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AWS初心者がAmazon Connectで簡単なコールセンターを構築した話

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はじめに

こんにちは。Tsukasaです!
皆さんAmazon Connectはご存知でしょうか?
私は昨年のAWS Summitで初めてこのサービスを知りました。
中々触ることができなかったのですが、今回ハンズオンで触ってみたので、その内容を記事にしていきたいと思います。

Amazon Connectとは

Amazon Connectとは何でしょうか?
Amazon Connect は、コンタクトセンターの顧客とユーザーを統一されたエクスペリエンスでシームレスにつなぐ、AI を活用したアプリケーションです。複数のチャネルで通信するために必要な機能がすべて取り揃えられています。
何かの問い合わせで電話をした時、自動音声による案内を皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか?
Amazon Connectは正しく電話による自動音声をAWSを用いて構築できるものです。
詳しくはAWS公式に記載がありますので、こちらをご参照いただけたらと思います。

今回やりたいこと

今回やりたいことは下記のようになります。
電話を掛けたら、自動音声ガイダンスに従って番号を押して、内容毎に接続先を変えるというものになります。
今回は書籍と音楽についての問い合わせといった形で進めていきたいと思います。
image.png

使用するもの

今回もAWSが出している公式のハンズオンを用いて行いました。
こちらからハンズオンができるので、興味のある方は是非挑戦してみてください。

Amazon Connectインスタンスの作成

まずはAmazon Connectインスタンスの作成を行います。
AWSのコンソールからAmazon Connectを検索して、インスタンス作成ボタンを押します。
そうすると下記のような画面に遷移するので、この通りにしてもらえれば大丈夫です。
アクセスURLはわかりやすいものにするのが良いと思います。

スクリーンショット 2025-12-29 15.11.13.png

その後次のページに行って、アドミンを追加します。
image.png

テレフォニーを設定します。
これで発信と着信を許可します。
image.png

データストレージでConnectのデータをS3とフローログをCloudWatchに保存します。
image.png

最後に作成した内容を確認して、作成を行います。
image.png

作成されるまでに数分かかります。
作成が完了すると下記のような画面になります。
アクセスURLは後ほど使いますので、コピーしておくと楽です。
image.png

Amazon Connectにアクセスする

先程作成したURLにアクセスすると下記のようにAmazon Connectのログイン画面に行きます。
設定したユーザー名とパスワードでログインします。
image.png

こちらがAmazon Connectのコンソール画面です。
Amazon Connectは基本的にこの画面を用いて操作を行います。
image.png

電話番号の取得

まずは電話番号の取得から始めます。
コンソールからチャネル→電話番号で電話番号の取得を行います。
image.png

今回はバージニアリージョンを使用します。
DID(直通ダイヤル)を選択して、国、地域でアメリカを選択します。
そうすると番号がいくつか出てきますので、選択をします。
尚、今日現在で日本の電話番号を使うには AWSに申請する必要がありますので、ご注意ください。今回は簡単なハンズオンなので、アメリカの番号を使います。
Amazon Connectから架電も可能なので、ご自身の携帯から国際電話をする必要もありません。
image.png

番号の取得が終わると、このように表示されます。
image.png

オペレーション時間の設定

次にオペレーション時間の設定を行います。
オペレーション時間とは何曜日の何時から何時まで電話が繋がるかを決めるものです。
コールセンターに電話する際に平日の午前9時から午後5時まで受付をしていて、それを過ぎると「本日の営業時間は終了しました」みたいな音声が流れるかと思います。
それをここで設定します。
image.png

今回は名前をHandson Business Hoursとして、月曜〜金曜の午前9時〜午後5時までとします。
image.png

キューの設定

ここではキューの設定を行います。
キューとは問い合わせがエージェントにルーティングされる前に待機する場所になります。

image.png

キューは下記のように今回は書籍と音楽に分かれるので2つ作成する必要があります。
image.png

まずは書籍のキューを作成します。
下記のように名前を作成して、アウトバウンド発信者ID番号に先程取得した電話番号を入力します。
音楽も書籍と同様に作成します。
image.png

ルーティングプロファイルの設定

ここではルーティングプロファイルの設定を行います。
ルーティングプロファイルとは、エージェント(オペレーター)がどのキュー(問い合わせ窓口)に対応できるか、またそのキューの優先順位や処理の順番を設定するためのプロファイル(設定情報)です。
キューの時と同様に書籍と音楽の2つを作成します。
image.png

ルーティングプロファイルを追加します。
image.png

まずは書籍から作成します。
名前を作成して、チャネルの設定を行います。
今回は電話のみなので、音声のみを有効にすれば大丈夫です。
image.png

その後先程作成したキューを紐付ける必要があります。
書籍のプロファイルなので、書籍のキューを紐づける必要があります。
音楽も同様の流れでプロファイルを作成します。
image.png

ユーザーの作成

次にユーザーを作成します。
現状ではAdminユーザーだけありますが、ここにBookとMusicユーザーも併せて作成します。
これは後ほどテストのために使います。
Adminアカウントで架電した際に、音声ガイダンスに併せてボタンを押して、BookもしくはMusicアカウントに電話がかかるかどうかを確認するために行います。
image.png

ユーザーの追加は下記のように行います。
image.png

その後下までスクロールして、設定画面で先程作成したルーティングプロファイルを紐付けます。
Musicも同様に行います。
image.png

フローの作成

続いてフローの作成を行います。
フローは先程から何度も載せているこの画像のことです。
これを実際にAmazon Connect上で構築を行います。
image.png

フローはここから作成できます。
image.png

まずはフローを新規で作成します。
今回は名前を「Handson inbound flow」とします。
まずは作業キューの作成です。
基本的には左側のブロックライブラリの下にある検索欄で使いたいフローを検索して使う形になります。
作業キューも書籍と音楽がありますが、まずは書籍を作成します。
下記のように手動でHandson Book Queueを選択します。
image.png

そこからキューへ転送と切断も追加して下記のように線を繋ぎます。
image.png

ここまでできたら一度保存して、公開できるかどうかを確認します。
エラーにならなければOKです。
image.png

ここまで完了したら、一度取得した電話番号を編集します。
下記のように先程作成したフローを電話番号に紐付けます。
image.png

再度フローの作成を行います。
ここではカスタマーキューを作成します。
電話を繋いだ際の最初の音声をプロンプトとして作成します。
※名前がDefault customer queueとなっていますが、正しくはHandson customer queueです。
image.png

Handson inbound flowに戻ってきたら、「顧客キューフローの設定」を追加します。
その上で先程作成したHandson customer queueを選択します。
そうすることで、最初に電話をかけると先程Handson customer queueで設定した音声が流れるという仕組みになります。
更に「音声の設定」で声をどのようなものにするのかを設定することもできます。
今回はMizukiという女性の声を選択しました。
image.png

最初の音声案内までは構築できました。
次に必要なことはユーザーの入力になります。
「顧客の入力を取得する」を追加してプロンプトに下記のような文言を追加します。

image.png

オプションで1と2を入れることで、1を押した際の接続先、2を押した際の接続先を分けることができます。
image.png

「顧客の入力を取得する」は最終的には下記のようになります。
更に「作業キュー」をもう一つ作成する必要があります。
既にBookは作成済なので、Musicも作成が必要になります。
そうすることで、1を押した場合はBookのキューに繋がり、2を押した場合は Musicのキューに繋がるフローが出来上がりました。

image.png

これで全ての準備が完了となりましたので、実際にAmazon Connect上で電話を掛けてみたいと思います。

実際に電話を掛けてみた

それでは実際にやってみます。

まずは電話を受ける側のBookアカウントにログインします。

image.png

左側はAdminアカウントで右側がBookアカウントになります。
image.png

電話をかけた後、1を押したら下記のようにBook側に電話がかかりました。
ハンズオン成功です!
image.png

終わりに

いかがでしたでしょうか?
紆余曲折はありましたが、無事に最後まで完走することができました!
ハンズオン動画と実際のコンソールはUIが結構違うところがありましたが、何とか対応できましたので、興味のある方は是非挑戦してみてください。
今後ともいろいろなハンズオンに挑戦してできることを増やしていきたいと思います!

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