東日本大震災が発生してから11年になる2022年3月11日。

当時は電話もメールもつながりにくい状態が続き、公衆電話に長蛇の列ができました。

あの日、大切な人の電話番号を思い出せなくて、苦労した人もいるはず。

これを踏まえて、ドコモがWEBコンテンツをリリース。無料で利用できる上、番号を記憶できるので、この機会にぜひトライしてみるといいかもしれません。

【覚えたほうがいいとわかっているけど…】

スマホで名前を検索して、タップすればすぐに電話がかけられる時代。便利ないっぽう「大切な人の電話番号を覚えられない」という側面もあります。

ドコモが20〜69歳の震災経験者400人を対象に行った「災害時の携帯番号に関する意識調査」によると、

「災害時に大切な人の携帯電話番号を覚えておいた方が良い」

と回答したのは98%。にもかかわらず、覚えていない人は約半数にも上っています。

【このコンテンツならできるかも!】

もしもの時に携帯電話が手元になく、大切な人と連絡を取りたい時に連絡先がわからない……。

そのような事態を防ぐべく、ドコモ×東京大学大学院特任講師・伴祐樹さんが開発したのが、携帯電話番号を簡単に覚えられるWEBコンテンツ「愛の備え11ケタ」。

ただ番号を表示して記憶するよりも、記憶定着率が約1.2倍向上することを実証しています。

【スマホでできるよ】

「愛の備え11ケタ」はスマホから体験可能

公式サイトにアクセスし、QRコードを読み取ってログイン。大切な人の名前、電話番号、大切な人に近い声(※男性・女性のどちらかを選択)を入力したら、トレーニングがスタートします。

キーとなるのは「視覚・触覚・聴覚への刺激」。

携帯電話番号の順番どおりに数字ボタンが点滅(視覚)、指示に従ってボタンを押していくとエフェクトがかかり(触覚)、数字が音声となって読み上げられる(聴覚)。

これを同時に行うことで、記憶が定着するとのこと!

【ガチで覚えちゃいました】

私も試しにやってみましたが、3つの感覚を同時に刺激することの大切さを実感。

なぜなら、視覚から得た情報は「絵」として、触覚から得た情報は「番号を押す動作」として、音声から得た情報はそのまま「音」として、記憶に刻まれたから……!

覚えるのが苦手な人でも、これならスイスイ暗記できるのではないでしょうか。

トレーニングのあとには、本当に覚えたかどうか試せる「記憶チャレンジ」コーナーも。さらに記憶できたら、その相手に「愛のメッセージ」を送信できるサービスも備わっていますよ。

「もしも」のためにチャレンジしてみて。

参照元:愛の備え11ケタ – NTTドコモプレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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