最近ちょこちょこSNSで見かける、「感熱紙カメラ」というワード。
レシート(感熱紙)にプリントするインスタントカメラなのですが、そのプリントされたモノクロの写真がなんともノスタルジックでエモいというのです……!
どんな風に撮れるのか、レンタルして実際に遊んでみました〜!
【ちょいレトロな見た目が可愛いのだ】
今回私がレンタルしたのKENKOの「モノクロインスタントカメラ KC-TY01」。
セットには、
・カメラ本体
・専用ペーパーロール 1本
・ネックストラップ
・充電ケーブル
・説明書
がついてきました。
写真がプリントされるペーパーロールはツルツルではないタイプのペラペラの白いレシート用紙。改めてフイルムもメモリーカードもないのが不思議な感じだー!
カメラはとてもシンプルな作り。ですが、電源とシャッターボタンの他にフラッシュのON / OFFや8種類のフレーム切り替え機能があります。
【用紙をセットする場所は…?】
撮影の前にまずはセッティングから。
ペーパーロールを入れるのは大きなレンズの内側! ここでびっくりしたのは、実は本当のレンズはファインダーの下にある小さなもので、大きなレンズは中が開くようになっているのです。
ということでフェイクのレンズ部分をパカっと開けて、中にペーパーロールをセット。紙がハミ出した状態でフェイクのレンズを閉めれば完了です。
ハミ出した紙は、上部のカッターでビリビリとカットできますよ。
本当にレジのレシート入れ替え作業みたいだっ。
【モノクロの荒さがいい味出してる! 】
それでは実際にバンバン撮っていきますぞ〜!
ファインダーを覗いてシャッターを押すと……大きめの「カシャッ」という電子音に続いて写真が出てきました‼︎
紙を出す際のジジジジ〜〜という音と、じわじわと出てくるのを待つ時間がアナログ感満載で楽しいー!
印刷される写真はスマホの高画質に慣れた目で見ると、衝撃の荒さ(笑)。なのですが、この褪せたモノクロの写りが不思議とちょっと愛おしいな……。
「撮影したものがすぐプリントされる」というのもワクワクするポイントです。紙なので外出先で大量に撮ってもかさ張らないのでうれしいー!
【コツを掴めず失敗作も大量に】
しかし使い慣れないこともあり、大量に撮影したのですが、実は4割近くは失敗作……!
主な失敗理由は以下の3点でした。
・ファインダーとカメラの位置にズレがあって狙った通りにいかない
・背景や対象が白いと上手く写らない
・複雑なものはノイズに写ってしまう
もやは何も写ってないぞ! という大失敗作品も何枚か出来ちゃうほど思い通りにいかなかったのですが、そんなところこそ感熱紙カメラの大きな魅力のひとつでもあって。
ペーパーロールは1本8m、約80回プリントできるので失敗を恐れずガンガン撮って楽しんじゃいましょう〜。
【アナログだからこそ新鮮です】
「モノクロインスタントカメラKC-TY01」のお値段は税込9880円、レンタルは3泊4日で税込2980円でした。
2度と同じものが撮れないことや、年月とともに消えてしまうかもしれないこともエモポイント。
データで見ることが多くなったからこそ、写真がモノとして手元にあるというのも良いな〜〜と久々に思えた体験になりました。
いつもと違う写真体験にぜひお試しアレ〜〜!
参考リンク:Kenko公式サイト、Rentio
撮影・執筆:にのうでプニ子
Photo:(c)Pouch
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