今日は終戦の日、正午に黙祷しました。
で本題!
行ってきましたよ、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO!!
上手く文章化できないと思うけど、とにかくオイラがフェスで観たBABYMETAL体験をレポートします。勢いで書くので、文章の作り方メチャクチャでしょうけど感じ取っていただけると幸いです。というわけでスタート。
当日は超快晴のお天気、気温30度で糞暑い。
▼駐車場前の渋滞で会場入りまで2時間以上。途中で尿意がこみ上げてきてキツかったです。
▼会場はまぁ~広大です。地面は草と砂地でとても埃っぽい。泊りがけの人々がテントなどレジャーグッズをわんさか持って行列をなしてます。
▼駐車場から30分ほど歩いてメインのSunStageに到着。ここでまたBABYMETALを観れるのかと少し感慨深く思いました。DOWNLOAD・UKの再現に期待が膨らみます。
▼今回はなるべく前で観たいので、仲間と共にワンオクパイセンも楽しむ作戦。と言っても、最前にがっつくなんてことはしませんぜ。あくまでもワンオクファンの方を優先で、一歩下がったポジションを取りました。
ワンオクが始まる30分前にスタンディングエリアに入ります。結構隙間があるのでスルスルと前方に行けました。ポジションは下手前方。関東圏のレポを読んで、なるべく早く行かなきゃと思っていたので拍子抜けです。BABYMETALを含む他のアーティストさんの時も同様で、この緩さが北海道クオリティ。素敵です。
ワンオクパイセンのステージが始まります。黄色い歓声が一杯!大人気!お客さんギッシリ入ってます。以前出演された時は夜のステージで、オーディエンスが疲れ切ってイマイチ盛り上がらず、だから今回はトップバッターに立候補したと、ボーカルのTakaが言っておりました。なるほどね!一日中うろついてたら2万歩とか普通に行くもんね。
バンドとお客さんの一体感が素晴らしい。曲は知らなくともすんげー楽しい。そして何といってもTakaの歌唱力がハンパない!彼の歌には心があるね。涙を流す女の子がスクリーンに大写しになっていたけど、その気持ち凄く分かるわ~。本当にイイもの。心に響くもの。巨大勢力の影響なのかテレビに全然出ない。だけどそのテレビに出てる輩と比べるまでもないほど、本当に凄い歌い手さんでした。舞台袖で観ていたベビメタちゃんも、きっと感じるものがあったんじゃないでしょうか。
ただし。敵を作りそうなんだけど率直に書くわ。客観的にワンオクはボーカルで保ってるバンド、Takaの歌唱力がすべてだと思った。現時点では。楽器隊はソツなくこなしているけれども、そのレベルは決して高くはないと思う。楽曲の表現幅を広げられない理由はそこかな?と感じられました。この先ワンオクをより大きくするのを目指すなら、楽器隊のレベルアップは必須でしょう。特にギターの彼は頑張ってほしい。じゃないとTakaの足を引っ張ることになるように思いました。
と、ややネガティブに思えてしまう事も書いたわけだが、ステージそのものは大変素晴らしく楽しかったです!
最後の曲ではTakaが我々が観ていた近くまで来てうぉーーーーー!とかなりました。そんなこんなで大盛況の中、ワンオクのステージが終了。我らがBABYMETALの出番です。ワンオクさんステージを温めてくれてありがとう。
ワンオクのお客さんが去ったので前に詰めます。丁度左側のスピーカー前くらい。ほぼ最前。バンドメンバー全員を眺められるポジション。おぉ~ここで神々のメタルサウンドを楽しめるぜ。ふと振り返ってみると我々の後方はスッカスカ(ビックリ!)。オフィシャルグッズのコーナーもスカスカで余裕だったので、これちゃんと埋まるの?と焦ってしまいました。結局はギッシリ埋まったけれども、開演20分前までそんな感じでしたね。きっと一見さんが多かったんでしょうね。こんなならワンオクが終わってから来れば良かったかもと思っちゃったわ。これも北海道クオリティ。田舎です。道民はセコセコしてないのですわ。
▼サウンドチェックのために神バンドが出てきました!
ふぉぉぉぉぉぉぉ!!
BOHちゃーーーーーん!凱旋ですよ!
青神様の地響きのようなドラムが鳴り響きます。音の波動が身体を突き抜ける。イイわぁ♪
神々が次々と音出しという名の超絶プレイをチラっとしてくれる度にオーディエンスから歓声が上がります。で、合わせで「イイネ!」を演奏。きっとバックステージではそれに合わせてSU-METAL歌ってるんだろうなぁ。演奏に合わせてオーディエンス皆で合いの手を入れます。楽しいぜ~!
神バンドが一旦引っ込み、本番を待ちます。
開始直前、屈強な黒人さんのセキュリティが目の前に。この人なら3人くらい運べそう。
そしてついに紙芝居が始まった!
当然のように「BABYMETAL DEATH」からスタート!
これだ!これなんだよ!
昨年のZEPPでは「いいね!」から始まったけど、あれはやっぱり違う。
BABYMETALの開演はこれでなければいけないんだよ!
最初から超ヒートアップ!
後ろからの圧縮が物凄いが負けねーぜ!
続いて「ギミチョコ!」
ベビメタちゃんたちを肉眼で見える位置なのに、曲に乗りまくってロクに観てないことに気付く。慌ててステージに目をやると、YUIMETALの笑顔が。MOAMETALの笑顔が。あぁめんこいねぇ。ライブ中、ずっとこんな感じでしたわ。観て良し!聴いて良し!ってBABYMETAL最高過ぎるね。SU-METALは、常時YUIMOAの奥に居るポジションなのであまり見えなかった。女王と接見するにはドセンを目指さないといけないと悟ったのでした。
3曲目「泡玉フィーバー」
生で観たかった曲が続きます。
圧縮が凄くて腕を泡玉にするのもままならない!けど頑張る!
SU-METALの煽りでオーディエンスのレスポンスが高まる。超楽しい~♪
4曲目「CMIYC」
神バンドの超絶技巧が炸裂。恐らくこの辺りで色物アイドルと思っていた一見さんの認識は、完全に変わったでしょうね。どうだ見やがれ!って感じです。それにしても音が大変良い!バランスも良い!地響きのような凄い爆音にも関わらず耳栓の必要など全く無し!SU-METALの声もヘリウム感がほとんどなかった。
昨年のZEPP札幌のライブ、今年ウェンブリーのライブビューイングは音グチャグチャで、ぶっちゃけただ煩いだけ(耳栓無いとヤバいレベル)だったけど、それとは雲泥の差です。ていうかZEPP札幌では、BABYMETAL以外のライブも何度も観ているけど、ロクな音で聴けたことがない。やっぱりZEPPの音が悪いのは、卓やってるヤツの腕の問題ではないだろうか。音圧上げればいいってもんじゃない。音楽なんだから爆音だって何だって最低限の調和は絶対に必要です。
5曲目「YAVA!」
生ヤバ!キター!泡玉優先で隠れがちの曲が聴けたのは嬉しい!やっぱり良いですよこの曲、振付も面白いし。そういえばCMIYCあたりから圧縮が減って快適になりました。後方のオーディエンスがモッシュッシュに夢中になったからかな。サークルモッシュとかは若者にお任せするわ。
6曲目「イジメ、ダメ、ゼッタイ!」
ソニスフィアでUKのメタラーを唸らせた名曲。ていうかどの曲が来ても名曲だし盛り上がりまくりなんですけどね。「ルルル~」でSU-METALの振り返る姿とかめっちゃ素敵。目の前のスクリーンみたらめっちゃ男前。曲に合わせてヘドバンし過ぎてYUIMETALの「見つめ続けてくれたあなた」の「フッ!」の表情見るの忘れてたorz。曲後半クライマックス藤岡先生のヘドバンしながらの刻みを観て、ソニスフィアのあの場面を思い出しました。
7曲目「メギツネ」
これまた盛り上がりまくり。サーファーが流れてくる。すぐそばに来たのでオイラもお手伝い。この時、目の前の黒人セキュリティさんがとても有難かったです。サーファーが流れてくると表情が変わるの。そうか!来たか!のタイミングで後方頭上を見て手伝って、という流れが出来上がり。こりゃあいい塩梅。オイラのポジションではライブ終わりまで4人ほど流れてきましたわ。全体ではどれだけ流れてきたのかしらね?
SU-METALがしゃがむのを要求していたけど、英語なので一見さんには意味通じてなかったです。なので周りの初心者に「ここはしゃがむんやで~」って教えてあげたりしましたわ。日本国内のライブでは日本語で煽った方が無難かと思いました。
8曲目「KARATE」
ヘヴィでミディアムテンポな曲ってノリやすいね。そばのお姉ちゃん2人組がヘドバンしまくってて、いいね!って思った。オーディエンスの合いの手バッチリ。んで、SU-METALの煽り英語でキター!またしても一見さん分からないー。「ROCK IN JAPAN」での日本語煽りはアイドルに寄りすぎた感じになって、ちょっと違うなぁと封印してしまったのかもしれません。日本語のちょっとはにかむ煽りで萌えたかったのは否定しない。エブリーバーディジャーンプのタイミングを取り損なってちょこっとジャンプがズレちゃった。恥ずかしかったわ~。
最後「ROR」
オープニングのギター旋律に合わせてウォーウォー大合唱!モーゼSU-METAL格好良すぎです。中盤のブレイクのウォーオーオー合唱では、楽器も完全ブレイク。それはわずか8小節だったけど、それでもライブ映像でみたあの場面を生で体験できるってのは本当に嬉しいこと。最高ですよーーー!
▼ライブ後。いつの間にやら日が暮れかけています。空が綺麗・・・。
今回のライブはDOWNLOAD・UKの再現・・・いやあの時は雨が降った分、短縮されてしまった。だから今回のライブこそがDOWNLOAD・UKの完全版でしょう。それを体験できたのは本当にラッキーだったと思います。パフォーマンスも音も最高。昨年のZEPPよりも曲数は少なかったけど満足感は数段上!やっぱり音がイイのがデカいです!!一緒に行った初見の仲間、始まる前は怯えていた嫁さんも超ノリまくり!大大大大満足なライブとなりました!!!!!
この楽しさはスタンディングでも椅子アリ+ジャンプ禁止の東京ドームでは味わえないんだからね!(行けない人の負け惜しみ)。
恐らく今回のライブで北海道民の新規ファンは確実に増えたんじゃないでしょうか。ツイートのまとめ記事とかみると好評なようですし。「本格的な」ではなく、本物のメタルサウンド、突き抜けるSU-METALの歌声、3人の一糸乱れぬダンス、というハイクオリティライブパフォーマンスに度肝を抜かれたでしょう。少なくとも単なるメタル風の色物アイドルとは立ち位置が違う、ということが肌感覚で伝わった筈です。来年の来札ライブ会場は「きたえーる」かな?
またRISING SUNに来てほしいです。このフェス本当に楽しいですよ。人々のマナーいいし。食い物美味しいし。関東圏のガツガツしたフェスに嫌気をさした人には、大らかなペースのRISING SUNのノリはピッタリかもしれませんよ。
番外編:食べ物が美味いぜ!
▼フードはどこの食べても美味しいです。
▼オイラが今回食べた中で特におススメはこれ!ニセコビザ!
▼ベーコンハムエッグロール!具だくさん、卵半熟、とろけるチーズたっぷり!超美味!
以上RISING SUN参戦記でした!
SEEEE YOUUUU!!!!
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