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isozakiaiの呟き置き場(旧:愛のカラクリ、AI日記)

彷徨ってますw ここにはツイッターおいときます。

『フランス恋愛小説論』

を、SIMPLETONさんと champagnebuddhist_hiro さんからおすすめいただいていたので読みました。
おふたりとも、どうもありがとうございます!

フランス恋愛小説論 (岩波新書)フランス恋愛小説論 (岩波新書)
(1998/08)
工藤 庸子

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こちらで取り上げている本を順番に並べますね。



クレーヴの奥方 他2篇 (岩波文庫 赤 515-1)クレーヴの奥方 他2篇 (岩波文庫 赤 515-1)
(1976/01)
ラファイエット夫人

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危険な関係〈上〉 (岩波文庫)危険な関係〈上〉 (岩波文庫)
(2000)
C.D. ラクロ

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危険な関係 下 岩波文庫 赤 523-2危険な関係 下 岩波文庫 赤 523-2
(2000)
C.D. ラクロ

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カルメン (The originals of great operas and ballets)カルメン (The originals of great operas and ballets)
(1997/11)
プロスペール メリメ

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感情教育〈上〉 (岩波文庫)感情教育〈上〉 (岩波文庫)
(1971/01)
フローベール

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感情教育〈下〉 (岩波文庫)感情教育〈下〉 (岩波文庫)
(1971/01)
フローベール

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シェリ (岩波文庫)シェリ (岩波文庫)
(1994/03)
コレット

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この本、とっても良書と思います!!
古典、よいですよ。古典!!!
フランス恋愛小説、サイコ~~~~!!!
って、わたし、真剣に思いますもんv

ところで。
じつのところ、『おわりに』がイチバン楽しかったっていうの、アリでしょうか?
 


 ジェンダーをめぐる問いかけに、わたしが無関心でいられるはずはありませんし、やはりわたしは女性作家について語ってみたかった。


こうした気持ち、すごくよくわかります!


それにしても。
わたし、ほんっとおおおおおにメルトイユ侯爵夫人、好きだわ。
なんか、ひたすらそういうことを感じました。
あと、これを読んで思い出したのが、こちら!


天使の舞いおりるところ天使の舞いおりるところ
(1990/05)
辻 佐保子

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超絶オススメです!!
この本についてはまたいつか、書くかも。


それから、『おわりに』で引かれていた、わたしの大好きなカルヴィーノ様の本もご一緒に。
つい先日「読み返した」ばかりです。


なぜ古典を読むのかなぜ古典を読むのか
(1997/11)
イタロ カルヴィーノ

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そんなこんなで。
現実生活で恋愛ってなかなかできるものではないですし。
あれは、んと、「災厄」みたいなもんですから。
誰も彼もが手に入れられるものじゃないと、わたしは思ってるんですよ。

現代日本において「恋愛」って、なんかこう、難しいものになっていて、
「非モテ」とか「婚活」とか、いろんなコトバがありますが、
「恋愛小説を読む楽しみ」がもっともっと共有されればいいなって願ってます。



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コメント

恋愛はしたくてするものではなく、ある日襲ってくるんですヨ。キューピッドが矢を放つのは、ほんと。(半分冗談) まあでも、生活に余裕がないと恋愛できませんよね。この本で取り上げられている作家たちが、皆、ある程度の生活レベルであったというのが、その証左ではないかと思います。

Re: タイトルなし

ぶりさん、こんにちは☆

> 恋愛はしたくてするものではなく、ある日襲ってくるんですヨ。キューピッドが矢を放つのは、ほんと。(半分冗談) 

わたしも「襲ってくる説」に一票!

>まあでも、生活に余裕がないと恋愛できませんよね。この本で取り上げられている作家たちが、皆、ある程度の生活レベルであったというのが、その証左ではないかと思います。

ええ、ほんと、それが現実ですよね。昔は貴族階級、特権階級の余技・余興でありましたから。
そこらへんのことが語られないのが片手落ちなんじゃないかと、書き手としては悩ましいところです。

こんにちは。いつも拙ブログに足を運んでくださりありがとうございます。しかもスターまでつけてくださっていて、いずれご挨拶にうかがいたいなぁと思っていました。あんなにも辺鄙なところですのに……。こちらのブログも数週間前から拝見していて、ものすごい読書量に感服中です。

フランス恋愛小説は高校生のころで読みやめてしまったので、このエントリを参照しつつもう一度いろいろ読んでみたいなーと思っています。いくつか厄災を通り抜けたあとだと、また違ってみえてきそうで楽しみです。

そしてカルヴィーノ! わたしも大好きです。この本は読んだことがなかったので、こちらもちょっと書店にて探してみますね。

Re: タイトルなし

成瀬さま

こんにちは。コメント、どうもありがとうございます。
いつ通わせていただいているブログ主様にお運びいただいてとっても嬉しいです! こちらこそ、本の紹介やその読みの深さに感嘆し、またその他の記事もいつも楽しみにしております。 

わたし自身、同じ本をなんどもくりかえして読むひとですので、そうおっしゃっていただくと、書いてよかったなあと、とてもありがたく思いました。いろいろな体験があると、それが読書にも影響しますよね。

それから、カルヴィーノ! いいですよね~!!
ぜひぜひ、お手にとってみてくださいませ。彼らしい言葉があふれています。

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オリジナル小説サイト『唐草銀河』(R18一部例外あり)の管理人・磯崎愛です。
SFとファンタジーと世界文学とアート好き。
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