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“忍ぶ者” と書いて、忍者。つまり忍者は、目立たない、影のような存在であり続けなければなりません。

しかし墨田区にある東京都江戸東京博物館「戦国時代展」グッズ売り場にて販売されている「忍者タイツ」は、超ド派手。思いっきり目立ってるう! 脚線美で殿方の心には忍びこめるかもしれないけれど、隠密行動はとれそうにありませんね……。

【細部までよーく見てね】

赤と青、そして黒と、まぶしいほどに目を引くカラーバリエーションが印象的な「忍者タイツ」は、どこか妖艶な雰囲気。

表面には手裏剣や、まきびしなど忍者特有の武器が描かれており、よく見ると、壁ならぬ足を登っていく忍者の姿も! 足首からふとももへ上がっていくに従って、絵も大きくなっていくという演出が盛り込まれるなど、細部もなかなか凝っています。

【タイツの名称も凝ってます】

注目すべきは、各タイツにつけられた名前です。

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黒:「黒脛巾(くろはばき)」 暗闇の中で忍び足をするイメージ
赤:「朱脛巾(あかはばき)」 燃える死闘のイメージ
青:「藍脛巾(あいはばき)」 宵闇にまみれているイメージ

【随所に歴史好きにはたまらないこだわりが!】

なお「脛巾(はばき)」とは、旅や作業などの際にすねに巻きつけて動きやすくするための服装品のこと、なのだそうです。

素人にはちょっぴりわかりにくいですが、加賀国(かがのくに)こと石川県小松市で作られているという点も含めて、マニアにはたまらないんだろうなぁ。さっすが江戸東京博物館で販売されているだけあって、目の付けどころががフツーとは違いますねぇ!

【タイツをゲットしに「江戸東京博物館」へGO☆】

ひとたび身につければ、気分は「くの一」。歴女のお財布……もとい、歴女の心にミラクルヒットするに違いない「忍者タイツ」の価格は4000円(税別)とのことです。

こちらは「戦国時代展」会期中の2017年1月29日まで販売中です。また、京都府京都文化博物館で2017年2月25日~4月16日まで開催される巡回展での販売もあるそう。さっそく出かけてみてはいかがでしょうか♪

参照元:プレスリリース
執筆=田端あんじ (c)Pouch

2017年1月29日
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▼「戦国時代展」は京都府京都文化博物館でも開催されるんだって(2017年2月15日から)!
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