かつ全議席をこの方式で選挙する制度を支持します。
理由ないしメリットは、以下の各点です。
1. 最も正確に民意を議席数に反映できる
2. 定数不均衡が生じる余地がない
3. 政策中心の選挙戦が期待できる
4. タレント候補やポピュリストの跋扈を防止できる
かつての中選挙区制には反対です。
その理由は、以下のとおりです。
1. 定数不均衡がやっぱり避けられない
2. 小選挙区同様に、政党としての政策より政治家個人の人気や知名度に左右されやすい
3. 議席配分が「予定調和」的なものになりがちで、政権交代が起こりにくい(55年体制成立後、1993年まで一度も政権交代がなかったことを想起されたし)
独連邦議会式の小選挙区比例代表併用制にも反対です。
1. 制度そのものが分かりにくい
2. 定数不均衡問題が避けられない
3. 候補者個人名で投票する場合、やっぱり政治家個人の人気に左右されてしまう
どうしても比例代表一本が嫌、という場合には、次善の策として、仏国民議会式の決選投票がある二回投票制はどうかと思いましたが、この方式だと、日本の場合、自治体首長選挙のように、共産党以外の全政党対共産党の図式になってしまい、結果として政権交代どころか、なれ合い選挙に堕してしまう可能性があります。
現在の選挙制度に反対であることは言うまでもありません。あらゆる意味で欠点が多すぎます。
同様に、決選投票なき小選挙区制一本もありえません。本場の米英でも時々疑問が呈されるような制度です。それに、「国会議員が地元の盆踊りにまで顔を出す」と、橋下徹は批判していますが、たしかに、この批判は当たっています。地域的小人物または地元のボスが選挙を牛耳る現在の日本の政界のあり方を助長することになるでしょう(それの何が悪い、と言われれば、それもそのとおりですが)。
定数不均衡や政策本位の選挙戦ができるかも重要ですが、わたしが重点を置きたいのは、どちらかといえば、「制度としてわかりやすいか」です。
卑近な話で恐縮ですが、現在の衆議院議員選挙の方式が理解できていない人がわたしの周囲にはゴロゴロ居ます。それも、パチンコと競馬と下半身ネタ以外興味がなく読むものはスポーツ新聞だけというオッサンではありません。信じ難い話ですが、関関同立クラスの大学を出ている人たちが、です。
これが、政治的無関心(≒自分の権利に無関心)を助長し、投票率の低さに現れているという気がしています。
比例代表制度の問題点として、「無所属の者が立候補できない」というものがありますが、これは考慮に値しないと思います。
現在の議会制民主主義を前提とする限り、議会は政党を中心に論戦が行われるのであり、無所属が実際に大きな役割を果たすということはあまりありません。
また、「候補者の顔が見えず、政治的無関心を引き起こす」という批判もあります。単純にそうは言えない、という反論もありますが、これは何回かやってみないと分からないと思います。わたしの考えのネックはそこです。
正確に民意を反映し、過度に金銭的リスクが高くならず、単なる人気投票になったり、組織ぐるみのなれ合い選挙にもならない完璧な制度というのは、あるのかもしれませんが、人類の知恵はまだその段階に達していないのでしょう。難しいところですね。
ウヨウヨ湧くのは、正月休みだから
いい歳こいた管理職辺りと中学生たち
無恥と無知こそが力強い
日本の選挙は異常
こちらのサイトに各国の選挙にかかる費用の比較が書いてありました。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20120121/1327139005
他の先進国より何倍も選挙費用がかかります。
日本の選挙にはお金だけではなく時間も必要です。
明らかに金と時間が有り余ってる世襲のための制度ですね。
日本の政治は選挙から根本的に変えていかなきゃいけないと思います。