リアルな東京の今の声を届ける雑誌『東京グラフィティ』。2017年5月23日に発売された6月号では、いつも以上に興味深い特集が組まれています。

特集のタイトルは「LOVE IS FREE!!! 自由な愛のカタチ」。レズビアン、トランスジェンダー同士の性別逆転カップル、ラブドールの恋人を持つ男性……などなど、いろんな恋愛をしている28人にインタビューする内容となっているんです。

なかでも、初めて耳にする人もいるかもしれないのが「ポリアモリー」。いったいどのような愛のカタチなのか、誌面に登場するカップルをちょっと見てみたいと思います。

【ポリアモリーって?】

ポリアモリーとは「複数恋愛」のこと。今回紹介されているのは、ポリアモリー(複数恋愛)として恋人関係を結ぶ、煉さんと3人の女性。煉さんは結婚をしながら、他の2人の女性とも恋愛関係を持ち、彼女たちもまた、別の恋人や好きな人と愛を育んでいるのだそう。

煉さんは、ポリアモリーで良かったところを「誠実でいられるところ。誰かと付き合っていても、他の人を好きになっちゃいけないわけじゃない。その気持ちを隠さずに持てる」と話しています。

一般的な夫婦、カップルからするとなかなか理解できない関係性かもしれませんが、もしかしたら「1人しか愛してはいけない」という考え方を捨てれば、もしくはそうした考え方がむずかしい人には、ポリアモリーもひとつの愛のカタチとして成立するかもしれません。

【『人は見た目が……』の榊さんももしかして!?】

たとえば、『人は見た目が100パーセント』に登場する榊さん。先日放送された第9話で「彼女ですよ。2人とも、彼女ですよ。それじゃダメですか?」と笑顔で言い放つ姿がクズすぎるというのは、Pouchでもご紹介したとおり。でも、彼ももしかしたらポリアモリーとも考えられる……?

ツイッターで検索すると「榊さんって浮気とか二股じゃなくてポリアモリーでしょ?」「榊さんはポリアモリーなのかな?」「榊さん、純粋にポリアモリーなの?それとも洗脳系クズくんなの?」なーんて声がズラリ。

やはり可能性としてはありえるかもしれません。それでも「ポリアモリーだったとしても付き合う前に言っとけや」という声には同意せざるを得ないけどね!

【いろんな愛のカタチ】

他にも、交際0日で結婚したカップルや歳の差カップル、ゲイとストレートカップルなどさまざまなカップルが登場する『東京グラフィティ』6月号

人間ひとりひとり、顔もちがえば性格も環境もちがうのだから、恋人や夫婦としてのカタチだって千差万別でいい。そんなふうに思えるならば、私たちももう少しラクに、自由にこの世を生きていけるのかもしれません。

参照元:東京グラフィティTwitter 検索「ポリアモリー 榊」
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch

▼『東京グラフィティ』6月号

▼誌面に登場するカップルたち。性別逆転カップル

▼レズビアンカップル

▼ドールと男性カップル