今年2023年の花粉シーズンは例年以上に大変そう!
なんと環境省が「今年のスギ花粉の飛散量は関東などで過去10年で最も多くなる見通し」と発表しており、今から戦々恐々です……。
だからこそ、準備はきっちりとしておきたいもの!
今回ご紹介するのは、掃除機や空気清浄機でおなじみのダイソンによる「花粉のプロが実践する室内でできる花粉対策」。暮らしに取り入れて、共に花粉の脅威から逃げ切りましょう!
【掃除機の排気口から花粉が…!】
ダイソンによると「排気性能が不十分な掃除機は花粉をまき散らしている可能性がある」とのこと。
日本で販売されている掃除機上位5社を対象とした最新研究で、
・PM2.5レベルの大きさで花粉の一部の破片が排気口から出ている
・PM2.5までブロック出来ていた掃除機も、さらに小さな微粒子になると排気口から排出されてしてしまう
ことが明らかになりました。
花粉症が辛い人にとって最も避けたいのが「粉砕花粉」。
小雨や排気ガスにより破裂した花粉のことで、マイクロレベルまたはナノレベルの超微粒子になる場合があり、「長く空気中に浮遊しやすい」というイヤ〜な特性も持ち合わせています。
掃除機の排気口から排出された花粉もまさにコレ! 花粉症対策として、微粒子を排出しない排気性能が備わった掃除機を選択するといいかもしれません。
【家の中の「花粉スポット」をチェック】
さてここからは、花粉症原因物質研究の第一人者である王 青躍(オウ セイヨウ)先生直伝「花粉のプロが実践する室内でできる花粉対策」をチェックしていきましょう。
家の中で花粉が溜まりやすい「花粉スポット」は、
・部屋の隅などホコリの多い場所
・人の出入りが多い場所
・窓の近くやカーテン
・クローゼット
といった場所で、外干しした布団、絨毯やカーペットにも花粉がつきやすいといいます。ちなみにフローリングより「畳」、畳より「絨毯やカーペット」に花粉がつきやすいのだとか!
【プロが実践している花粉対策】
これらを踏まえて、王先生が実践している花粉対策は次のとおりです。
<帰宅時>
・外で花粉を払ってから、上着を玄関で脱ぐ
・帰宅後はすぐにお風呂に入り、清潔な体で室内へ
・帰宅後は手洗いやうがいを徹底する
<掃除>
・部屋に入ってしまったものは、排気性能を意識した掃除機でこまめに吸う
・再飛散を予防するため2度拭きを行う
<その他>
・人の出入りが多く花粉が舞い上がりやすい「部屋の入り口」と「玄関」に空気清浄機を設置する
・加湿器を活用する
さっそく取り入れられるものから始めてみましょう〜!
参照元:プレスリリース、dyson
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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