会津探訪2023 ⑤ ねぎそば 本家玉屋
大内宿名物のねぎそばを食すべく、いろいろ悩んだがこの店へ。
本家 玉屋

伝承では後白河天皇の皇子、以仁王(もちひとおう)が平家打倒を図るも敗れ、密かに東国に流れて大内宿に辿り着き、この玉屋(佐藤家)で草鞋を脱がれ逗留されたと伝わる。
以来以仁王を祀る高倉神社の永代御頭家として現在に至る。

本家玉屋さんではねぎそばは祝言そばと呼んでいる。

祝言そばは嫁入り時の祝言膳の一品で、猪苗代一帯では具に鶏やごぼうが使われたそうだ。
1時間前に食べたばかりですがなにか?

”我が身 既に鉄なり わが胃袋 既に空なり 天魔伏滅”
カンカン照りの外に比べ少し薄暗い座敷に案内される。

"この世を照す光あらば この世を斬る影もあると知れ"
祝言そば(ねぎそば)のほかに、辛み大根のつけ汁でいただく高遠そばも名物。

高遠(たかとお)とは長野県伊那市高遠町のことで、3代将軍家光の庶弟で、信濃高遠藩主だった保科正之公が会津に移封された際に、高遠から蕎麦打ち職人を連れてきたことに由来する。
お茶かと思いきや、水だった(笑)

先付け(サービス)の蕎麦味噌のもろきゅう。

あるじ、かたじけない。
♪もろきゅうを 食べながら 今は待つだけ 今は待つだけ

祝言そば(ねぎそば)(1,200円)

お椀に突き刺さった丸ごとのままの生ネギ。

古くから会津では小さいお椀にねぎを挿して子孫繁栄を願うという風習があり、またそばは祝いの席や将軍家への献上品だったため、「切る」というのは縁起が悪いとされ、ねぎを切らずにそのまま使ったのが始まりとされる。
ねぎを箸代わりにして食べ、大内宿では三澤屋さんが始めたとされる。

山菜、天かすなどとよく混ぜて、器を口元に近づけ、ねぎで掻き込むのが作法。

時折ねぎをかじって、薬味替わりにするワイルドな食べ方。

辛み大根の高遠そばに通ずる生ねぎの辛みがアクセントになり、おろしそば王国の福井県民の口にはよく合うと思う。
根元だけをかじるのはキツいので、ごちそうさまでした(笑)

路地脇から今にも半蔵たちが飛び出してくる雰囲気。

うん!?

これはもしかして…

甲賀流椎名組の仕業か!?

♪服部半蔵 影の軍団 メインテーマ スペクトラム
スペクトラム(SPECTRUM)は金管楽器(ブラス)をメインとしたフュージョン・ブラスロックバンドで、僅か3年間の短い活動だった。
ここからは♪服部半蔵 影の軍団 メインテーマを聴きながらお読みください(笑)
カキーン! 脳内では三代目服部半蔵(千葉真一)になりきって、戦っています(笑)

1stシリーズ(1980年)には、会津宰相こと保科正之(山村聰)公も登場されていた。

こころ旅の火野正平さんも、半蔵配下で火遁を得意とする大八役で出演。

2012年春の旅で、大内宿に訪れておられます。
味処 みなとや(港屋)

「あるじ、1本いただけないか。」 「へい、250文になりやす。」

しんごろう(250円)

炊いたご飯を半つきにして丸く握り、割りばしや串に差して、じゅうねん味噌を塗って炭火で炙った南会津の郷土料理で、その昔、正月に神様に備えるお餅を買うことができなかった新五郎が考案したと言われる。
店先でいただく場合、冷たいお茶をサービスしてくれる。

あるじ、かたじけない。
じゅうねんとはエゴマのことで、食べると十年長生きすることから名付けられた。

甘じょっぱい味付けで美味しかった。
影の軍団遊びはこれくらいで(笑)
本家玉屋(大内宿)
会津探訪2023 ⑥ 塔のへつり につづく…
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本家 玉屋

伝承では後白河天皇の皇子、以仁王(もちひとおう)が平家打倒を図るも敗れ、密かに東国に流れて大内宿に辿り着き、この玉屋(佐藤家)で草鞋を脱がれ逗留されたと伝わる。
以来以仁王を祀る高倉神社の永代御頭家として現在に至る。

本家玉屋さんではねぎそばは祝言そばと呼んでいる。

祝言そばは嫁入り時の祝言膳の一品で、猪苗代一帯では具に鶏やごぼうが使われたそうだ。
1時間前に食べたばかりですがなにか?

”我が身 既に鉄なり わが胃袋 既に空なり 天魔伏滅”
カンカン照りの外に比べ少し薄暗い座敷に案内される。

"この世を照す光あらば この世を斬る影もあると知れ"
祝言そば(ねぎそば)のほかに、辛み大根のつけ汁でいただく高遠そばも名物。

高遠(たかとお)とは長野県伊那市高遠町のことで、3代将軍家光の庶弟で、信濃高遠藩主だった保科正之公が会津に移封された際に、高遠から蕎麦打ち職人を連れてきたことに由来する。
お茶かと思いきや、水だった(笑)

先付け(サービス)の蕎麦味噌のもろきゅう。

あるじ、かたじけない。
♪もろきゅうを 食べながら 今は待つだけ 今は待つだけ

祝言そば(ねぎそば)(1,200円)

お椀に突き刺さった丸ごとのままの生ネギ。

古くから会津では小さいお椀にねぎを挿して子孫繁栄を願うという風習があり、またそばは祝いの席や将軍家への献上品だったため、「切る」というのは縁起が悪いとされ、ねぎを切らずにそのまま使ったのが始まりとされる。
ねぎを箸代わりにして食べ、大内宿では三澤屋さんが始めたとされる。

山菜、天かすなどとよく混ぜて、器を口元に近づけ、ねぎで掻き込むのが作法。

時折ねぎをかじって、薬味替わりにするワイルドな食べ方。

辛み大根の高遠そばに通ずる生ねぎの辛みがアクセントになり、おろしそば王国の福井県民の口にはよく合うと思う。
根元だけをかじるのはキツいので、ごちそうさまでした(笑)

路地脇から今にも半蔵たちが飛び出してくる雰囲気。

うん!?

これはもしかして…

甲賀流椎名組の仕業か!?

♪服部半蔵 影の軍団 メインテーマ スペクトラム
スペクトラム(SPECTRUM)は金管楽器(ブラス)をメインとしたフュージョン・ブラスロックバンドで、僅か3年間の短い活動だった。
ここからは♪服部半蔵 影の軍団 メインテーマを聴きながらお読みください(笑)
カキーン! 脳内では三代目服部半蔵(千葉真一)になりきって、戦っています(笑)

1stシリーズ(1980年)には、会津宰相こと保科正之(山村聰)公も登場されていた。

こころ旅の火野正平さんも、半蔵配下で火遁を得意とする大八役で出演。

2012年春の旅で、大内宿に訪れておられます。
味処 みなとや(港屋)

「あるじ、1本いただけないか。」 「へい、250文になりやす。」

しんごろう(250円)

炊いたご飯を半つきにして丸く握り、割りばしや串に差して、じゅうねん味噌を塗って炭火で炙った南会津の郷土料理で、その昔、正月に神様に備えるお餅を買うことができなかった新五郎が考案したと言われる。
店先でいただく場合、冷たいお茶をサービスしてくれる。

あるじ、かたじけない。
じゅうねんとはエゴマのことで、食べると十年長生きすることから名付けられた。

甘じょっぱい味付けで美味しかった。
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