3人用 短い掛け合い台本 【女2 男1 】 GL 片想い乙女の純情系 ほのぼのバレンタイン系　#431 Fleet Label XXXII 『 同性からの、バレンタイン♪ 』 - フリート・レーベル 32 -

3人用 声劇台本 【 女性 2人、男性 1人 】

台詞数 ： 176
所要時間 ： 約 18分


【 短い 掛け合い台本 #431　タイトル 】

Fleet Label XXXII
『 同性（どうせい）からの、バレンタイン♪ 』
　- フリート・レーベル 32 -

【 配役 】

A ： コウジ　♂　（ セリフ数 84 ）　ナレーション兼
B ： ユミカ　♀　（ セリフ数 77 ）　ヒロイン
C ： さちか　♀　（ セリフ数 15 ）　1年生

***********

【】 ： モノローグ
〔 〕 ： ナレーション
SE ： 効果音

【 役表 】
―――――
Fleet Label XXXII
『 同性からの、バレンタイン♪ 』
　- フリート・レーベル 32 -
https://zeotogen.blog.fc2.com/blog-entry-886.html

A ： コウジ ♂ ：
B ： ユミカ ♀ ：
C ： さちか ♀ ：
―――――

【 ジャンル 】

GL 片想い乙女の純情系
ほのぼのバレンタイン系

【 注意事項 】

事前に一度も台本
またはセリフに目を通さない
初見での上演と
ぶっつけ本番は禁止です
必ず演じる方全員が
台本チェックをしてください

台本の転載・再配布禁止です
URL で、このページに誘導してください
必ず 利用規約 を読んでから
自己責任でご使用ください

【 作品概要 】

女の子からたくさんチョコレート を
貰（もら）った ユミカ
中には、本命チョコ も……
と、いった感じの
バレンタイン・エピソード です☆

良かったら、バンバン
　やってみてください （｀･ω･´）ゝ☆♪

【 シチュエーション 】

サークルの部室、屋上

【 活用例として 】

短いですので、掛け合い台本 としてだけでなく
ゼヒ、マンガの練習用題材 や サンプルで提出する用 などの
簡単な ボイスドラマ用の原稿 等としても
バンバン、ご活用いただけたら幸いです (｀・ω・´)ゞ☆
â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡


A 「 オマエ、なんだその紙袋 」

B 「 バレンタインよ 」

A 「 え？ 」

B 「 貰（もら）ったのよ 」

A 「 マジ？ｗ 」

B 「 うん 」

A 「 女の子からか？ 」

B 「 うん 」

A 「 っていうか、そんなに
　　　たくさん貰（もら）ったのかよｗ 」

B 「 うん 」

A 「 紙袋用意していたのか？ 」

B 「 うぅん、これは、チョコくれた娘（こ）が
　　　先輩多分、一杯チョコ貰（もら）うから
　　　使うんじゃないかと思って……って言って
　　　くれたの 」

A 「 気の利（き）く娘だなｗ 」

B 「 そうね、まさかこんなに貰（もら）うとは
　　　思わなかったわ 」

A 「 オマエ、バレンタインに貰（もら）ったコト
　　　これまでにもあるのかよ？ 」

B 「 うん、ちょこちょこね
　　　でも、2、3個よ、中3のときは
　　　一杯貰（もら）ったけど 」

A 「 ｗ 」

B 「 アンタは貰（もら）ったの？ 」

A 「 うん、3つ貰（もら）った 」

B 「 良かったじゃない 」

A 「 オマエに比べると
　　　随分（ずいぶん）少ないけどなｗ 」

B 「 ダンス・パーティのとき以来
　　　女の子にもファンが増えたみたいなの 」

A 「 俺もだよ、ダンス・パーティ以来
　　　たまに下級生の女の子に
　　　話しかけられるようになった 」

B 「 モテないアンタに
　　　とっては良かったじゃないｗ 」

A 「 うるせぇよｗ 」

B 「 どうしようかしら、これ 」

A 「 まさか、本命の娘（こ）とか居ないだろうな 」

B 「 それは、無いと思うけど、さすがに…… 」

A 「 全部義理か？ 俺にくれよｗ 」

B 「 え？ 」

A 「 チョコ好きだからよ、くれよ 」

B 「 しょうがないわね 」

A 「 やったァ♪ 」

B 「 全部はダメよ、ちょっとずつね
　　　くれた娘（こ）達に悪いでしょ
　　　アンタが全部食べちゃったら 」

A 「 そうか 」

B 「 うん 」

*******************

A 【 こういう所は
　　　シッカリしてんだよな？ コイツ 】

*******************

B 「 はい、じゃ、アタシが開けるから
　　　好きなの食べなさい 」

A 「 わ～い♪ 」

*******************

A 〔 と、言って、チョコの包みを
　　　開け始めるユミカ 〕

*******************

A 「 それ、スゲェな 」

B 「 ！ 」

*******************

A 〔 綺麗なリボンがかけられていて
　　　中には高そうな木の箱に入った
　　　可愛らしい手作りのチョコを
　　　手に取るユミカ 〕

*******************

A 「 それ、オマエ、本命なんじゃないのか？ 」

B 「 みたいね…… 」

A 「 手紙見てみろよ 」

B 「 うん 」

*******************

A 〔 そう言い、中に一緒に入っていた
　　　手紙を読むユミカ 〕

*******************

B 「 …… 」

A 「 どうだった？ 」

B 「 告白されてる…… 」

A 「 マジ？ｗ 」

B 「 うん 」

A 「 女の子からかよｗ 」

B 「 これは、初めてだわ…… 」

A 「 さすがに、同性（どうせい）から
　　　告白されたコトは無かったのか 」

B 「 うん……、どうしよう 」

A 「 何年生だ？ 」

B 「 1年生ね、城山早智香（しろやま さちか）ちゃんだって 」

A 「 サッちゃんか 」

B 「 知ってるの？ｗ 」

A 「 いや、サッちゃんだろ？ だってｗ 」

B 「 どうしよう 」

A 「 付き合っちゃえば？ｗ 」

B 「 さすがに、無理よ…… 」

A 「 オマエ、男っぽいからよ
　　　似合うと思うけどｗ 」

B 「 かな？ 」

A 「 うんｗ 」

B 「 って、バカ、無理に決まってるでしょ 」

A 「 ｗ 」

B 「 女の子から告白されるとは
　　　思わなかったわ…… 」

A 「 オマエ、本当モテるなｗ 」

B 「 モテるのはいいけど
　　　これはどうしたモノかしらね
　　　でも、なんか、悪い気はしないわ 」

A 「 そうなのか？ 」

B 「 うん、なんか、可愛いくていいじゃない 」

A 「 じゃ、付き合ってやれよｗ 」

B 「 それは……ｗ 」

A 「 いいんじゃねぇか？
　　　いい経験になると思うぞｗ
　　　それに、そんな
　　　きちんとした箱に入った
　　　可愛い手作りチョコを作る娘（こ）だろ？
　　　きっと良い娘（こ）だぞ？ 」

B 「 そうかな……、って
　　　だから、違うって言ってるでしょ！ 」

A 「 ｗ 」

B 「 どうしよ 」

A 「 1個食わしてくれよ 」

B 「 ダメよ 」

A 「 いいじゃねぇか 」

B 「 本命の娘（こ）のチョコは
　　　きちんとアタシが
　　　食べてアゲないとダメでしょ 」

A 「 なんだよ、それ、超美味そうなのに 」

SE ： パクッ、モグモグ……

*******************

A 〔 1個取って食べ始めるユミカ 〕

*******************

B 「 うん、メッチャメチャ美味しいわ 」

A 「 スゲェな 」

B 「 アンタにもちょっとだけ
　　　あげるから、食べてみなさい 」

A 「 いいのか？ 」

B 「 うん、これちょっと、凄い美味しいわ 」

*******************

A 〔 そう言って、ちょっとだけちぎって
　　　俺に渡すユミカ 〕

*******************

A 「 こんだけかよ 」

B 「 だから、本命の娘（こ）のチョコは
　　　アタシが食べるって言ってるでしょ 」

A 「 まァいいけど 」

SE ： パクッ、モグモグ……

A 「 美味ぇ !!ｗ 」

B 「 でしょ？ 」

A 「 もうちょっとくれよｗ 」

B 「 ダメって言ってるでしょ 」

A 「 こりゃ、心がこもってるな 」

B 「 良い娘（こ）みたいね 」

A 「 うん、きっと本気なんだな、オマエに 」

B 「 なんかちょっと、愛（いと）おしくなってきたわ 」

A 「 じゃ、付き合っちゃえよｗ 」

B 「 それは無理だって言っているでしょ
　　　興味本位で付き合っちゃったら
　　　この娘（こ）が可哀想じゃない 」

A 「 まァ、そうだけどよ
　　　どうすんだ？ で 」

B 「 一応、きちんと話して、断るわ 」

A 「 そうか、可哀想だな 」

B 「 まァね、アタシが男の子だったら
　　　きっと OK しているわね 」

A 「 だな、メッチャメチャそれ美味いからな 」

B 「 こんなに、美味しいと
　　　OK したくなっちゃうわ 」

A 「 だから、付き合っちゃえよｗ 」

B 「 ｗ 」

*******************

A 〔 そして、ユミカは、次の日の昼休み
　　　早智香（さちか）の居る、1-C に行き
　　　屋上迄（まで）行ってから、丁寧に断った 〕

*******************

B 「 でも、チョコも美味しかったし
　　　女の子から告白されたのは
　　　初めてだったけど、なんか
　　　凄い嬉しかったの、ありがとね 」

C 「 そうなんですか…… 」

B 「 うん、美味しいチョコありがとね 」

C 「 やっぱり、無理ですよね
　　　女の子同士っていうのは…… 」

B 「 ゴメンね、でも聞いて 」

C 「 はい 」

B 「 アナタの気持ちは本当に嬉しいの
　　　勇気を出して、きちんと
　　　打ち明けてくれてありがとね 」

C 「 (´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 」

B 「 ｗ 」

C 「 先輩！ 」

*******************

A 〔 ユミカに抱きつく、早智香（さちか） 〕

*******************

B 「 ！ 」

C 「 ご、ごめんなさい
　　　でも、先輩！ 好きです！ 」

B 「 ……、うん…… 」

C 「 チョコ食べてくれて
　　　ありがとうございました 」

B 「 お礼を言うのは、アタシの方よ
　　　可愛いチョコレートをありがとう 」

C 「 先輩！ 」

*******************

A 〔 更に抱きつく早智香（さちか） 〕

*******************

B 「 わっ！ 」

C 「 お願いです、もうちょっとだけ
　　　こうしていてください…… 」

B 「 しょうがない娘（こ）ね…… 」

*******************

A 〔 暫（しばら）く抱き合う二人

　　　暫（しばら）くして、ユックリと
　　　ユミカから離れる早智香（さちか）
　　　少し、まだ涙を落としながら 〕

*******************

C 「 ありがとうございました……、(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 」

B 「 泣かないでね 」

*******************

A 〔 いいこいいこをするユミカ 〕

*******************

C 「 (´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 」

B 「 ｗ 」

C 「 そんなコトされたら
　　　ますます好きになっちゃいます…… 」

B 「 可愛い娘（こ）ね、本当に……ｗ 」

C 「 ごめんなさい…… (´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 」

B 「 泣かないでいいの
　　　付き合うのはダメだけど
　　　一緒に遊びに行ったりとか
　　　そういうのなら全然構わないから 」

C 「 ほ、本当ですか！？ 」

B 「 うん♪ 」

C 「 ふつつかモノですけど
　　　ヨロシクお願いします !! 」

B 「 うん、こちらこそヨロシクね♪ 」

*******************

A 〔 そして、その日の放課後 〕

*******************

A 「 どうだった？ 」

B 「 逢って話してきた 」

A 「 どんな娘（こ）だったよ？ 」

B 「 可愛い娘（こ）だったわよ、ショートカットで
　　　明るい感じの良い娘（こ）ね 」

A 「 そうか、もったいネェ 」

B 「 ｗ 」

A 「 俺が代わりに付き合ってやるのに 」

B 「 アンタじゃ、アタシの代わりは
　　　務（つと）まらないわねｗ 」

A 「 ｗ 」

B 「 付き合うのはダメだけど
　　　遊びに行くのとかは良いって言ったら
　　　喜んでくれてたわ 」

A 「 それはそうだろうな 」

B 「 うん 」

A 「 ま、傷つけないように
　　　上手く付き合ってやれよ 」

B 「 うん、そうするわ 」

*******************

A 〔 と、いうコトで、その後（ご）
　　　たまにユミカは早智香（さちか）と
　　　遊びに行くようになっていったそうだ 〕


　　　END