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Mac版Wordにおける資料文献の管理
はじめに
諸事情でWordで文書作成する必要があり、参考文献の入れ方について色々調べていた。調べていく中で、Wordの文献管理について大変有用な記事を見つけた。
しかし上記の記事はwindows版について書かれており、Mac版で適用する上でいくつか躓く点があったので、対処方法をまとめた。私の環境
- macOS Sonoma: 14.3.1
- Microsoft Word for Mac: 16.92 (24120731)
資料文献の管理の開き方
Windows版ではリボン内に「資料文献の管理」ボタンがあり、これをクリックするとすぐに管理ウィンドウが開けるが、Mac版では若干面倒である。Mac版では次のように行う。
1.参照設定タブ内の引用文献をクリックする
2.画面右下に出てくる三点リーダーをクリックし、「資料文献の管理」をクリックする。
3.資料文献の管理画面が開く
なお、Windows版と違って「参照」ボタンがいない。そのため、ここからSources.xmlの場所を特定することもできないし、独自に用意したSources.xmlファイルを読み込ませることもおそらくできない。この点について、次のセクションで対処法を説明する。
Sources.xmlについて
Sources.xmlファイルの場所の探し方について、元記事では下記のよう記載されている。
違う環境の場合は.Wordの
参考資料 > 資料文献の管理 > 参照
でどこに保存されているかわかる.
一方、Mac版では「参照」ボタンがないので、どこに保存されているかわからなかった。色々探したところ、私の環境では下記のパスに保存されていた。
~/Library/Containers/com.microsoft.Word/Data/Library/Application Support/Microsoft/Office/Sources.xml
このファイルを直接編集すると、マスターリストに反映される。ただし、編集後即座に反映される訳ではなく、Wordを再起動しないと反映されないようである。
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