日本郵便の職員といえば配達員や窓口業務がパッと思い浮かびますが、現在、かなりレアな職種を募集中。

それは……切手デザイナー! 切手のデザインやデザイン企画などを行う社員だそうですが、調べてみるとこの切手デザイナー、日本に数名しかいないというんです。

今回の募集人員は1名。採用されるにはかなりの倍率をくぐり抜けることになりそうです。

【応募資格は?】

「楽しそう! 応募してみたい!」……私自身も一瞬そう思いましたが、日本郵政のホームページで募集要項を見てみると、誰でも気軽に応募できるわけじゃないみたい。応募資格には

美術系大学または専門学校を卒業し、コンピュータ・グラフィックス等、コンピュータを使用したデザインの専門知識を有し、これらに関する業務の実務経験を3年以上有する方

と書かれています。つまり、「美大や美術系の専門学校を卒業して、グラフィックデザイナーなどデザイン系の仕事を3年以上している人」に限られてきそうです。

【作品ファイルにレポートですと!?】

さらに応募するだけでもけっこうな労力が。履歴書や職務経歴書のほかに、A4ページ20枚程度の作品ファイル、そして「切手のデザイン」をテーマにした1000字程度のレポートも必須。生半可な気持ちだと応募の時点でくじけそう……。

【日本で数名のレアワーク】

切手は昔からコレクターも多く、季節限定やイベント限定などいろんなデザインのものが発売されています。かなりレアな仕事としてやりがいを持って働けそうです。

〆切は2017年4月20日(必着)とのこと。我こそはと思う方は応募してみてはいかがでしょうか。自分がデザインした切手が日本中で使われる……これは他の仕事では味わえない魅力となるはずです。詳しい応募要項は日本郵便の公式サイトでご確認ください。

参照元:日本郵便Twitter @kitteclub
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch