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普通のスマホを「ワイヤレス充電化」する薄型Qiパネル発売、アイデア次第?
接続はMicro USB
(2013/11/16 00:12)
普通のスマートフォンをワイヤレス充電できるようにする後付けタイプのQi受電パネル「マイクロUSB向けQi専用アダプター」が発売された。
薄型・省スペースを旨とする製品で、たとえばスマートフォンケース内に無理やり内蔵、「いつものスマートフォンをそのままワイヤレス充電化」といったことを考えたくなるサイズだ。
パッケージは簡易包装で、メーカー名の記載はなし。マニュアルはなく、前述の製品名と簡単な使用方法を記したシールがパッケージに貼られているのみ。また、アダプタ本体には「Wireless Charger Accept FOR Micro USB」という製品名も記されている。
実売価格は1,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
薄手のQiアダプタシリコンケースに「内蔵」させて一体化もOK?
この製品は、スマートフォンなどのMicro USB端子に装着することで、別途用意するQi送電パッドで充電できるようになるというプレート。
構造は、Qi受電部である薄いプレートと極小サイズのMicro USBコネクタ、両者を結ぶ薄型ケーブルの3パートからなる。従来の「後付Qiアダプタ」と違い、「特定機種向け」とされておらず、自由な位置に固定できるのがポイント。たとえば、スマートフォン裏面に貼り付け、Micro USBコネクタを接続しておけば、無線充電できないスマートフォンに無線充電機能を追加できることになる。
さらに、プレート部分はかなり薄いため、シリコン製ケースなら「ケースとスマートフォンの間に挟む」ということもできるかもしれない。電源にかかわる部分のため、発熱量の多さなど検証すべき点はあるが、防水ケースや耐衝撃ケースと組み合わせて使うなど、便利な使い方もありそうだ。また、モバイルバッテリーやデジカメなどに応用することも考えられる。
なお、電力に関する仕様としては「In put:5V」「Out put:700mA」と記載されている。
このほか、同店は、ロングタイプのUSBケーブルを備えたQi受電アダプタをサンプルとして入荷している。こちらは、スマートフォンと別々に携帯することを前提としているようで、使用しないときはケーブルを本体の周囲に巻き付けて収納できるようになっている。
現時点では販売するかどうかは未定で、同店は「要望があれば取り扱う」としている。
[撮影協力:パソコンハウス東映]