2025-08-02

[]粉屋のアブラハム

ポーランド伝説的な人物

ポーランド王が亡くなったとき後継者もおらず、話し合いもまとまらなかったので、「翌朝最初に街に入った者を王とする」ということになった。

そして最初に街に入ったアブラハムが王に指名された。

彼は粉屋というより火薬商人で、ユダヤ人だったという。

しかアブラハムは戴冠を拒否し、「入ってくるな」と命令して自室に引きこもってしまった。

三日後、しびれを切らした車大工のピャストという人物が、彼の部屋に押し入って「国には王が必要なのだ!」と叫んだ。

アブラハムは「国のために命令を破る勇気のあるピャストこそ王に相応しい」と言って彼に王座を譲った。

ピャストはその後も続くポーランド王家の始祖となった。

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