10月に入ったこともあり、「そろそろ来年のカレンダーを準備しないと……」と考え始めた方もいるのではないでしょうか。
毎年さまざまなカレンダーが発売されますが、わたしがいま気になっているのは、 “使い終わってからも楽しめる 壁掛けカレンダー” の存在なんです。
2018年10月1日に文具雑貨ブランド「リプラグ」より発売された壁掛けカレンダーの名前は、「glassine paper Calendar “satoyama”(グラシンペーパーカレンダー “さとやま” )」。
紙風船や古本のカバーになどに使われる半透明の紙「グラシンペーパー」が使われていて、カレンダーとしての役目を果たしたあとは、ブックカバーやラッピングペーパーとして再利用できちゃうそうなんです!
【絵が持つ「ストーリー」にも注目】
名前のとおり、日本の里山をモチーフにしているこちらのカレンダー。
春夏秋冬を優しいタッチで描いたイラストには、実は隠されたストーリーがあります。主役は冬本番の里山に迷い込んだ1羽の渡り鳥と、その鳥を見つけた幼い少年。
初めての友達との出会い、そして避けては通れない別れ。季節が進むごとに色を変えていく里山を、彼らの友情とともに描き出している点にも、ぜひ注目していただきたいところです。
【「暦」と「絵」のページに分かれています】
そしてこのカレンダーにおける最大の特徴は、暦だけが描かれたページの下に、絵柄のページがある点。
グラシンペーパーには珍しい4色印刷を施したという絵柄のページは、壁にかけるとふんわりと透ける仕様。このように暦と絵柄のページが分かれているので、終わった月のぶんの絵柄はカットして、ブックカバーなどに利用できるというわけなんです。
【お部屋が優しい印象になりそう】
「リプラグ」のオンラインショップで販売されているこちらのカレンダーの価格は、税別3000円。大きさは横297mm×縦344mmと、カレンダーにしてはやや小ぶりなサイズ感となっています。
壁にすうっと溶け込むような素朴な質感も好印象。お部屋を優しい雰囲気に保ってくれそうなので、インテリアとしてもピッタリなんじゃないかと思います♪
参照元:プレスリリース、リプラグ オンラインショップ
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼ブックカバーにするとますます絵の美しさが際立ちます
▼和室にも洋室にも馴染んでくれそう~
コメントをどうぞ