2人用 短い掛け合い台本 【男1 女1 】 or 【男2 】 シリアス系 戦争ドラマ サスペンス 謀略系 戦争を回避する為の密談場面 機密漏洩 兵器関連系　#065 Section -8 （ エイト ）

2人用台本 【 男性 1人、女性 1人 】 or 【 男性 2人 】

台詞数 ： 72
所要時間 ： 約 8分


【 短い 掛け合い台本 #065　タイトル 】

Section（セクション） -8 （ エイト ）


【 配役 】

A ： 社員　♂　（ セリフ数 36 ）　少々攻め
B ： 工作員　♂ or ♀　（ セリフ数 36 ）　少々受け

***********

【】 ： モノローグ
〔 〕 ： ナレーション

【 役表 】
―――――
Section -8 （ エイト ）
https://zeotogen.blog.fc2.com/blog-entry-221.html

A ： 社員 ♂ ：
B ： 工作員 ♂ or ♀ ：
―――――

【 ジャンル 】

シリアス系 戦争ドラマ
サスペンス 謀略系
戦争を回避する為の密談場面
機密漏洩 兵器関連系

【 注意事項 】

事前に一度も台本
またはセリフに目を通さない
初見での上演と
ぶっつけ本番は禁止です
必ず演じる方全員が
台本チェックをしてください

台本の転載・再配布禁止です
URL で、このページに誘導してください
必ず 利用規約 を読んでから
自己責任でご使用ください

【 作品概要 】

アーリアの誇る一大企業 で 秘密裏（ひみつり） に
進められていた 計画 に、ついて
情報漏洩 する サスペンス系戦争ドラマ台本 です☆

良かったら、バンバン
　やってみてください （｀･ω･´）ゝ☆♪

【 活用例として 】

短いですので、掛け合い台本 としてだけでなく
ゼヒ、マンガの練習用題材 や サンプルで提出する用 などの
簡単な ボイスドラマ用の原稿 等としても
バンバン、ご活用いただけたら幸いです (｀・ω・´)ゞ☆
â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡


B 〔 アイメア・ヒューズコーポレーション

　　　知る人ぞ知る
　　　自動車・電化製品・貿易・マスコミ
　　　あらゆるジャンルに進出し

　　　全ての家庭に必ずこの会社の製品が
　　　あると言われるアーリアの誇る一大企業

　　　この一大企業の奥深く……

　　　これまでひた隠しにされてきた
　　　特殊製品のみを扱う
　　　極秘の開発部門が存在する

　　　その部門の名は…

　　　セクション 8 （ エイト ）

　　　軍事国家アーリアの中枢とも呼べる
　　　軍需製品の開発

　　　開発内容は完全に隔離され
　　　そこで働く所員達は数年間
　　　部署から出ることを禁じられている 〕

*******************

A 「 そう……、何を隠そう このワタシは
　　　元、そのセクションで働いていた者 」

B 「 そのセクションで
　　　何の仕事をしていたんですか？ 」

A 「 開発全般 」

B 「 ほぅ 」

A 「 どんな質問にもお答えしますよ？ 」

B 「 クリエイトD と、いうプロジェクトについて…… 」

A 「 クリエイトD…… 」

B 「 はい…… 」

A 「 まず、情報は幾（いく）らで
　　　買い取っていただけるかな？ 」

B 「 内容次第で 」

A 「 計画の全般について、お話しましょう 」

B 「 …… 」

A 「 いかがかな？ 」

B 「 では……、7000万ミディア
　　　ご用意しましょう 」

A 「 7000万…… 」

B 「 会社を辞めて再出発するには
　　　充分な金額かと 」

A 「 イイでしょう 」

B 「 では、一体どんな開発が
　　　なされていたのかを具体的にお話し願いたい 」

A 「 ワカリました……
　　　計画は、大きく分けて 4段階にて
　　　実施されました 」

B 「 どういう段階だったんですか？ 」

A 「 戦略、試作、実験、配備 です 」

B 「 なるほど 」

A 「 まず、戦略に当たり
　　　アーリアの仮想敵国が設定 」

B 「 はい、具体的には何処の国を
　　　視点に入れていたんですか？ 」

A 「 デイノートです 」

B 「 アーリアはデイノートとは
　　　友好関係にあるんじゃないんですか？ 」

A 「 ありますが……
　　　昨今の目覚ましい発展と
　　　表には余り出てはいませんが
　　　デイノートには反アーリア勢力の
　　　秘密組織があるんです 」

B 「 そっ、そんなァ…… 」

A 「 いずれ、アーリアとデイノートとは
　　　敵対国と成って行くでしょう 」

B 「 南方（なんぽう）国がいずれは…… 」

A 「 はい……、戦乱の可能性も 」

B 「 …… 」

A 「 事実、先日の航空機事故も
　　　ゴーストハイパーのテロ攻撃とされていますが
　　　ゴーストハイパーの裏で手を引いているのが…… 」

B 「 反アーリア勢力…… 」

A 「 はい 」

B 「 なっ、なんというコトだ……
　　　ソレが事実ならもう
　　　戦争が始まってもおかしくない
　　　状態じゃないですか 」

A 「 そうです……、ハナシを進めましょうか？ 」

B 「 は、はい…… 」

A 「 デイノートの利点は何と言っても
　　　島国です、四方を海に囲まれ
　　　天然の要塞と言っても過言ではありません 」

B 「 存じております 」

A 「 対空防衛システムが強力なのも
　　　デイノートの強みです 」

B 「 はい 」

A 「 今後、デイノートのタカ派は
　　　我々アーリア方面の対空砲配備に
　　　力（ちから）を注いで行くと
　　　アーリア政府は睨（にら）んでいます 」

B 「 で、クリエイトD とは、一体…… 」

A 「 核燃料で飛ぶ巡行ミサイルの開発です
　　　地球を一周して対空設備の無い
　　　デイノートの裏側から
　　　爆撃するのが狙いです 」

B 「 そっ、そんなコトが…… 」

A 「 一部では開発に成功した国もあり
　　　ひそかに配備されているとも言われています 」

B 「 巡航ミサイルならレーダーにも映らず
　　　何処でも狙える…… 」

A 「 はい、気が付いたときには
　　　全てが終わっている、と、いうコトに成ります 」

B 「 しかし、反アーリア勢力、と、いうのは
　　　本当の話なんですか？ 」

A 「 確かな情報です
　　　巧（たく）みに隠蔽（いんぺい）されていますが……
　　　アーリアの諜報部、サーベイは
　　　事実と成る証拠をいくつも握っています 」

B 「 そんなァ……、南方の自然豊かな国の
　　　デイノートに、そんな勢力が…… 」

A 「 アイメアヒューズも最初は信じていませんでした
　　　我々も聞かされていませんでしたし 」

B 「 デイノートのバックにはネイダが付いている
　　　戦争に成れば、北と南で激しい対立が生まれる…… 」

A 「 ソレが反アーリア勢力の狙いです
　　　アーリアを叩くと共に混乱に乗じて
　　　政府転覆（てんぷく）をもくろんでいるのです 」

B 「 クリエイトD が成功してしまった暁（あかつき）には
　　　デイノートは混乱に陥るのは確実…… 」

A 「 間違いなく恐ろしい事態に成るでしょう
　　　ソコでアナタ方の国、メイズに情報を
　　　流そうと決心したワケです 」

B 「 仲裁に入れるとしたら、南方（なんぽう）国家では
　　　我が国メイズのみ…… 」

A 「 そうです、逆に言えばこの情報を持っていれば
　　　どんな政権でも先手を打つコトが出来る
　　　高く売れる情報、と、いうワケです 」

B 「 わっ、ワカリました…… 」

A 「 はい 」

B 「 でっ、クリエイトD は今どの段階なんですか？ 」

A 「 ……最終段階です 」

B 「 すっ、既に実戦配備に !? 」

A 「 はい…… 」

B 「 こうしちゃおれないっ 」

A 「 すぐにメイズの有力者にかけあってください
　　　戦争を止めるにはソレしかありません 」

B 「 わっ、ワカリました、しっ、失礼します
　　　金額はミゼットの口座でイイですネ 」

A 「 はい、お願いします、急いでください 」

B 「 ワカリました……っ 」

*******************

A 【 こうして、メイズの工作員は帰って行った
　　　ワタシは期せずして、大金を得たワケだが……
　　　その心は決して、晴れやかなモノでは無かった 】


　　　END

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