スタジオジブリにとって約3年ぶりの東京での展覧会『鈴木敏夫とジブリ展』が、2019年4月20日から開催されます。
世界に名を馳せるスタジオジブリをこれまで支えてきたのは、宮崎駿監督と高畑勲監督というふたりの巨匠ですが、同時に欠かせないのは敏腕プロデューサー・鈴木敏夫さんの存在です。
この『鈴木敏夫とジブリ展』は、鈴木さんの “言葉” に注目したもの。
【「言葉の力」を堪能する展覧会】
「生きろ。そなたは美しい。」
「飛べない豚はただの豚だ」
「バルス!」
会場にずらりと並ぶのは、鈴木敏夫さんが書き下ろした書やイラスト。
監督の意図を汲み、その本質を “言葉” にして世に伝え続けてきた方ですので、ひとつひとつの言葉から強い説得力のようなものを感じることができるのではないでしょうか。
【字を見ているだけで元気が出てくる!】
展覧会の公式サイトでは鈴木さんの書を見ることができるのですが、味わい深い字体のそこかしこからパワーがみなぎっているようで、御年70歳になってもパワフルに活動し続ける生き様や人柄がにじみ出ているよう。
ただじっと眺めているだけでも、不思議な力が湧いてくるように感じられるんですよね。
【まだまだ内容もりだくさんです】
また、展覧会ではジブリ作品の資料を使って、鈴木さんの原点から今現在を紹介するコーナーも設けられている模様。鈴木さんの活動を通してジブリの世界を知るという体験は、なかなかレアなのではないかと思いますよ~。
そのほか予定されているのは、新たな時代へのメッセージを来場者に投げかける特別企画や、本企画展の会場となる神田明神とジブリのコラボレーショングッズの販売とのこと。
展覧会の会場は、東京・神田明神に新設された文化交流館「EDOCCO」内の神田明神ホールおよびその周辺エリア。会期は2019年4月20日から5月12日までの23日間です。
ちょうど5月の大型連休と重なっていることですし、都内で休日を過ごす予定の方は出かけてみてはいかがでしょうか。
参照元:プレスリリース、鈴木敏夫とジブリ展
画像=©TS ©Studio Ghibli
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼過去に開催された「言葉の魔法展」の様子
▼鈴木さんによる揮毫の様子
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