オホーツク最大の都市が今、危機的な状況に陥っています。
記者:
「こちらの地域にある保育園も、この春閉園することになりました」。
市民:
「『合併しなきゃよかった』って、みんな言っているからね」「市役所の庁舎見たらね、人口減ってきてるのにこんな立派なもの建てて、なんか腹立ってきた」。
市民に突然降りかかった「財政危機」。日常生活にどんな影響が出るのか?不安と怒りが渦巻いています。
人口およそ11万人、オホーツク最大の町・北見市。特産品の玉ねぎのほか、焼き肉やカーリングの町としても知られています。
市民:
「最近は外国人の方とかも『極寒焼肉』などに参加する」「災害も少ないし、いい町。自然災害が本当に少ない」。
辻直孝市長
その北見市の財政に今、赤信号が灯っています。
辻直孝市長:
「このままの財政運営を続けていけば、収支見通しは大幅に悪化する」。
市が去年公表した「中期財政計画」。来年度から、毎年30億円以上の収支不足になる見通しだと明かされたのです。
辻市長:「全道一大きな面積に加え、全道主要都市で最も低い人口密度」。
北見市は2006年、周辺の3つの町と合併。面積は、道内の市町村で最大となりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d48e532b72f1da03033b1dcbf2091d684070697