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灰原「何言ってるのよ」
コナン「いくらなんでも事件とか起きすぎだろ」
コナン「そのくせ通り魔とか一回もないし」
コナン「試してみっか」
歩美「わーいピクニックピクニック♪」
元太「まだかよ博士ー!腹減っちまったよ!」
光彦「本当食いしん坊ですねー」
灰原「(ただの何の変哲もないピクニックじゃない)」
コナン「(大丈夫!ちゃんと車に不具合が起きるから!)」
プスプス
博士「おやっ、しまったガス欠じゃぞい!」
灰原「」
コナン「なっ!」
灰原「あなたが抜いたんでしょ」
コナン「ちげぇーって!ガソリン満タンだったら代わりにタイヤがパンクしてたの!」
コナン「必然なんだよ!必然!」
博士「困ったのうこのままじゃここに野宿じゃ」
歩美「ええー!」
元太「おいおいどうすんだよー!」
コナン「(そろそろ通りがかりの怪しい人が声かけてくっから!)」
灰原「(あるわけないでしょ、はやくJAFに連絡を)」
ガサガサ
男「おや、どうかしましたか」
灰原「」
コナン「なっ!」
歩美「うわーーー大きなお屋敷!」
光彦「こんな立派なお屋敷・・・数億円はかかってますよ」
元太「うな重何杯食えんだ?」
園長「はっはっはー知り合いの大富豪から安く譲っていただいたんですよ」
博士「すみませんねぇ、いきなり」
コナン「おっ吊り橋!てことは連続殺人か」
灰原「どういうことよ」
コナン「第一の殺人→吊り橋落ちる→脱出不可能→第二の殺人だろうがjk」
灰原「・・・」
元太「うおーうまそうなトンカツ!」
ネネ「どんどん食べてねー」
歩美「いただきまーす!」
かざま「いやー食卓が賑やかになっていいですね」
博士「急にお邪魔してすいません」
しんのすけ「困ったときはお互い様ですよ」
ネネ「私たち幼稚園時代からの友達なんですよ。この人は当時の園長先生」
灰原「(・・・別に何も起きないじゃない)」
コナン「(まあ見とけって)」
園長「いかんいかん!」
歩美「どうしたの?」
ネネ「園長は日曜のこの時間はいつも離れの別荘でドラマ見てるのよ」
コナン「ぶーーーっ!」
灰原「えっ、ちょ・・・どうしたの」
灰原「(みんなめちゃくちゃあなたの方見てるわよ!)」
コナン「(だっておまwwwww○○はこの時間はいつも一人で○○してるのよってwwwww絶対死ぬwwwww)」
灰原「」
元太「あー美味かった!」
灰原「何も起きなそうね、みんな仲も良さそうだし」
コナン「大丈夫大丈夫!ちゃーんと人死ぬから!」
かざま「あれ?園長戻ってくるの遅いな・・・」
灰原「」
コナン「なっ!」
コナン「いっつも最初の夜に死ぬんだよ!昼じゃないんだよな~」
灰原「まだ死んでるって決まったわけじゃ」
コナン「だーじょぶだーじょぶ!大体一番偉いやつが先死ぬんだって!」
かざま「ううわああああ!」
灰原「」
コナン「なっ!」
灰原「いいから早く犯人見つけなさいよ」
コナン「まあ待てって」
コナン「とりあえずみんなを観察するんだよ」
かざま「な、なあ・・・やっぱりこれってアイツの・・・」
ネネ「!!!」
しんのすけ「おい!」
かざま「だ、だって園長の死に方、三年前の・・・」
しんのすけ「やめないか!」
コナン「三年前キターーーーーー!!」
灰原「えっ、ちょ・・・大丈夫?うわめっちゃ見られてる。全員めっちゃ見てる」
コナン「だってwwwww最大のヒントきたwwwww」
ネネ「(ガクガクブルブル)」
歩美「どうしたの、お姉ちゃん?顔色悪いよ」
ネネ「な、なんでもないわ」
コナン「wwwwww」
コナン「えーっと三年前の話を持ち出したのがかざま、反応したのがしんのすけとネネで、そのうち顔色悪いのがネネだから次の被害者な。犯人は反応しなかったボーって人かな。」
灰原「えっそれでいいの?」
コナン「だいじょぶだって!あとはネネが殺されてから適当に証拠見つけるか」
かざま「そ、そうだ警察だ!警察に電話だ!」
ボー「だめだ、電話線が切られてる」
しんのすけ「お、おい外・・・」
博士「つ、吊り橋が燃えておる!」
灰原「」
コナン「なっ!(ドヤ)」
コナン「うーんトリックと証拠は自分で見つけなきゃな」
灰原「そこはちゃんとしてるのね」
コナン「まあ抜け道はあるけどな」
コナン「園長は車で30分の離れで死んでいた」
コナン「15分以上席を外した者はいない」
コナン「離れはみんながいた別荘の裏の崖を上った真上にあった」
コナン「裏の崖は・・・30mのまさに断崖絶壁だな・・・」
コナン「うーん・・・・」
コナン「わーかんねー」
灰原「」
灰原「どうすんのよ」
コナン「しょうがねぇなあ。ヒント機能使うわ」
灰原「ヒント?」
コナン「えーっと元太はどこだ?いたいた」
コナン「(元太の前でメモを片手に頭をかいて・・・と)」
コナン「あーどうしたらいいのかわかんねぇ!」
元太「腹減ったなあ」
歩美「さっきとんかついっぱい食べたじゃない!」
元太「うるせえ!あれだよあれ!豚も食べれば胃に残らない・・・」
光彦「それを言うなら『豚もおだてりゃ木に登るですよ』」
コナン「(そうか!じゃあ犯人は・・・)」
灰原「ちょっと、今のが何か関係あるの?」
コナン「元太のヒントは百発百中だろ、ちゃんとコミックス読めよ」
かざま「う、うわあああ!」
コナン「あ、忘れてた。ネネ死んだ?」
しんのすけ「ネネちゃん・・・なんで・・・」
コナン「あとは証拠かあ・・・」
灰原「ちょっと、殺されるってわかってたなら助けなさいよ」
コナン「・・・それは出来ないんだ」
灰原「えっ?」
コナン「まあ、それはまた話そう」
コナン「(えっと証拠の探し方は・・・)」
コナン「そうか!だとしたらアレがここらへんに・・・(って言いながら物陰を探れば)」
コナン「おっなんか出てきた」
コナン「あーこれを使ったのか、へー、なーる」
灰原「何か逆じゃない?」
コナン「いーのいーの」
コナン「じゃあ博士頼むわ」
博士「お、おう」
博士(コナン)「あーゴホン、犯人が分かりました」
博士「犯人はボーさん。あなただ。あなたは鼻水の粘着力を利用して崖を上って園長を殺害したんじゃ」
ボー「・・・証拠がないだろう。それにネネのときの凶器も見つかっていない」
博士「あなたは寝ているネネさんを鼻水で窒息させたんじゃ」
博士「ベッドの脇にあなたの鼻水が落ちておった。」
博士「これを調べればあなたの鼻水であること、そしてネネさんの唾液が含まれてることが・・・なんか警察のとてもすごい検査でわかるんじゃ。もう・・・終わりにしたらどうです」
灰原「(ちょwww最後てきとうwww)」
コナン「(だいじょぶだいじょぶ!『終わりにしたらどうです』っていっとけばおk!)」
ボー「・・・許せなかったんだ、園長はマサオに売春を強要して金を設けていた。そしてそのおこぼれを頂戴していたお前たちがなあ!」
しんのすけ「まさかボーちゃん・・・君はマサオと・・・」
ボー「ああ!ガチホモだよ!だから殺してやったんだ!あの悪魔をな!」
博士(コナン)「・・・これは男女・・・いや男男のすれ違いが生んだ悲しい悲劇だったんですなあ」
灰原「えっ何その台詞」
コナン「いや、最後に言う決まりなんだよ。なんとなく」
コナン「なっ!やっぱ俺漫画の主人公なんだって!」
灰原「・・・偶然じゃないのかもね」
コナン「だろ!この世界は全部フラグに支配されてんだよ!」
コナン「俺はこのフラグを使って、この物語を終わらせる」
灰原「えっ」
第一部 完
こういうの好き
第二部
コナン「その前にいい思いすっか」
~毛利探偵事務所~
コナン「夜8時。物音が聞こえないくらいの大声で歌いながら・・・」
コナン「おっふろー!おっふろー!」
ガラッ
蘭「ちょっコナン君、きゃーーー!」
コナン「うわわわーごめんなさい!」
コナン「よし、眼鏡型ビデオカメラも好調だな」
コナン「ふぅ・・・蘭の裸も飽きたな」
コナン「やっぱそろそろ灰原のサービスショットだろ・・・」
コナン「いったいどうしたら・・・うーん」
コナン「商店街でくじ引きしてくっか」
小五郎「はーやっぱ温泉はいいなあ。コブつきじゃなけりゃな・・・」
蘭「ちょっとーコナン君が商店街の福引で四人分の温泉旅行券当てたからこれたのよ!」
蘭「ねーコナン君!」
コナン「うん!(ニヤニヤ)」
灰原「なんで私まで・・・」
コナン「まあいいじゃんちょうど博士もいなかったわけだし」
コナン「あっちなみに事件は起こるから」
灰原「」
コナン「そのうちおっちゃんのファンだって団体がからんできて」
男「あれー!もしかして眠りの小五郎さんじゃないですか!?」
コナン「なっ!」
灰原「もうそのドヤ顔やめて」
ガヤガヤ
小五郎「その時私は言ってやったんです。あなたが犯人ですって」
しずか「キャー!もっと教えてー!」
スネオ「すごいなあ」
出来杉「へー君毛利探偵の娘さんなの?お父さんに似てなくて美人だねえ」
蘭「ちょ、ちょっと手が・・・」
ジャイアン「おい出来杉飲みすぎだぞ」
出来杉「いいじゃんいいじゃん。二人で飲みなおさない?」
蘭「や・・・」
灰原「ちょっと、あなたの彼女くどかれてるわよ」
灰原「助けなくていいの」
コナン「いいっていいって。あいつ死ぬから」
灰原「えっ?」
コナン「フラグ:蘭に絡んだイケメンの内、拒絶されるやつは死ぬ。」
コナン「ちなみに蘭が顔を赤らめた場合は死なない。犯人のこともある」
コナン「あとフラグ:酒に酔っ払いすぎてるやつは何かまずい言葉を言ったあと死ぬ」
出来杉「・・・ったくよーお前ら堅物なんだよ!だから二年前のあいつも・・・」
のびた「!!!おい!」
ジャイアン「出来杉」
しずか「・・・」
スネオ「・・・」
出来杉「ははは、冗談冗談、じゃあ俺部屋で休んでるわ」
コナン「全員反応パターンか、難しいな」
灰原「ちゃんと推理するしかないんじゃない」
コナン「まあもうちょっと泳がせよう」
ジャイアン「うわあああああ!」
毛利「鍵のかかった部屋で首吊りか・・・こりゃあ自殺でしょうなあ」
コナン「おっちゃんは、わざとじゃないかって思うくらいダメ探偵だな」
コナン「しょうがない」
コナン「アレレー!」
蘭「コナン君、何してるの!」
コナン「この人ネットオークションで仮面ヤイバーのカード注文してるよ!大人なのにおかしいんだー!」
小五郎「ちっ・・・そういう趣味の大人だっているだろうが!」
コナン「(ちっ・・・)でもこの人ついさっき競り落としたみたいだね、自殺する直前までオークションしてるなんてよっぽどヤイバーファンだったんだね!」
小五郎「!!!!」
コナン「ふう」
灰原「アレレー」
コナン「」
灰原「アレレー」
コナン「おい」
灰原「アレレー(笑)」
コナン「やめろって」
灰原「アレーレ(笑)」
灰原の「あれれ~」
灰原「さてどうするのよ」
コナン「うーんとりあえずおっちゃんに注目しよう」
小五郎「これは自殺ではない・・・ということはこの中の誰かが自殺に見せかけて殺したんだ!」
スネオ「!!」
小五郎「ふっふっふ。わかりましたよ犯人が」
のびた「な、なんだって!」
小五郎「犯人は剛田さん、あなただ!」
ジャイアン「なに!?」
小五郎「あなたはこの中で一番の巨体だ。そして先ほど出来杉さんと口論をしていた!」
ジャイアン「お、俺じゃねえって!」
コナン「あの人じゃない、と」
灰原「・・・どんだけ毛利探偵を信用してないのよ」
コナン「信用してるさ。
フラグ:おっちゃんの推理は絶対当たらない、は抜群の信頼度さ」
コナン「もう少し情報がほしいな・・・」
小五郎「くそう証拠がない・・・」
ジャイアン「当たり前だ!俺じゃないんだからな!」
のびた「とりあえず今日は部屋に戻ってゆっくり休もう」
コナン「おっちゃんの部屋の前で待つか」
灰原「なんで?」
コナン「まあ見てろって」
灰原「!あれは・・・しずかさん?」
コナン「来た来た」
しずか「ねえ毛利さん、私怖いの、二人で飲みなおさない?」
小五郎「うひょーどうぞどうぞ!」
コナン「おっけ、フラグ:おっちゃんを誘惑する人は犯人じゃない、発動」
灰原「それ信頼できるの?」
コナン「うーん中程度ってとこかな」
コナン「あとはのびたとスネオか」
コナン「よし、灰原二人の部屋にいくぞ」
灰原「どう?何か見つかった?二人とも怪しい様子はなかったけど」
コナン「(くそっ!わからねぇ!・・・・)」
灰原「今回は困ってるようね」
コナン「(わからねえ・・・一体どうしたら・・・)
(どうしたら灰原と混浴ってフラグがたつんだ!)」
コナン「せっかく温泉まで来たのに」
灰原「何か言った?」
コナン「いや・・・」
灰原「まじめにやってよ」
コナン「ああ、犯人はスネオだよ」
灰原「えっ!?どうして?」
コナン「さっき部屋に行ったとき、スネオの鞄からはみ出てたんだ」
灰原「何が?」
コナン「全身黒タイツ」
灰原「」
中略
小五郎(コナン)「・・・というわけで、スネオさん、あなたが犯人だ!」
スネオ「許せなかったんだよー!俺に男の喜びを教えたくせに、女なんかに手を出すあの男が!」
小五郎(コナン)「・・・これは男女・・・いや男男のすれ違いが生んだ悲しい悲劇だったんですなあ」
コナン「あー終わった終わった」
灰原「ちょっと。また殺人起きるの見逃してたでしょ」
コナン「見逃してたんじゃねーよ」
灰原「だって起きる前から知ってたじゃない。あなたなら止められたはずよ」
コナン「・・・もう何度もやってみたさ」
灰原「えっ?」
コナン「博士の車の修理器具を用意しておく、なるべく旅行には行かない、少年探偵団と関わらない・・・」
コナン「色んなことをしたさ。殺される人に『気をつけるように』って言ったこともあった。」
コナン「でも・・・ダメなんだ。どうやったって俺の周りで殺人は起きる」
コナン「それは俺が、この物語の主人公だからだ」
コナン「フラグに気付いてから俺は、ずっとそれを利用することを考えていた」
コナン「俺がいる限り、人は死ぬ」
コナン「だから俺がこの手で、この呪われた物語を終わらせる」
第二部 完
ワロタ
よくこんなの思いつくな
面白い
第三部
コナン「どうやって終わらすか」
コナン「とりあえず組織のボス捕まえて元の姿に戻るエンドが一番だよな」
コナン「ボスって誰なんだろ」
コナン「ネットで調べるか」
コナン「ん?あの方を予想するスレ・・・これだな」
コナン「うはwwww黒幕=阿傘博士説アツイwwww
確かにあの時不自然に電話切れたんだよな~うざかったな~」
コナン「これ採用すっか」
コナン「なあ灰原」
灰原「なにかしら」
コナン「お前もし、自分の身近な人が事件の犯人だったらどうする」
灰原「・・・そうね、きちんと告発するわ。あなたが犯人よって」
コナン「ああ、俺もそう思ってた。・・・思ってたんだ」
灰原「思っ、てた?」
コナン「いや、なんでもないんだ」
ピコーン
コナン「(よし、立った音がしたぜ。身近な人が黒幕フラグ)」
コナン「あとは・・・博士の部屋でもあさるか」
コナン「おいおい~博士のやつ眼鏡型探索装置の電池どこにしまったんだよ~」
コナン「(といいつつ博士の引き出しをあさり)」
コナン「ん?この写真は・・・」
コナン「子供の頃の博士と・・・博士に良く似たおじさん」
コナン「おーい灰原」
灰原「なにかしら」
コナン「この写真見て」
灰原「!!!!私の『組織の人間は臭いでわかるレーダー』が!!どうして!!」
ピコーン
コナン「おkさんきゅ、またフラグたったな」
コナン「あとは、対決の舞台だ」
コナン「博士、何かこう孤立した館とかで行われる探偵合戦みたいな企画とか開かれてない?」
博士「そんなもん急に言われても・・・おや、あったぞい!変わり者の探偵好きの大富豪がネットで募集しておる!優勝者には、伝説の財宝を贈呈じゃと!古今東西の名探偵が集合すると噂もあるぞ!」
コナン「ああ、それくらいの派手な舞台じゃないとな。最後の事件だからな」
博士「何か言ったか?新一」
コナン「いや・・・ところでそれ博士も一緒に行こうぜ」
博士「ん?ああかまわんが・・・」
博士「いやーさすが新一くんじゃわい、予選テストを難なくクリアするとは」
博士「しかしワシがついていっても大丈夫かのう?」
コナン「逆に小学生だけじゃいけないだろ、保護者ってことで」
コナン「なあ博士、昔博士のおじさんの別荘で宝探ししたことがあったろ」
博士「ん?ああ、本物の暗号と偽札の型盤が出てきたやつじゃな」
コナン「そうそう、父さんが博士を太陽博士って呼んでた事件」
コナン「あのおじさんって病気で死んじゃったんだっけ」
博士「・・・そうじゃが、どうしたんじゃいきなり」
コナン「何の病気だったの?」
博士「忘れてしまったよ、ワシが子供の頃の話じゃ」
ピコーン
コナン「(よし。話題に出したぞ)」
コナン「(あとは・・・念のために・・・)」
コナン「あのおじさんっと博士て仲良かったの?」
博士「うーん彼は変わり者じゃったがのう、子供には優しかったんじゃ」
博士「あの頃は一緒に色んな探検をしたもんじゃった」
博士「おじさんにとっては子供と遊んでただけじゃったろうが、ワシは楽しかった」
博士「ちょうど君と少年探偵団のような関係かもしれんのう、ホッホッ」
コナン「・・・そっか」
ピコーン
服部「やはり工藤・・・じゃのうってコナン君も来とったか」
コナン「うーす」
オーナー「どうも名探偵の諸君」
A「テ、テープレコーダー!?」
メイド「キャー」
B「人が死んでるー!」
服部「動くんやない!」
中略
コナン「お前が邪魔するから!」
服部「なにぃお前かてあの時!」
コナン・服部「!!!!」
コナン「そうか、だからあの人は・・・」
服部「ということは・・・あそこにアレやな・・・」
中略
犯人「許せなかったんだよー!!」
帰り道
博士「いやーしかし二人とも見事な推理じゃったのー」
コナン「・・・」
博士「おやっ、ガス欠!!」
博士「困ったのう、誰か通りがからんかのう」
コナン「・・・誰も来ないぜ博士」
博士「なんじゃと?」
コナン「このガス欠はいつものガス欠じゃない・・・
フラグじゃない・・・
俺が細工しておいたんだ」
コナン「(博士の屋敷で博士を追い詰めた場合、
潜んでいた組織のやつに『危ないところでしたね』とか言いながら襲われる可能性は高い!)」
コナン「(だが偶然巻き込まれた山奥の事件現場の帰り道なら、
組織の者を呼ばれる心配はない!)」
コナン「一対一だぜ、博士」
コナン「・・・いや、コードネーム『アーントアガサ』!」
博士「・・・!!!!何を・・・」
コナン「(ネットで見たぜ!そういう名前のカクテルがある!)」
コナン「(あっコナンの『あの方』を予想するスレまとめサイトです)」
博士「新一、どうしたんじゃ。大体組織の人間なら哀くんに一目でばれるはずじゃ」
コナン「(博士・・・)」
コナン「(そうやって理由を述べること自体、博士が黒幕であるフラグを立てる行為なんだよ・・・)」
コナン「博士は厳密にはボスじゃない。博士のおじさん、阿傘栗介こそが本当のボスさ」
コナン「灰原に写真を見せたんだ。灰原は・・・栗介が組織の人間の臭いがすると言った」
博士「」
博士「まったく、余計なことに気付きおって・・・」
コナン「(ここだ!!)」
コナン「(ここで俺が生存フラグを立てなければ、俺は死ぬ!)」
博士「・・・そうじゃ、ワシが黒幕じゃよ」
博士「哀くんがワシに気付かなかったのも無理もない」
博士「ワシは50年前にボスの座を伯父から継いで以来、一度も組織の者と接触していない」
博士「形だけのボスじゃよ」
コナン「なんで、なんでなんだよ!博士!」
博士「・・・伯父はの、夢を持っておった。不老不死の夢じゃ」
博士「人間の細胞を若返らせる、魔法のような薬」
博士「それに全てをかけておった」
博士「伯父の夢は、幼い頃のワシの夢でもあった」
博士「じゃが、伯父はAPOTX4869の試作品の失敗で・・・」
コナン「・・・しんじまったのか」
博士「・・・老いてしまったんじゃよ。一瞬で、まるで100歳の老人のようにな。
今は冷凍保存されとる。APOTX4869さえ完成すれば、
目覚めさせてすぐに投与すれば、また若返って生きながらえられるはずじゃ」
コナン「そのために、組織を・・・」
博士「そうじゃ。金がいるんじゃよ、子供用のおもちゃの発明では手に入らない金がのう」
博士「さあ、もう終わりじゃ。新一」
博士「楽しかったんだがのう、間抜けな発明家のふりをして君と遊んだ日々は」
カチャリ
コナン「・・・今俺を撃っても無駄だぜ」
博士「なんじゃと?」
コナン「・・・イヤリング型電話。あんたの発明品だ」
コナン「FBIに繋がっている。ここの位置は最初から伝えてあった」
コナン「信頼出来る人間だけを待機させた。組織の人間は紛れ込んでないぜ」
コナン「(ちなみに予備電池も部屋探索で見つけておいた)
(アンタの発明品を使うこと自体、電池切れのフラグが立つからな)」
コナン「・・・最も、FBIがここにつく数分の間に、アンタが俺を殺そうとするなら、子供の俺に勝ち目はないさ」
コナン「(この台詞自体が、俺が殺されないフラグ!)」
コナン「(そして行きの車でも立てておいた。)
(博士が、やっぱり根は純粋で優しい人だってフラグ)」
最初は期待していなかったのに今は面白い
博士「・・・ふう」
博士「もうワシも疲れたよ。すまんかったな、新一」
博士「会いたかっただけなんじゃ。
・・・優しい伯父に。
組織のボスの顔なんぞ一切見せなかった伯父に。」
博士「ワシは、新一くんに見抜かれるのを、ずっと待っとったのかもしれんのう」
博士「蘭くんや、毛利探偵、哀くん、そして・・・
探偵団とも、仲良くやるんじゃぞ」
蘭「・・・遅いなあ・・・まさか・・・」
「よう、蘭!」
蘭「新一!」
新一「わりぃわりぃ遅れちゃって!・・・て何でお前泣いてんだよ!」
蘭「だって、また新一がどこか事件を追って行っちゃうんじゃないかって・・・」
新一「・・・バカやろう、もうどこにもいかねえって」
蘭「・・・うん」
新一「・・・おっ!探偵団のやつらだ!おーい!」
元太「!」
光彦「・・・誰です、あの人」
歩美「あ、コナン君のお姉さんだ!」
新一「(やべっもう俺コナンじゃなかった)」
光彦「コナン君か・・・不思議な人でしたね」
歩美「うん・・・でもひどいよね急に転校しちゃうなんてさ、灰原さんも」
元太「・・・」
元太「・・・おい」
新一「・・・ん?」
元太「また遊んでくれよな」
新一「・・・元太・・・?」
光彦「どうしたんですか元太くん」
歩美「あのお兄さん知り合い?」
元太「なんでもねえよ、いくぞ、少年探偵団!」
元太男前杉www
終わりです。
保守してくださった皆様、
感想を書いてくださった皆様、
ありがとうございました!
面白かった
元太に泣いた
もうこれがコナンの最終回で良くね
小学館 (2010-08-18)
進展は無いけれど・・・
サンデー全体が値上がりで残念です
どこまで続くのだろう?
高い…
元スレ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1283007184/
J- POPの歌詞における「何か」の探され率は異常
ジョギングの効果はすごいぞwwwwwwwwww
このサイトすげええええええええwwww
ネットでは 調べられないことがある 例えば君の好きな人とか
ジブリアニメのタイトルを組み合わせて一番面白かった奴が優勝
今こそ筋トレなんだよ
アンジェラアキで画像検索してTシャツの数値がでかい奴が優勝
全一巻で面白い漫画(短編集は除く)ある?
数学の面白い話してくれ
デザインのいいブログおしえr・・・教えてください
なんか面白い文庫本教えてくれ
人生観が変わった名言
Amazonの倉庫で働いてるけど質問ある?
全5巻以下でおもしろい漫画ないの?
gooをgoogleだと思って1年間使ってた…死にたい…
去年アフィで3500万稼いだら税金2000万くらい取られてワロタw
85kgから65kgまでダイエットした男だけど質問ある?
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「気づいてたさ、最初からな」
ってコナンに言えば完璧だった。
そういえば、博士に口パクしてもらうシーンってよくあるけど、
最初に博士にネタバレした方が楽だよなw
二億の商談まとめる人なのかなー
イタリアかぶれのひとなのかなー
中国に在住のすっちーなのかなー
おもしろいなー
※「>>154」で本文、「※24」でコメント欄にポップアップ表示の安価ができます。
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