年明け早々の2019年1月10日に、日本気象株式会社が桜の開花および満開予想日を発表。また、今年からは同時に、お花見に適した週末がわかる「お花見ベスト週末」の発表も行っています!
観測対象となっているのは、北海道から鹿児島まで全国約1000か所にある桜の名所と、各都市のソメイヨシノ。
1月10日時点での発表によると、東日本と西日本の開花時期は平年並みか平年より早めで、北日本では平年並みが予想されるとのこと。
真っ先に開花するのは高知県で、予想日は3月18日。その後に続くのは九州地方で、東京では平年より4日早い3月22日に開花し、29日頃に満開を迎える予想となっているようです。
【暖冬傾向で開花時期は遅めらしいんだけど…】
2018年の年末から2019年の年始にかけては暖冬傾向のため、花芽が休眠から目覚める “休眠打破” の時期は、全国的に平年より1週間から10日程度遅れている模様。ただし休眠打破後は順調に暖かくなり、休眠打破の遅れを大きく取り戻せる見込みのようです。
【東京のベスト週末は3月30日と31日か】
そしてもっとも気になる各地域の「お花見ベスト週末」はというと、高知では全国に先駆けて3月23日と24日。東京・九州・東海地方などではその翌週の3月30日と31日がお花見に適した週末となるそう!
また4月最初の週末には、関東・近畿・四国地方などで続々とベスト週末を迎えるらしく、ずっと先だとばかり思っていた春をすぐ近くに感じられてワクワクしちゃいます。
また、東北から北の地域におけるベスト週末は4月13日以降と、他と比べるとちょっぴり遅め。ですが、桜を追い求めて北上することが、旅へ出かける大きな理由にもなってくれそうですね。
【予想が変わることもあるので気をつけて】
思い返せば昨年2018年は、東京では3月17日とずいぶん早く、桜が開花しました。
今回発表されたのは、あくまでも1月10日時点での予想。この先のお天気次第で時期が変動する可能性も十分にあります。続報を待ちつつ、お花見へ向けて少しずつ、準備を始めてみるのもいいかもしれません。
参照元:プレスリリース、日本気象株式会社
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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