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ブ厚い塊肉をワイルドに焼いたステーキ、男子だけでなく、肉食女子も大好物の一品ですよね。しかし薄い肉なら比較的カンタンに焼けるものの、厚い肉を焼くときは中まで火が通っておらず、生焼け状態になってしまうことも。

逆に火を通し過ぎると肉がカチカチになって美味しくないので、塊肉を焼くときはかなりの技術を要すると思われてきました。ですが、とある方法を使えば誰でも絶妙な火の通し加減のステーキを焼くことができるのです! もちろんオーブンなんていりません。使うのは大きめの底が厚いフライパンのみです。

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食材で用意するのはステーキ肉600g程度とオリーブオイル、皮付のにんにく2カケ、付け合せのフライドポテト。コレだけ! オリーブオイルはサラダ油などでも良いですが、安物でもオリーブオイルを使うと、肉特有の臭みを消すことができるのでおすすめ。

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さあ、肉を焼いていきましょう。まずはステーキ肉をフライパンの底にしっかり接するように置き、横ににんにくも置きます。この上から、オリーブオイルを肉の半分が埋まるぐらいたっぷりとかけます。そして170℃にコンロを設定し、中強火で熱すればOK。たったこれだけです。トングで裏面が全体的にこんがりと色づいていたら、ひっくり返しましょう。

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その後は裏面も焼くのですが、表面が乾いてくるので定期的におたまで油を表面にかけます。同じように色づいたら肉焼きは完了! 油を切って5分ほど余熱で中心に火を通しましょう。肉を焼いたときに染み出た旨味とにんにくの香りがついたオリーブオイルが残っていますので、余熱中に付け合わせのフライドポテトを揚げると良いです。

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ポテト以外にも玉ねぎやアスパラなど、自分好みの野菜を一緒に揚げても美味。余熱が終わったら付け合わせとステーキを皿に盛って完成。ガーリックオイルで揚げ焼きのように外はカリッ!、なかはアツアツの状態になっているので、シンプルに塩コショウだけでも美味しく食べられます。醤油をつけて食べてもウマいですよ!

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この方法はオイルをたくさん使ってしまうのが玉にキズですが、揚げ油として付け合せの調理に使えば問題無し。今回は国産牛を使用しましたが、脂の少ない安価な輸入牛の肩ロースステーキなどにはさらにピッタリの調理法です。激安ステーキが本格派ステーキハウスの肉に早変わりするこの方法、ぜひ試してみてくださいね!

撮影・執筆=なかの (c) Pouch

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