経営者かたる「ニセ社長詐欺」相次ぐ、岐阜の会社が1億円被害

連勝一郎
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 会社経営者になりすまして、業務を装って現金をだまし取る「ニセ社長詐欺」の手口で、岐阜県多治見市の製造会社が1億円をだまし取られた。岐阜県警が16日に発表した。同じ手口による詐欺被害が昨年12月以降に相次いで確認され、被害総額は全国で約5億4千万円に上る。警察庁が注意を呼びかけている。

 県警によると、製造会社の経営者の実名が差出人として表示されたメールが14日、会社のメールアドレスに届いた。メールにはSNSのグループ作成の指示のほか、「入金予定の資金があるので、グループには経理担当者を招待してください」などと記載されていたという。

 社員は経営者本人の指示と思い込み、LINEでグループを作成。グループに「取引先の口座情報を送るので、ただちに1億円の振り込みをしてください」との指示が届いたという。

 翌15日に社員が指定された口座に1億円を送金。その後、さらに「4800万円を振り込むように」との指示が届いた。不審に思った社員が14日に届いたメールの差出人のアドレスを確認した結果、経営者本人のものではないことがわかり、詐欺被害に遭ったことが判明したという。

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