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USB 3.1対応のケーブルが発売、どちら向きにも挿せるType-Cコネクタ採用

 Type-Cコネクタを備えたUSB 3.1ケーブルが登場、エレコムの「USB3-ACBKシリーズ」が発売された。ケーブル長が0.5m、1.0m、1.5m、2.0mの4モデルで、東映無線には0.5mタイプが入荷している。価格は税込2,140円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

従来の標準AコネクタとType-Cコネクタを備えたUSB 3.1ケーブル

 USB 3.1は、最大データ転送速度10Gbpsをサポートする最新のUSBインターフェイス規格。USB 3.0(5Gbps)の2倍に高速化し、さらに電力供給能力が最大100Wに増加するなど強化が図られている。

 また、USB 3.1準拠のコネクタとして、新たに「Type-C」が策定。従来のマイクロB(Type-B)に近い小型のコネクタで、コネクタの向きが裏、表のどちらでも挿すことができる。ただし、従来のコネクタとの形状の互換性はなく、Type-CのUSBポートを備えた機器のみが接続可能。

 USB3-ACBKシリーズは、そのType-Cと、従来の標準A(Type-A)のコネクタを備えたUSB 3.1対応ケーブル。Type-Cを備えた機器と、標準Aを備えたPCとの接続などに使用する。Type-Cは耐久性も高く、マイクロBの2倍の回数の抜き差しに対応するという。

 ただし、USB 3.1に対応したマザーボードや、Type-Cコネクタ搭載機器の店頭販売は未確認。マザーについてはASRock、Supermicroなどが製品を発表している。なお、10Gbpsという転送速度は機器同士を1m以下のケーブルで接続した場合の理論値で、ケーブル長が1mを超えた場合の理論値は5Gbpsになるという。

 エレコムはこのほか、Type-C-Type-Cケーブルの「USB3-CCBKシリーズ」、USB 2.0(標準A)-Type-Cケーブルの「U2C-ACBKシリーズ」もラインナップしている。

[撮影協力:パソコンハウス東映]

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