桁が落下した旧河西橋。左は新たに建設した河西橋(写真:和歌山市)
桁が落下した旧河西橋。左は新たに建設した河西橋(写真:和歌山市)
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 和歌山市の「旧河西橋(かせいばし)」が撤去工事中に崩落した事故は、施工者が桁をクレーンで吊(つ)り上げられるよう、軽量化のため勝手に補強材を抜き取ったことが原因だと判明した。本来、補強材には手を付けず、桁と一体化した床版コンクリートを手作業ではつる手順だった。施工者が手間のかかるはつり作業を怠った。市は事故原因の判明を受け、2026年1月14日に橋の撤去工事を再開した。

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施工手順を変えた理由は「合成桁」

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