すっかり日に焼けていた斉藤被告(2025年6月)
「口元に押しつけてはいない」
“不同意性交”にあたる内容を含む3件目の犯行についても、弁護側は「斉藤被告は同意してくれていると思っていた」と主張する。
「3件目はロケ終了後、バス内で着替えていた斉藤被告のもとにAさんがやってきて起こったといいます。斉藤被告は『用はないはずなのに、Aさんは自分に好意を持って会いにきてくれた』と感じたそうで、親しい会話を交わし、下着を脱いだ。
すると、『 (Aさんは)「え?」と驚いたような、笑うような仕草を見せた』と主張。そのまま10秒ほど口腔性交をしたことは認めましたが、斉藤被告が陰茎を口元に押し付けたり、Aさんの頭を押さえつけたりはしていないとし、検察側とは異なる主張をしていました」
開廷前には公判前整理手続きが行なわれており、そこではこの裁判での2つの争点が示されていた。
1.斉藤被告はAさんが同意していないことを認識しながら行為を行ったのかどうか。
2.起訴内容の行為が実際に行われたのかどうか。
いずれについても、Aさんと斉藤被告の主張は双方食い違っている。3月17日の第2回公判では、Aさんの母親が出廷。事件があった当日、Aさんから涙ながらに報告を受けたことを証言したのだった——。
(第2回につづく)
