センスのいいおうちって、眺めているだけでワクワクしますよね。家具などのインテリアはもちろん、間取りや、どんな人が暮らしているのか伝わってくる空気感も魅力です。
SNSで話題のお部屋写真家・Tsubottle(つぼとる)さんの書籍『暮らし上手の家探訪』では、日本各地の11軒の住まいを紹介。おうちの様子や、暮らしを楽しむ人の創意工夫を紹介しています。
今の暮らしを変えたい人、今後引越しや移住を考えている人は、読んでみるといいかも……!
【テーマごとにおうちを紹介】
年間100軒以上の住まいを訪問してきたというTsubottleさん。
Amazonや楽天ブックスなどで販売中の書籍『暮らし上手の家探訪』(エムディエヌコーポレーション 税込1760円)では、北海道、山形、福島、東京、滋賀、愛媛、宮崎、鹿児島(奄美大島)にある魅力的な住まいを撮影し、その暮らしぶりを綴っています。
古民家、古い家、団地など、本書に登場する家のタイプはさまざま。キッチンだけ見ても、家ごとに様相が異なります。
「人が集まる家」「まじめに遊ぶ人の家」「今あるものを活かす家」など、それぞれにテーマがあるので、理想のお部屋を作り上げたいときにも参考になりそう〜!
【家の数だけ「暮らし」がある】
また本書を読むと、家の数だけ「暮らし」があることに気がつきます。
宮崎県に暮らす小薗家のテーマは「暮らしを繋ぐ」。
良いと思ったものは受け継いでいけるよう、古い家を2世帯住宅としてリノベーション。築140年の和室やキッチンはそのまま、リビングを改装して、新たに薪ストーブや収納棚をプラス。今の暮らしに必要なものを足していくことで、家族みんなが心地よく過ごせる空間を作り上げました。
都心から島に移住した盛家のテーマは「落ち着いた空間」。動線を見直した無駄のない住まいに、盛さんの好きな「古くて味のあるもの」を並べることで、自然と落ち着く空間に仕上がっています。
こうして見ると、家は家主を映し出す鏡のよう。求めている暮らしが如実に反映されていることがわかりますよね。
【今の自分に合う家とは】
魅力的な暮らしを垣間見れる本書。住まいづくりや好きな部分はもちろん、「最初は不便に感じたところ」にどう対処してきたのかについても収録されてます。
創意工夫次第で、今の暮らしがもっと豊かになるかもしれないーーー。そんなことを実感できる1冊でもあるし、本書を読むことで、「今の自分にピッタリ合う暮らし」を探し出せるかもしれません。
またシンプルに、おうち探訪にワクワクするタイプの人なら、きっと刺さるはず。販売サイトから試し読みもできますよ〜!
参照元:エムディエヌコーポレーション、プレスリリース、楽天、Amazon
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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