2018年7月19日には京都で39.8度を記録するなど、猛烈な暑さが続いています。
そんな灼熱の京都で開催されているのが、怪談朗読を聴きながら名所を巡ることができる「京都妖怪タクシー」。
神社仏閣や美しい紅葉などで知られる京都ですが、恐ろしい伝説や怪談が各地に残っているというのも大きな特徴。千年の歴史を経て今なお伝わる怖~い話を聴きながら、京都の “魔界” へといざなわれる体験、してみたいと思いませんか?
【朝と午後、どちらのコースにする?】
「京都妖怪タクシー」を開催するのは、近畿圏でタクシーを運行している興進タクシー株式会社。嵐電の妖怪電車などをプロデュースした「妖怪藝術団体 百妖箱」、そして怪談研究と朗読を行う怪談団体「百物語の館」の3グループによる、コラボ企画となっています。
怪談朗読は、普通車は車内タブレットで、ジャンボハイヤーはCDで視聴。
京都の町を知り尽くした老舗タクシー会社だからこそ行える “裏の歴史物語を巡る旅” には、朝出発の「Dayコース」と午後出発の「Nightコース」という2つのコースがありまして、どちらを選ぶかはあなた次第です。
【「Dayコース」で回るのは5カ所】
朝9時から12時のあいだ随時スタートしている「Dayコース」の所要時間は4時間。
この世とあの世の境といわれ、小野篁が冥土通いに使ったという井戸があるという「六道珍皇寺」や、平安時代の死者が蘇る橋「一条戻り橋」など、計5カ所をめぐっていきます。
【「Nightコース」で回るのは6カ所、だけど…】
午後15時45分から18時のあいだで随時スタートしている「Nightコース」の所要時間も、4時間。
京都のミステリースポットとして知られる「深泥池」や、平安時代に開山した愛宕山への登山口「清滝」など計6カ所をめぐることができまして、雰囲気をより楽しみたい人はなるべく遅い時間がおススメとのこと。
なお「Dayコース」と「Nightコース」は、「六道珍皇寺」をはじめ “かぶっている” スポットがいくつかあるのですが、午後に「六道珍皇寺」を拝観したい場合は15時45分スタートに限りますので、この点くれぐれもご注意を~!
【2日前までに予約しよう!】
「京都妖怪タクシー」の料金は、4人乗りの普通車が1台2万400円、9人乗りのジャンボハイヤーが1台2万4000円で10月15日まで行っているそう。8月以降は、怪談をDVDで視聴できる6人乗りの普通車も投入予定とのことで、お値段は1台2万400円となっています(各施設の駐車料金、施設利用料、拝観料、有料道路料金は別途)。
予約は利用2日前までに電話で行うのが必須で、電話番号などの詳細は参照サイトをチェックしてみてください。暑~い京都で情緒あふれる “ヒヤッと体験” をするべく、出かけてみてはいかがでしょうか。
参照元:プレスリリース、興進タクシー株式会社
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼夏と言えば怪談ですよね
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