3人用 短い掛け合い台本 【男2 女1 】 宇宙航海戦争系 シリアス少々サスペンス SFナレーション系 奇襲攻撃 軍事作戦 少々叫び有り　#326 領空侵犯

3人用 声劇台本 【 男性 2人、女性 1人 】

台詞数 ： 97
所要時間 ： 約 11分


【 短い 掛け合い台本 #326　タイトル 】

領空侵犯

【 配役 】

A ： フレデリック　♂　（ セリフ数 41 ）
B ： SFC-A 208（エス・エフ・シー・エー ニー・マル・ハチ）　♀　（ セリフ数 42 ）
C ： 空軍基地 + ナレーション　♂　（ セリフ数 14 ）

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〔 〕 ： ナレーション
SE ： 効果音

【 役表 】
―――――
領空侵犯
https://zeotogen.blog.fc2.com/blog-entry-676.html

A ： フレデリック ♂ ：
B ： SFC-A 208 ♀ ：
C ： 空軍基地 + ナレーション ♂ ：
―――――

【 ジャンル 】

宇宙航海戦争系
シリアス少々サスペンス
SFナレーション系
奇襲攻撃 軍事作戦
少々叫び有り

【 注意事項 】

事前に一度も台本
またはセリフに目を通さない
初見での上演と
ぶっつけ本番は禁止です
必ず演じる方全員が
台本チェックをしてください

台本の転載・再配布禁止です
URL で、このページに誘導してください
必ず 利用規約 を読んでから
自己責任でご使用ください

【 作品概要 】

突如、現れた小天体
そして、行われている通信妨害
一体、何が起こっているのか……
と、いった感じの 戦争系台本作品 です☆

良かったら、バンバン
　やってみてください （｀･ω･´）ゝ☆♪

【 活用例として 】

短いですので、掛け合い台本 としてだけでなく
ゼヒ、マンガの練習用題材 や サンプルで提出する用 などの
簡単な ボイスドラマ用の原稿 等としても
バンバン、ご活用いただけたら幸いです (｀・ω・´)ゞ☆
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A 「 通信を妨害されている？ 」

B 「 はい 」

A 「 なんだと？ 」

B 「 本隊と連絡を取れません 」

A 「 領空内だぞ、なぜ妨害等受ける 」

B 「 判（わか）りません、ですが…… 」

A 「 空域一体が
　　　ジャミングをされているのか？ 」

B 「 そのようです 」

A 「 国防軍の監視をくぐって
　　　潜入している敵が居るのか……？ 」

B 「 おそらくは 」

A 「 考えられんぞ 」

B 「 ですが、事実
　　　妨害を受けています 」

A 「 仕方ない、一旦、領空を出て
　　　コーリングイレブンに繋（つな）げ
　　　あそこなら繋（つな）がるはずだ 」

B 「 了解です 」

SE ： ズガ～ン！

A 「 なんだァ !? 」

B 「 攻撃のようです 」

A 「 なんだと !? 」

B 「 エネルギー反応がありません 」

A 「 なにぃっ !? 」

SE ： ガガ～ン！

A 「 一体、なんだっていうんだ !? 」

B 「 どうやら
　　　複数に分裂した小天体のようです 」

A 「 なんだと？ 」

B 「 電波障害も
　　　この天体が原因かと…… 」

A 「 そんな報告は受けていないぞ
　　　この空域にそんな天体は
　　　無かったはずだ 」

B 「 ですが…… 」

A 「 事実だと言うのか……？ 」

B 「 はい…… 」

A 「 全（まった）くどうなっているというんだ 」

SE ： ピピピッ ピピピッ

B 「 スカイバードを起動しました
　　　コレで天体との衝突は
　　　防げるはずです 」

A 「 うむ、とにかく急いで
　　　この空域を出ろ
　　　何かがおかしい…… 」

B 「 了解しました 」

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C 〔 急いで空域を脱出し
　　　ひとまずコーリングイレブンに向かった
　　　フレデリックの一行

　　　果たして、突然領空内に現れた
　　　謎の小天体は何処から来たのか

　　　敵の新戦略なのか……？

　　　残された謎を秘め、物語は

　　　続いていく…… 〕

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C 〔 [ SFC-A（エス・エフ・シー・エー） ]
　　　SFC（エス・エフ・シー） all‐purpose Android（オール・パーパス・アンドロイド）
　　　星間クルーザー等に
　　　搭乗する汎用（はんよう）アンドロイド

　　　元々は恒星間移動に
　　　対応するために創られた
　　　シルティックスフリード・コアと呼ばれる
　　　高速演算処理のコンピューターだったが

　　　一つ一つ機能が
　　　追加されていく内に
　　　星間移動専門の
　　　汎用（はんよう）コンピューターに進化し

　　　更には移動時に起きやすい
　　　機械類の故障の修理等に対応するため
　　　自由に艦内を移動するユニットとしての
　　　機能が追加され、船体から分離

　　　コックピットを人間と
　　　共用出来るという点から
　　　最終的に人型の
　　　アンドロイドの形へと発展した

　　　劇中に出てきている SFC-A（エス・エフ・シー・エー） である
　　　バージョン 208（ニー・マル・ハチ） は
　　　民間用ではなく軍用に造られたタイプで
　　　様々な空中戦に対応するプログラムを
　　　積んだタイプとなっており
　　　戦闘用に特化した機体というコトから
　　　Android ではなく Armanoid（アーマノイド）
　　　という分類に属されている 〕


C 〔 [ Syltics Fried - Core（シルティックスフリード・コア） ]

　　　Syltics（シルティックス） という特殊なシリコン繊維を用いた
　　　高速演算処理用のプロセッシングユニット
　　　企業秘密となっている [ フリード ] と呼ばれる
　　　独特の工程を経（へ）て創られるため
　　　この名が付いている 〕

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B 「 空域を出ました 」

A 「 通信の方はどうだ？ 」

SE ： ピッ、ピピッ、ザ――――

B 「 まだ、出来ません 」

A 「 おかしい、一体
　　　どうなっているというんだ？ 」

SE ： ガガ――――ン

A 「 なんだァッ !? 」

B 「 攻撃ですッ !! 」

A 「 バカなっ、領空内だゾッ !!
　　　敵の正体はなんだっ !? 」

B 「 バルセイルですっ！ 」

A 「 なんだとっ !? 」

B 「 侵略されているようですっ！ 」

A 「 国防航空隊はどうしたァっ !? 」

B 「 見当たりませんっ !! 」

A 「 チキショ――っ、一体
　　　どうなっているというんだっ !! 」

B 「 まさか、こんな空域内部まで
　　　領空侵犯されているなんて 」

A 「 一体、何が起こっていると
　　　いうんだ……、本部と連絡を取る
　　　何か手段は無いのかっ !? 」

B 「 もしかしたら、スクリプト・ドライブを
　　　開けば出来るかもしれませんっ 」

A 「 アレは手動で出さんと開かんっ 」

SE ： ズガ～ン！

B 「 このままでは撃ち落されますっ !! 」

A 「 シールドを目一杯張れっ！
　　　オレはドライブを起動してくるっ！ 」

B 「 はいっ！ フレデリック大佐…… 」

A 「 なんだァっ !? 」

B 「 お気を付けて…… 」

A 「 オマエもな？ 頼んだゾっ！ 」

B 「 はっ、ハイ…… 」

C 〔 スクリプト・ドライブを
　　　起動しに行く フレデリック 〕

B 「 なんとか、持ち応（こた）えないと……っ 」

SE ： ズガ～～ンッ !!

C 〔 その間（あいだ）も、攻撃は続いている 〕

SE ： ブーン

A 「 コックピットっ！ ドライブを起動したっ !! 」

B 「 はっ、ハイっ !! 」

A 「 連絡を試してくれっ !! 」

B 「 了解ですっ！

　　　コチラ、アーミッド・ロイスっ！
　　　どなたか応答してくださいっ！
　　　コチラ、アーミッド・ロイスっ！
　　　どなたか応答してくださいっ！ 」

SE ： ザザっ、ザザザ――――っ

C 「 アーミッド・ロイス 聴こえるゾ？
　　　無事かァ？ 」

B 「 はい、ソチラはどちらですか？ 」

C 「 FE-30（エフ・イー・サーティ） 空軍基地だ
　　　いま、攻撃を受けているっ！ 」

B 「 一体、何があったんですかっ
　　　コチラもバルセイルから
　　　攻撃を受けているトコロですっ！ 」

C 「 30分前にデイノートから
　　　宣戦布告があった
　　　戦争が始まっているんだっ！ 」

B 「 なんですってぇっ !? 」

C 〔 コックピットに戻って来た
　　　フレデリック 〕

A 「 宣戦布告だとっ !? 」

C 「 そうだっ！ ヤツラ
　　　全面戦争を仕掛けて来ているっ！ 」

A 「 無数の小天体があったが
　　　アレはなんだ？ 」

C 「 ヤツラの妨害工作だ
　　　周到（しゅうとう）に準備された作戦だったんだっ 」

A 「 そうだったのか……
　　　しかし、コッチも
　　　攻撃を受けているんだ
　　　援軍を送って貰（もら）えないかっ !? 」

C 「 残念だが、防戦一方だっ！
　　　援軍をまわせる余裕は無いっ！
　　　自力で脱出しろっ !! 」

A 「 りょ……、了解…… 」

B 「 どうしましょう…… 」

A 「 フューム・バーナーを試そう 」

B 「 アレをですかっ !? 」

A 「 急場しのぎだが
　　　上手く行けば連中を撒（ま）けるだろう 」

B 「 やっ、やってみますっ！ 」

A 「 頼む、落ち着いてな 」

B 「 はっ、ハイっ 」

SE ： ズガ～～ン

B 「 フューミックス充填（じゅうてん）！
　　　エネルギー来ますっ 」

A 「 うむ 」

B 「 起動っ !! 」

SE ： ギュゥ―――――ンっ！

C 〔 バーナーが点火され
　　　バルセイルを引き離す アーミッド 」

A 「 どうだっ？ 」

B 「 なんとか、逃げきれたようです…… 」

A 「 ふぅ……、一安心（ひとあんしん）と
　　　言ったトコロか…… 」

B 「 の、ようです…… 」

A 「 ひとまず、コーリングイレブンに向かおう 」

B 「 了解です 」

*******************

C 〔 無事、バルセイルをやり過ごした
　　　アーミッド・ロイス、しかし
　　　デイノートからの進撃は続いている

　　　果たして、彼らの運命は……っ
　　　いかにっ！ 〕


　　　END