秘湯の宿へ~那須岳(1915m) プロローグ
8月の平均気温が30℃超という記録的な暑さが続く福井県。
ようやく遅いお盆休みの残りとして、3連休が貰えた。
6月から所用が多く、ずっと近場の里山しか行けてなかったが、なんとか時間が取れそうなので、待望の遠征ハイクに出かけよう!
昨年撤退を余儀なくされた、鹿島槍ヶ岳、それとも五竜岳にしようか?
しかし予定の3日間(8/24~26)の登山指数はいずれもC(涙)
小屋の予約状況も1週間ほど前までは、満室もしくは要確認となっており、空室表示に変わったと思ったらこの登山指数。 Orz
登山指数Cで強行しても昨年の二の舞になりかねず、以前から行きたかったこの山をチョイス。
那須岳

栃木県と福島県に跨る那須火山帯に位置する山で、日本百名山。
ただし那須岳という山はなく、日本百名山の著者深田久弥は、「那須岳とは那須五岳の中枢を成す茶臼岳、朝日岳および三本槍岳のこと」と記している。
なおこの3座に、南月山(みなみがつさん)、黒尾谷岳(くろおやだけ)を加えた5座を那須五岳と称する。
奇しくも21日(月)から天皇・皇后両陛下御一家が那須御用邸に行幸啓されており、畏くも陛下より御宸憂(ごしんゆう)を相談されたいと招かれたからでもある(大ウソ)
那須岳に行きたい本当の理由は、山中にある山小屋に泊まりたいから。
三斗小屋温泉(さんどこやおんせん) 煙草屋旅館

那須岳の北西側中腹にある山小屋で、その名の通り温泉がある。
現在三斗小屋温泉にはこの煙草屋旅館のほかにもう1軒、大黒屋旅館があり、どちらにしようか迷ったが、収容人数が多く、露天風呂のある煙草屋旅館をチョイス。
早速予約したいところだが、予報がコロコロ変わっており、しかも予約日2日前からはキャンセル料(3,000円~)が発生する。予約状況は26日(土)こそ満室に変わったが、24日(木)、25日(金)はずっと空室ありの表示が続いていたので、ギリギリまで天候を見極めてから予約することにする。
肝心のお天気は決して3日間とも良い訳でなく、

22日(火)の朝時点では、24日はCで、風速10m/s超の強風の予報(-_-;)
那須岳の稜線部は森林限界を超えているので、強風や落雷の恐れがある場合、かなり危険。当初24日に宿泊し、25日に下山する計画だったが、福井ICから那須ICまでは約600㎞あり、所要時間は約7時間。
前日帰宅後夜通し走っても、登山口に着くのは早くて5時近くとなり、十分な仮眠が取れない状況でのハイクになりかねない。
そこで24日は付近の観光をしながら、25・26日で登るプランに変更。
これなら十分睡眠が取れて、万全の体調で登られる。
満を持して、煙草屋旅館へ予約の電話をし、受理される。
宿泊は要予約で、予約方法は現地への電話(衛星電話)のみ。
なおテント泊(7張)も要予約だが、10月末まで利用不可なのでご注意を。
三斗小屋温泉 煙草屋旅館
無事予約できたものの、夜には25日の予報がBに変わってしまった(-_-;)

大丈夫かな…
出発日当日、24日の予報は依然としてCだが、25・26日はA。

これも日頃の行ないが良いせいだろう(ウソ)
仕事から帰宅後出発し、節約のため金沢までR8で北上。

やはたのすしべん 金沢東インター店で、遅い夕食(22:45)

ここの天とじ丼は相変わらず絶品!
金沢東ICから北陸道(E8)へ。

25:00 名立谷浜SA(下り)

トイレ休憩で立ち寄ったところ、驚愕の事実が判明!

約140㎞先の磐越道(E49)、新潟中央JCT~新津IC間が道路工事のため、9/2まで20時-翌6時の時間帯で通行止。これは完全なリサーチ不足だった(-_-;)
24日に登るなら、上越JCTから上信越道(E18)、北関東道(E50)経由で東北道(E4)にルート変更するか、新潟中央ICで一旦降りて、その約30㎞先の磐越道安田ICまでR49を利用するしかないが、初日を移動・観光日にしたので先を急ぐ必要は全くない。
柏崎市の米山SA(下り)で朝まで仮眠することにzzz

大型車でほぼ満車だったが、かろうじて停めることができた。
5時30分に起床し、車内で軽く朝食を済ませる。

愛車にもSA内の給油所で朝ごはん。レギュラーは出発前に給油したスタンドより28円も高い199円/L。財布には厳しいが、高速でガス欠になり、リッターウン千円のガソリンを入れる羽目になるより全然マシ。
まだ6時前だというのに、燦燦と降り注ぐ日差し。

今日の柏崎市の最高気温は38℃だそうだ(-_-;)
工事規制は既に終了しており、新潟中央JCTから磐越道(E49)へ(7:00)

阿賀野川沿いのこの一帯は五泉市で、降雨不足で支流の早出川ダムでは貯水率0%になっているニュースが連日報道されている。
黒森山トンネル(L=2759m)を抜けて福島県に入る。

あの雲のかかっているのが、那須連山かな?
会津のシンボル、日本百名山の磐梯山(1816m)

麓は快晴だが、山上は軒並み雲の中。
会津若松ICで降りて、R49を飯盛山(いいもりやま)方面へ。

会津探訪2023 ① さざえ堂と白虎隊終焉の地 につづく…
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ようやく遅いお盆休みの残りとして、3連休が貰えた。
6月から所用が多く、ずっと近場の里山しか行けてなかったが、なんとか時間が取れそうなので、待望の遠征ハイクに出かけよう!
昨年撤退を余儀なくされた、鹿島槍ヶ岳、それとも五竜岳にしようか?
しかし予定の3日間(8/24~26)の登山指数はいずれもC(涙)
小屋の予約状況も1週間ほど前までは、満室もしくは要確認となっており、空室表示に変わったと思ったらこの登山指数。 Orz
登山指数Cで強行しても昨年の二の舞になりかねず、以前から行きたかったこの山をチョイス。
那須岳

栃木県と福島県に跨る那須火山帯に位置する山で、日本百名山。
ただし那須岳という山はなく、日本百名山の著者深田久弥は、「那須岳とは那須五岳の中枢を成す茶臼岳、朝日岳および三本槍岳のこと」と記している。
なおこの3座に、南月山(みなみがつさん)、黒尾谷岳(くろおやだけ)を加えた5座を那須五岳と称する。
奇しくも21日(月)から天皇・皇后両陛下御一家が那須御用邸に行幸啓されており、畏くも陛下より御宸憂(ごしんゆう)を相談されたいと招かれたからでもある(大ウソ)
那須岳に行きたい本当の理由は、山中にある山小屋に泊まりたいから。
三斗小屋温泉(さんどこやおんせん) 煙草屋旅館

那須岳の北西側中腹にある山小屋で、その名の通り温泉がある。
現在三斗小屋温泉にはこの煙草屋旅館のほかにもう1軒、大黒屋旅館があり、どちらにしようか迷ったが、収容人数が多く、露天風呂のある煙草屋旅館をチョイス。
早速予約したいところだが、予報がコロコロ変わっており、しかも予約日2日前からはキャンセル料(3,000円~)が発生する。予約状況は26日(土)こそ満室に変わったが、24日(木)、25日(金)はずっと空室ありの表示が続いていたので、ギリギリまで天候を見極めてから予約することにする。
肝心のお天気は決して3日間とも良い訳でなく、

22日(火)の朝時点では、24日はCで、風速10m/s超の強風の予報(-_-;)
那須岳の稜線部は森林限界を超えているので、強風や落雷の恐れがある場合、かなり危険。当初24日に宿泊し、25日に下山する計画だったが、福井ICから那須ICまでは約600㎞あり、所要時間は約7時間。
前日帰宅後夜通し走っても、登山口に着くのは早くて5時近くとなり、十分な仮眠が取れない状況でのハイクになりかねない。
そこで24日は付近の観光をしながら、25・26日で登るプランに変更。
これなら十分睡眠が取れて、万全の体調で登られる。
満を持して、煙草屋旅館へ予約の電話をし、受理される。
宿泊は要予約で、予約方法は現地への電話(衛星電話)のみ。
なおテント泊(7張)も要予約だが、10月末まで利用不可なのでご注意を。
三斗小屋温泉 煙草屋旅館
無事予約できたものの、夜には25日の予報がBに変わってしまった(-_-;)

大丈夫かな…
出発日当日、24日の予報は依然としてCだが、25・26日はA。

これも日頃の行ないが良いせいだろう(ウソ)
仕事から帰宅後出発し、節約のため金沢までR8で北上。

やはたのすしべん 金沢東インター店で、遅い夕食(22:45)

ここの天とじ丼は相変わらず絶品!
金沢東ICから北陸道(E8)へ。

25:00 名立谷浜SA(下り)

トイレ休憩で立ち寄ったところ、驚愕の事実が判明!

約140㎞先の磐越道(E49)、新潟中央JCT~新津IC間が道路工事のため、9/2まで20時-翌6時の時間帯で通行止。これは完全なリサーチ不足だった(-_-;)
24日に登るなら、上越JCTから上信越道(E18)、北関東道(E50)経由で東北道(E4)にルート変更するか、新潟中央ICで一旦降りて、その約30㎞先の磐越道安田ICまでR49を利用するしかないが、初日を移動・観光日にしたので先を急ぐ必要は全くない。
柏崎市の米山SA(下り)で朝まで仮眠することにzzz

大型車でほぼ満車だったが、かろうじて停めることができた。
5時30分に起床し、車内で軽く朝食を済ませる。

愛車にもSA内の給油所で朝ごはん。レギュラーは出発前に給油したスタンドより28円も高い199円/L。財布には厳しいが、高速でガス欠になり、リッターウン千円のガソリンを入れる羽目になるより全然マシ。
まだ6時前だというのに、燦燦と降り注ぐ日差し。

今日の柏崎市の最高気温は38℃だそうだ(-_-;)
工事規制は既に終了しており、新潟中央JCTから磐越道(E49)へ(7:00)

阿賀野川沿いのこの一帯は五泉市で、降雨不足で支流の早出川ダムでは貯水率0%になっているニュースが連日報道されている。
黒森山トンネル(L=2759m)を抜けて福島県に入る。

あの雲のかかっているのが、那須連山かな?
会津のシンボル、日本百名山の磐梯山(1816m)

麓は快晴だが、山上は軒並み雲の中。
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