リファレンスとは「参照する」という意味です。
プログラミングの学習で言えば、「使い方が書かれた本」と考えればよいでしょう。
つまり、SQL文の辞書的な使い方をする本です。
なぜリファレンスが必要なのか?
Accessで使えるSQL文を知ること、調べることにはもちろん便利なのですが、
他にも大きなメリットがあります。
例えば、他のデータベースではどんな風にSQL文を書くのかとか、
他のデータベースで使える便利な機能などが、いろいろ比較できるからです。
Accessで難しいことが、他のデータベースでは簡単にできたりとか、
目を通すと意外な発見がありますよ。
データベースは種類によって、使えるSQLや関数が異なります。
よく使われているデータベースに対応したリファレンス本ならベストです。
もしSQL文の学習がAccessだけで完結するなら、専用のリファレンスで済みます。
でも他のデータベースに移行する予定がある、将来は挑戦するつもりなら、
最初から主要なものに対応しているリファレンスが便利です。
例えばこんなSQLポケットリファレンス本。
Accessはもちろん、同じMicrosoft社のSQL Server、商用として有名なOracle、
またはMySQL、PostgreSQL、DB2といった主なデータベースにも対応しています。
基本的なSQLの構文、各データベースにある機能などが、分かりやすく書かれています。
SQLリファレンス本は他にもあるので、
あなたが読みやすいと思った一冊を手元に置いておくと、プログラミングの学習にも重宝します。
どんなプログラミング言語でも、大体は何らかのデータベースと連携してアプリケーションソフトを作りますから。
SQLで分からないことがある、どのデータベースを選べばよいか迷うなど、
システム開発で必要な時にパッと調べることができます。