Revenge ~遥かなる五竜岳(2814m) 1日目その2
1泊2日で遠見(とおみ)尾根から挑む五竜岳。

※画像は2019年9月27日撮影。
2年前に八方尾根経由で登る計画だったが、予想外の積雪により断念。
そのリベンジ(Revenge)で、今回は遠見尾根をチョイス。
ここまでの様子はコチラ
Revenge ~遥かなる五竜岳(2814m) 1日目その1
10:51 中遠見山山頂(標高2037m)

小遠見山から27分(標準CT25分)で、ここでようやく小休止。先ほどの福島からのおねーさまも休憩されていた。
実は、この中遠見山で記念すべき累計1000座目。パチパチ👏

本当は五竜岳で達成するつもりだったのだが、先日の乗鞍岳(3026m)で思いのほかカウント(994~998座)されてしまったので、計画が少し狂ってしまった(笑)
【お詫び】 実は1座計算間違いをしており、1つ前の小遠見山(2007m)で1000座を達成してました。
日本百名山 乗鞍岳(3026m)
下山してきたハイカーの情報では、稜線上は風速10m以上の強風とのこと。

牛首から唐松岳を経由して八方尾根に降りる予定だったが、登山道が富山県側に付いているので西風の強風をモロに受けて危険と判断し、遠見尾根ピストンに変更されたそうだ。
え~ 上はそんなに荒天なんですか!?(-_-;)
オールAを信じて淡い期待を抱いていたが、失意のうちハイク再開(11:05)

次の目的地、大遠見山(2106m)までは100m以上下って、登り返すそうだ。

先ほどのグループもこの登り返しが堪えたそうだ。明日、私も体験するのか…

この一帯は蛇紋岩が露出しており、濡れていると滑りやすいので注意。

登山道脇に池塘が目立ってくる(11:52)

ところどころぬかるんでいる箇所もある。

11:54 大遠見山山頂(標高2106m)

本日3座目で、累計1001座目。中遠見山から49分(標準CT40分)で、登山口(Y1)からは3時間10分(標準CT2時間40分)と計画通りで到着。
本来の山頂、三角点(三等・中ノ澤)は登山道より少し登った先にあるようだが、藪漕ぎが必要なのでパス。
ここでも再会したおねーさまと談笑しながら、行動食で栄養補給。

おねーさまは昨日麓で前泊し、明日も後泊されるそうだ。
再び先行されたおねーさまに続き、私もハイク再開(12:11)

次の目的地、西遠見山(2268m)まで目標50分(標準CT45分)
しばらくなだらかな尾根を進んでいく。

ヤマハハコ(山母子)

キク科ヤマハハコ属の多年草。
依然として五竜岳は雲の中(-_-;)

大きな池と開けた場所が見えてきた。

12:50 西遠見山(休憩所)(標高約2195m)

大遠見山から39分。本来の西遠見山頂(2268m)はもうひと登りした先だが、休憩できそうな場所がないため、ここを西遠見としているようだ。
西遠見山を過ぎると、登山道の様子は一変する。

右側が大きく切れ落ちたザレた道で、一旦下って登り返しとなる。

道幅は割とあるので、慎重に歩けば問題ない。
急坂をよたよた登っていく。

道を譲ることもなくなり、どうやら最後尾になったようだ(笑)
ガスが薄くなり、白岳(2541m)と五竜岳の鞍部に微かに山荘が見えてきた(13:32)

この付近で中遠見付近で追い越されたソロの外国人女性と再会。

タンクトップに短パン姿の彼女は、もう五竜岳山頂から降りてきたのか(-_-;)
やや長い木階段が見えるこの場所で小休止(13:50)

前方に見える白岳(しらたけ)(2541m)

初雪の頃に、真っ白い姿を見せるのでこう呼ばれるようになったとされる。
山荘まであと1時間チョッとなので、予定通り到着できそう。

意を決して階段を登っていく(14:00)

階段を登り終えると、今度は鎖場。

登りは鎖を頼らなくてもなんとかなるが、滑りやすいので注意。

チングルマ(果穂)(珍車・稚児車)

バラ科ダイコンソウ属の落葉小低木。
だいぶバテており、ここでも小休止(14:22)

3箇所目の鎖場が登場(14:46)

ここも比較的容易で、鎖は補助的に使う程度。
4箇所目の鎖場(14:51)

ただし蛇紋岩は濡れると滑りやすいの注意。
最後(5箇所目)の鎖場(14:53)

ここはスラブ状になっているので、下りは特に注意。
白岳山頂に近づくにつれガスが出てきて、風が強くなってくる(15:02)

下山者の話通り、稜線付近には富山県側から風速10m近い強風が吹いている。
15:12 白岳山頂(標高2541m)

本日5座目だが、標識等はなし。ここまで6時間28分(標準CT5時間)
15:14 白岳分岐(標高約2522m)

長野県と富山県の県境で、右に行くと牛首を経由して唐松岳(2696m)に至る。
ガスと強風の中を下っていくと、山荘が浮かび上がってきた。

15:19 五竜山荘(標高約2490m)

タイムは6時間35分(標準CT5時間10分)と、まさに登山計画通りに到着。
今回も自分の実力を冷静に分析した登山計画だったと自画自賛(笑)
Revenge ~遥かなる五竜岳(2814m) 1日目その3 に続く…
やっぱり、山っていいね!
☆☆☆ランキング参加中です。☆☆☆


にほんブログ村
応援のポチッ、お願いします。
↓こちらもポチっとよろしくお願いします。
- 関連記事
-
-
Revenge ~遥かなる五竜岳(2814m) 2日目 2024/09/26
-
Revenge ~遥かなる五竜岳(2814m) 1日目その3 2024/09/25
-
Revenge ~遥かなる五竜岳(2814m) 1日目その2 2024/09/24
-
Revenge ~遥かなる五竜岳(2814m) 1日目その1 2024/09/23
-
遥かなる五竜岳(2814m) 2日目 2022/10/12
-